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第4話 異世界初のクレーム処理
しおりを挟む異世界で最初に戦う相手は、魔物でも盗賊でもなかった。
――クレームを抱えて乗り込んできた商人だった。
◇◆◇
「だからですねぇ! このままではウチの商会が大損なんですよ!」
朝のギルドホールに、甲高い声が響き渡る。
入口近くのテーブルで、俺とリシェル、そして一人の男が向かい合っていた。
丸い腹、油で撫でつけた髪、指には金の指輪。
典型的な「交渉慣れした商人」の見た目だが、その目の奥には妙な焦りがある。
「ロエル商会スレイル支部、支店長のベルノー様ね」
リシェルが書類をぱらぱらとめくりながら、ややうんざりした声で言う。
「前回の護衛依頼についての、ご相談、っと」
「相談じゃなくて抗議です、抗議!」
ベルノーが机をばん、と叩いた。薄い紙が震える。
周囲の冒険者たちが「またか」という顔でこっちを見る。
ミナはカウンターの奥で頭を抱えていた。
「……こういうの、よくあるの?」
小声で尋ねると、リシェルが肩をすくめた。
「“よく”ってほどじゃないけど、たまにね。
護衛依頼はリスクが高いから、何かあるとすぐギルドの責任にしようとする商人もいるのよ」
俺が異世界二日目にして担当しているのは――クレーム処理。
心のどこかで、ものすごく既視感があった。
「それでですね」
ベルノーが身を乗り出す。
「先日の護衛依頼、ギルド経由で冒険者を手配してもらったでしょう? その隊が、予定より一日遅れて到着したせいで、ウチは取引先からペナルティを取られましてね。これは明らかに契約違反ですよ!」
「道中で野盗の襲撃があったから、予定より遅れたんですよね」
リシェルが淡々と言う。
「報告書には、“荷は守り切ったが、戦闘と負傷者の治療で一日足止めを食らった”ってあるわ」
「荷を守るのは当たり前でしょう! 時間どおり届けられて初めて仕事と言えるんですよ! ウチは遅延ペナルティを払ったんですから、その分をギルドに負担していただかないと!」
机の上に広がる、取引契約書とギルド依頼書。
縁の線が、ベルノーとギルドの間で、ギシギシと音を立てそうなほどきしんでいる。
(この感じ……本当にどこの世界も同じなんだな)
元の世界でも何度も見た光景だった。
現場の事情を無視して「結果だけ」見て怒る取引先。
全部を一方的に押し付けようとする態度。
その板挟みになるのが、たいてい俺たち調整係だった。
「さて、どうする?」
リシェルが、横目で俺を見る。
この場に俺がいるのは、「最初の根回し案件」としてリシェルが半ば無理やり連れてきたからだ。
『現場を知らない商人の相手、得意でしょ?』
そんなことを言われてしまっては、逃げられない。
「ベルノーさん」
俺は、できるだけ穏やかな声で口を開いた。
「今回の護衛依頼について、確認させていただいてもいいですか」
意識の中で、「根回し」とつぶやく。
半透明のウィンドウが開いた。
===========
根回し:事前会話中……
対象:ベルノー・ロエル
会話目的:状況の共有/感情のガス抜き/落とし所の模索
縁値:ギルドとの関係=中/不安値=高
===========
(不安値……か)
ベルノーと背後の書類の山を結ぶ縁の線が、どす黒くねじれている。
たぶん、あれは商会本部との関係だ。
ここで損を出すと、自分の首が危ない――そんな焦りが、線の色ににじんでいた。
「な、なんです?」
「まず、ベルノーさんの立場からすると、“遅延ペナルティを取られたのが痛い”ということですよね」
「当然ですとも。ウチは利益を出してなんぼの商売なんですから」
「分かります。その点については、ギルドとしても申し訳なく思っています」
まずは、相手の感情に意味付けをしてやる。
それから、事実を並べる。
「ただ、今回の護衛依頼は“魔物・野盗の襲撃が発生する可能性が高い”と事前に説明していますよね」
「そ、それは……ええ、聞きましたけど」
「実際に襲撃があって、荷を守り切り、人の命も落ちていない。
結果だけ考えるなら、“想定されたリスクが現実になったが、被害は最小限に抑えられた”という状況です」
ベルノーの眉がぴくりと動く。
縁値ウィンドウに、わずかな変動が表示される。
===========
“現場の状況説明”による理解度:+1
===========
「ですが、ベルノーさんの商会からしたら、取引先との関係があります」
