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イメージの崩壊
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昼休み
教室で昼を食べていると
泣きながら教室に入って来た
ギャルのクラスメイト。
何事かとチラチラと
その様子を見ているとどうやら彼氏に
フラれたとの事だった。
しかも、その相手が赤沢君。
高校卒業するから別れを告げられたと
泣きじゃくり声が丸聞こえで
朝の事もあったし、赤沢君のイメージが変わった。
~
その日の放課後
「やっぱり、別れたくないぃ」
私はたまたま忘れ物を取りに教室に来ていた為、
隣の教室からの声が耳に入った。
伊野「俺、席外すから」
赤沢「別に居ていいんだけど」
伊野「いや、それはなー
とりま隣にいるから、終わったら呼んで」
隣に来る!?
私はやばいと教室から出ようとしたら
当然その声の主、伊野君に見つかった。
伊野「やらしー、盗み聞き?」
山田「ちゃいますッ」
伊野「なんで関西弁なんだよ、とにかく
時間潰しに付き合って
あっなんかまた妄想の話聞かしてよ」
山田「…地獄だ」
結局私は伊野君の言いなりである。
~
伊野「安定のヤバさだ」
私は妄想の話ではなく、
自分のフェチの話をした。
山田「伊野さんはフェチ無いんですか?」
伊野「俺? まぁ山田さんみたいに
変態なフェチは無いな」
山田「匂いフェチは…そんなに変態ですかね」
伊野「言い方がもう変態丸出しって感じ。
さっきの山田さんのモノマネ出来るよ」
伊野さんはニヤリと笑う。
伊野「すぅうはぁぁ…よだれダラダラぁー」
伊野君はヘラヘラしながら、
口を拭う仕草をする。
山田「そっそんなですか⁈」
伊野「山田さんって、大体こんなんだよ」
伊野君の目にはこんな風に見えてんのかと
私は落胆した。
伊野「ぐへへって感じ、あーやっぱ俺じゃ
山田さんのヤバさは完全に真似出来ない」
山田「…はぁ」
ガラッ
赤沢「お待たせって、ん?」
赤沢君は話しが終わったらしく、教室に入って来た。
伊野「良は話ついたん?」
赤沢「まぁ一応ね、
本当全然聞き分け良くなくて大変だったわ」
赤沢君は溜息を吐き、机に腰掛けた。
伊野「フった理由がなんかあったんじゃね」
赤沢「いやいや、大学違うから別れようって
正当な理由でしょ」
伊野「相変わらずドライだな」
赤沢「それで、山田さん」
突然名指しをされ、私は立ち上がった。
赤沢「いつまでいんの? 帰れば?」
かなり冷たい赤沢君。
伊野「あー駄目だろ、良。
山田さん萌えてるから」
赤沢「は? 何それ」
山田「い…伊野さんッ⁈」
本当に言う気なのかと私はリュックを抱える。
伊野「山田さんの目ギラついてるじゃん」
山田「え…いや、そんな事は」
赤沢「なんの話してんの? 萌えるって何」
伊野「萌えーってヤツ」
赤沢「え、キモいんだけど」
真正面からキモいと言われた。
これはこれでとは、心の奥で思っているが
実際言われると泣きそうになる。
山田「ぅ…」
私はその場から逃げ出そうとするが、
赤沢君に止められた。
赤沢「ねぇ俺、萌えさせる事
言ってないんだけど」
山田「えっ…いや、存在が」
咄嗟に応えてしまった。
赤沢「は? 存在って?」
伊野「結局自分で
カミングアウトしてんじゃん」
伊野さんは爆笑している。
赤沢「え、なんなわけ」
赤沢君は困惑している。
山田「わ…私は帰るので」
赤沢「は? 意味分かんないんだけど
説明してから帰ってよ」
山田「ぇ…えぇ…帰りた」
赤沢「駄目だよ、説明して」
赤沢君、めちゃくちゃ怖い。
赤沢「キョドってないで、早く説明」
山田「…怖」
赤沢「何? 聞こえない」
凄い攻めてくる。
赤沢「はっきり、喋ってくんない」
山田「…サディストじゃ」
赤沢「サディスト?俺の事言ってんの?」
山田「…そうですよ」
赤沢「で、俺がサドだったらなんなわけ?」
山田「…」
赤沢「だんまりしないでくんない」
山田「…萌えるなって…思いまして」
伊野「やべぇ!言っちゃったよ」
赤沢「は? この状況で萌えてんの?
