気軽にタイムリープ

なゆか

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二話中

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ガサッ

西井「…はぁ、またここか」

あっいつもの不思議なお姉さんが来た。

西井「戻るか…」

相変わらず僕の存在に気付いてない。

全く、仕方ないなぁ…

ガサッ

?「お姉さん!」

西井「うわッ⁉︎」

僕はお姉さんに飛び付くと、
すぐに消えてしまった。

?「また居なくなっちゃった」

確かにそこに居たのに、
お姉さんは驚くと僕の前から消えていなくなる。

そして、気がつくと僕は高校生になっていて
あの部屋に突然現れて消えたお姉さんは
同じクラスにいる。

何なんだろう…

台東「…はぁ」

南澤「紅音、どうしたの?」

僕はあの部屋から記憶が飛んで
すぐに高校生になって、
その間の記憶が一切無い。

けど、目の前に居るのが幼馴染の
南澤心愛ちゃんだという事は分かる。

台東「何でも無いよ、心愛ちゃん」

南澤「あっそうそう、先週行った遊園地の…」

心愛ちゃんは、楽しそうに
先週僕と行ったという遊園地の話を
してくるが、僕にはその記憶が無い。

心愛ちゃんや自分のスマホのデータフォルダには、
遊園地での写真や、これまで一緒に
撮ったであろう写真がある。

僕は知らないのに、どの写真でも笑っている
高校生の僕の姿が気持ち悪くて仕方ない。

それに、学んでないのに
勉強とかの知識があるのも気持ち悪い。

台東「西井さん、先生が呼んでるよ」

お姉さんの名前は、
西井架乃
同じクラスだから分かる。

僕はどの先生に呼ばれているのか、
どこに行くべきなのかを言っていないのに
お姉さんは行ってしまった。

お姉さんは、きっとタイムリープをしているんだ。

だから、いつかの僕が言った事を覚えてるんだ。

だとしたら、僕は何度もあの部屋から
今までを繰り返しているんじゃ無いかと思う。

僕は一瞬で高校生になって、
何度も繰り返してるんだとしても覚えてないし…
お姉さんだけ、たくさんの時間を生きてるんだね。

台東「ずるいなぁ」

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