俺は、ベルノーの背後のねじれた線に目を向ける。
あれは、彼にとっての「上司」だ。
「遅れた理由が何であれ、ペナルティは数字として残る。
その数字だけ見られて、怒られたり、評価を下げられたりするのは、正直つらいですよね」
「……あ、ああ。そうですとも!」
ベルノーの声が少し大きくなる。
「こっちは現場で汗流してるのに、本部の連中は紙切れの数字しか見ないんだ!」
縁の線が少し揺れ、色が変わる。
この人も、この人なりに、板挟みになっているのだ。
(結局、どこの世界でも、中間管理職はつらいってことか)
妙な親近感がわいて、ちょっとだけ笑いそうになる。
「分かります。その気持ち」
「アンタに分かりますかね?」
「ええ。似たような状況でクビになったばかりなんで」
冗談めかして言うと、ベルノーが一瞬きょとんとし、それから噴き出した。
「はは、なるほど。あんたも苦労人か」
「ええ、まあ」
「それで、どうしてくれるんです? ウチの損失は消えないんですよ」
ここからが本番だ。
俺は、テーブルの上の契約書を指さした。
「ベルノーさん。次回以降の話も含めて、“お互いに損をしにくい形”をご提案してもいいですか」
「提案?」
「はい。今回の件を踏まえて、護衛依頼の条件を少し見直すんです」
リシェルが興味深そうにこちらを見る。
ミナも、カウンターの向こうで耳をそばだてているのが分かった。
「今の契約だと、“定められた期日までに荷を届けること”だけが強調されていて、“襲撃があった場合の例外条件”が曖昧です」
「ふむ……」
「例えば、“襲撃が発生し、ギルドがそれを報告書で証明できる場合は、遅延ペナルティの半分をギルドと商会で折半する”という条項を追加するのはどうでしょうか」
ベルノーが目を瞬かせる。
「それでは、ギルドの負担が増えるだけでは?」
リシェルが小声で言う。
「そう見えるけど、そうでもないよ」
俺は小さく返す。
「ギルド側も負担が増える分、“襲撃を未然に防ぐための準備”をより重視するようになります。
事前に危険情報を共有したり、状況によっては護衛の人数を増やしてもらえるよう、依頼の段階で相談することも出てくるでしょう」
「……たしかに」
ミナが小さくうなずく。
「そしてベルノーさんの商会としては、“遅延した時の説明材料”が増えます。
『ギルドとペナルティを折半する条項に基づき、現場と連携して最善を尽くしました』と言えるわけです」
ベルノーの背後のねじれた線が、少しだけ落ち着いた色に変わる。
自分の上に立つ本部への、言い訳――いや、報告の筋道が見えてきたのだろう。
「もちろん、今回の件は既に終わった取引なので、契約の後出しはできません。
ですが、今後一年間の護衛依頼を、すべてスレイル支部経由にしていただけるなら――」
俺は一度息を吸う。
「今回のペナルティ分のうち、“ギルド側の負担分に相当する額”を、特例として割り引きませんか」
リシェルがわずかに目を見開いた。
ミナが慌てて計算を始める。
「ちょ、ちょっと。ギルドの儲け、減るんじゃない?」
「長期的には増えると思う」
俺は小声で返す。
「一年間、護衛依頼を優先的に回してもらえれば、ギルドの仕事は安定します。
腕の立つ冒険者も集まるし、依頼人との信頼も積み上げられる。
短期的に見れば赤字かもしれませんが、長期的に見れば“元が取れる投資”です」
これは会社で嫌というほどやらされた「割引交渉」の応用だ。
違うのは、今度は俺が、「どこまでならギルドのためになるか」を自分で決められること。
「ふむ……ふむふむ……」
ベルノーは唸りながら、指折り勘定している。
縁値ウィンドウに、小さな数値が浮かんだ。
===========
長期取引提案による信頼度:+2
“損失感”の緩和:-1
===========
「……悪くない話ですね」
やがて、ベルノーが口を開いた。
「ウチとしても、本部に対して“ギルドと協力体制を築いた”と言えますし」
「そうですね。ギルドとしても、ロエル商会と長く付き合っていけるのはありがたいです」
リシェルが、すっと笑顔を作る。
「ミナ、試算は?」
「さっき計算したけど……一年分の護衛依頼を全部取れたら、ギリギリ黒字です」
「ギリギリでいいわ。ここで縁を切られるよりマシ」
その言葉と同時に、ベルノーとギルドの間の線が、すっと太くなった。
ねじれは完全には消えていないが、少なくとも今は切れずに済みそうだ。
「では、その条件で合意ということでよろしいですか」