まじ怖いんですけど」
山田「…なら、もう散策しない方が身の為です」
赤沢「なんなのまじで、弘樹も笑ってんなよ」
赤沢君は爆笑する伊野君の背中を叩く。
伊野「ははっ、アレだよ山田さん変態だから」
赤沢「変態なの?」
山田「…はい、そうです」
私は頷くと赤沢君は顔を引きつらせた。
赤沢「まじヤバいやつじゃん、
普通変態かなんて聞かれたら、
はいそうですなんて応えないって」
伊野「分かっただろ? 山田さんの面白さ」
赤沢「弘樹がそんな笑ってんのかまでは
分かんないけど、ヤバいやつなのは分かった」
赤沢君は椅子を引き、椅子の背もたれに
頬杖を着いた。
山田「…仕草が」
赤沢「なんて?」
もう変態だとバレたし、
もう高校生活終わったなと白状する事にした。
山田「その袖の感じとか…仕草の節々が
たまらないと…思いまして」
赤沢「…え、何言ってんの」
伊野「はははッ!」
山田「その外見でサディストとか…ギャップが」
赤沢「ちょ…待って」
山田「はい?」
赤沢「はい? じゃないでしょ、まじで
何言い出してんの? 同級生相手に
たまらないとか、よく言えんね」
伊野「変態だからな!」
赤沢「確かに変態ってだけで、説得力はある。
だけど、同級生を変な目で見てんのが恐怖だわ」
山田「だから散策を」
伊野「山田さんッ…さっきも間違えてたから…
散策じゃなくて、詮索でしょ」
赤沢「今それツッコんでる場合
じゃないでしょ」
山田「馬鹿で変態なので…」
ガラッ
その時先生が入って来た。
先生「山田、また変な発言してるのか?
下校時間とっくに過ぎてるから、早く帰れ」
赤沢「またって、どういうことですか?」
先生「前、伊野に問題発言してたからな」
伊野「山田さんが俺の事を卑猥な目で
見てるって話しててさ」
赤沢君は完全にドン引いた顔した。
先生「ほら、帰った帰った。
それと山田は女子って自覚持つようにな」
先生はそう言って、下校を急かした。
教室で昼を食べていると
泣きながら教室に入って来た
ギャルのクラスメイト。
何事かとチラチラと
その様子を見ているとどうやら彼氏に
フラれたとの事だった。
しかも、その相手が赤沢君。
高校卒業するから別れを告げられたと
泣きじゃくり声が丸聞こえで
朝の事もあったし、赤沢君のイメージが変わった。
~
その日の放課後
「やっぱり、別れたくないぃ」
私はたまたま忘れ物を取りに教室に来ていた為、
隣の教室からの声が耳に入った。
伊野「俺、席外すから」
赤沢「別に居ていいんだけど」
伊野「いや、それはなー
とりま隣にいるから、終わったら呼んで」
隣に来る!?
私はやばいと教室から出ようとしたら
当然その声の主、伊野君に見つかった。
伊野「やらしー、盗み聞き?」
山田「ちゃいますッ」
伊野「なんで関西弁なんだよ、とにかく
時間潰しに付き合って
あっなんかまた妄想の話聞かしてよ」
山田「…地獄だ」
結局私は伊野君の言いなりである。
~
伊野「安定のヤバさだ」
私は妄想の話ではなく、
自分のフェチの話をした。
山田「伊野さんはフェチ無いんですか?」
伊野「俺? まぁ山田さんみたいに
変態なフェチは無いな」
山田「匂いフェチは…そんなに変態ですかね」
伊野「言い方がもう変態丸出しって感じ。
さっきの山田さんのモノマネ出来るよ」
伊野さんはニヤリと笑う。
伊野「すぅうはぁぁ…よだれダラダラぁー」
伊野君はヘラヘラしながら、
口を拭う仕草をする。
山田「そっそんなですか⁈」
伊野「山田さんって、大体こんなんだよ」
伊野君の目にはこんな風に見えてんのかと
私は落胆した。
伊野「ぐへへって感じ、あーやっぱ俺じゃ
山田さんのヤバさは完全に真似出来ない」
山田「…はぁ」
ガラッ
赤沢「お待たせって、ん?」
赤沢君は話しが終わったらしく、教室に入って来た。
伊野「良は話ついたん?」
赤沢「まぁ一応ね、
本当全然聞き分け良くなくて大変だったわ」
赤沢君は溜息を吐き、机に腰掛けた。
伊野「フった理由がなんかあったんじゃね」
赤沢「いやいや、大学違うから別れようって
正当な理由でしょ」
伊野「相変わらずドライだな」
赤沢「それで、山田さん」
突然名指しをされ、私は立ち上がった。
赤沢「いつまでいんの? 帰れば?」
かなり冷たい赤沢君。
伊野「あー駄目だろ、良。
山田さん萌えてるから」
赤沢「は? 何それ」
山田「い…伊野さんッ⁈」
本当に言う気なのかと私はリュックを抱える。
伊野「山田さんの目ギラついてるじゃん」
山田「え…いや、そんな事は」
赤沢「なんの話してんの? 萌えるって何」
伊野「萌えーってヤツ」
赤沢「え、キモいんだけど」
真正面からキモいと言われた。
これはこれでとは、心の奥で思っているが
実際言われると泣きそうになる。
山田「ぅ…」
私はその場から逃げ出そうとするが、
赤沢君に止められた。
赤沢「ねぇ俺、萌えさせる事
言ってないんだけど」
山田「えっ…いや、存在が」
咄嗟に応えてしまった。
赤沢「は? 存在って?」
伊野「結局自分で
カミングアウトしてんじゃん」
伊野さんは爆笑している。
赤沢「え、なんなわけ」
赤沢君は困惑している。
山田「わ…私は帰るので」
赤沢「は? 意味分かんないんだけど
説明してから帰ってよ」
山田「ぇ…えぇ…帰りた」
赤沢「駄目だよ、説明して」
赤沢君、めちゃくちゃ怖い。
赤沢「キョドってないで、早く説明」
山田「…怖」
赤沢「何? 聞こえない」
凄い攻めてくる。
赤沢「はっきり、喋ってくんない」
山田「…サディストじゃ」
赤沢「サディスト?俺の事言ってんの?」
山田「…そうですよ」
赤沢「で、俺がサドだったらなんなわけ?」
山田「…」
赤沢「だんまりしないでくんない」
山田「…萌えるなって…思いまして」
伊野「やべぇ!言っちゃったよ」
赤沢「は? この状況で萌えてんの?
まじ怖いんですけど」
山田「…なら、もう散策しない方が身の為です」
赤沢「なんなのまじで、弘樹も笑ってんなよ」
赤沢君は爆笑する伊野君の背中を叩く。
伊野「ははっ、アレだよ山田さん変態だから」
赤沢「変態なの?」
山田「…はい、そうです」
私は頷くと赤沢君は顔を引きつらせた。
赤沢「まじヤバいやつじゃん、
普通変態かなんて聞かれたら、
はいそうですなんて応えないって」
伊野「分かっただろ? 山田さんの面白さ」
赤沢「弘樹がそんな笑ってんのかまでは
分かんないけど、ヤバいやつなのは分かった」
赤沢君は椅子を引き、椅子の背もたれに
頬杖を着いた。
山田「…仕草が」
赤沢「なんて?」
もう変態だとバレたし、
もう高校生活終わったなと白状する事にした。
山田「その袖の感じとか…仕草の節々が
たまらないと…思いまして」
赤沢「…え、何言ってんの」
伊野「はははッ!」
山田「その外見でサディストとか…ギャップが」
赤沢「ちょ…待って」
山田「はい?」
赤沢「はい? じゃないでしょ、まじで
何言い出してんの? 同級生相手に
たまらないとか、よく言えんね」
伊野「変態だからな!」
赤沢「確かに変態ってだけで、説得力はある。
だけど、同級生を変な目で見てんのが恐怖だわ」
山田「だから散策を」
伊野「山田さんッ…さっきも間違えてたから…
散策じゃなくて、詮索でしょ」
赤沢「今それツッコんでる場合
じゃないでしょ」
山田「馬鹿で変態なので…」
ガラッ
その時先生が入って来た。
先生「山田、また変な発言してるのか?
下校時間とっくに過ぎてるから、早く帰れ」
赤沢「またって、どういうことですか?」
先生「前、伊野に問題発言してたからな」
伊野「山田さんが俺の事を卑猥な目で
見てるって話しててさ」
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先生はそう言って、下校を急かした。
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