俺が確認すると、ベルノーは大きくうなずいた。
「ええ、ええ! 相沢さんでしたか。話が分かる人がいて助かりましたよ。
いや、まさか異世界から来たばかりの人に救われるとはねえ!」
「いえいえ。こちらこそ、話を聞いてくださってありがとうございます」
握手を交わした瞬間、縁値ウィンドウに小さな表示が出た。
===========
ベルノー・ロエルとの縁値:+3
スキル経験値:+10
「根回し」レベルが2になりました
===========
「おお……レベル上がった」
思わずつぶやくと、ベルノーが首をかしげる。
「何か言いました?」
「いえ、こっちの話です」
◇◆◇
ベルノーが帰った後。
ギルドの一角で、リシェルとミナが同時にため息をついた。
「助かったわ……」
「本当に。今日一日、カウンターが止まるところだった」
ミナが眼鏡を外して目頭を押さえる。
その縁の線は、ほんの少しだけ明るさを増していた。
「相沢さん」
「はい」
「さっきの交渉、すごく助かりました」
ミナが真っ直ぐこちらを見る。
「私、どうしても“ギルドの立場”を優先して考えちゃうから、ああいう長期的な視点はなかなか浮かばなくて」
「俺もどっちかっていうと、元の世界では会社側の立場ばっかり考えてましたけどね」
苦笑すると、リシェルが肘で小突いてきた。
「でも、今回は少し違ったでしょ」
「……そうだね」
元の世界なら、「とにかく相手をなだめて、会社にとって一番得な条件で飲ませる」ことを考えていたと思う。
でも今回は、ギルドも商会も、冒険者たちも――「ここで働いている人間」のことを思い浮かべながら話を進めていた。
(俺は今、“どこかの会社”のためにじゃなくて、“この街で一緒に働く人たち”のために根回ししてるんだ)
それが、妙に心地よかった。
「ねえ、啓太」
リシェルが、少しだけ真面目な声で言う。
「アンタ、自分の仕事を“誰でもできる”なんて、今はまだ思ってる?」
不意を突かれて、言葉が詰まった。
頭のどこかには、まだあの言葉がこびりついている。
“誰がやっても同じ仕事は切る”。
俺は真っ先に切られた。
「……分かんない」
正直に答える。
「俺がいなくても、誰かが同じことをやれたかもしれないし」
「でも、今日のベルノー相手に同じ落とし所を見つけられる人間が、この街に何人いるかって考えてみなさいよ」
リシェルは、あっさりと言う。
「少なくともアタシは無理。ミナだって、あそこまで長期の契約までは思いつかなかった。
“誰でもできる”って、そう簡単に言えるほど、アンタの仕事は安くないわよ」
その言葉は、じわじわと胸の中に広がった。
否定ではなく、肯定。
「代わりはいくらでもいる」と言われ続けた俺にとって、慣れていない種類の言葉だった。
「……ちょっとだけ信じてみようかな」
「何を?」
「俺の根回しが、“ここだからこそ役に立つ”ってこと」
そう言うと、リシェルが満足そうに笑った。
「それでいいのよ。
どうせこれから、もっと面倒な案件が山ほど来るんだからさ」
「え、もっと?」
「今日のはまだ序の口。
この街の本当に厄介な連中はね――“剣も金も持ってるくせに、縁を平気で切り捨てる人たち”よ」
リシェルの目が、遠くの北の山脈を見据える。
そこから伸びるいくつもの縁の線が、どこか不穏な色に染まっているのが見えた。
「国境の向こうで、ちょっときな臭い動きがある。
商会同士の争いだけじゃない、貴族たちの駆け引きも絡んでる。
今日みたいな小さな根回しの積み重ねが、そのうち――戦争を止めるかもしれないわよ」
冗談めかした口調だったけれど、その言葉は妙に胸に残った。
(戦争を、根回しで、止める――なんて)
笑い飛ばすには、あまりにも大きな話だ。
でも、女神は言っていた。
「縁が断たれかけている世界」だと。
だったら、俺のやるべきことは、きっと一つだ。
「まあ、その前に」
リシェルが立ち上がる。
「今日のところは、昼飯食べに行きましょ。
クレーム処理の後は、甘いもので頭をリセットするに限るわ」
「それ、異世界でも一緒なんだな……」
思わず笑いながら俺も立ち上がる。
ギルドの喧騒が、さっきより少しだけ柔らかく聞こえた。
――クレーム処理は、剣より心を削る仕事だ。
でも、今度は俺が、自分で選んだ戦場だ。
そう思えたことが、何より救いだった。
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