8 / 15
地獄の通学路
しおりを挟む
次の日の朝
伊野君といい、赤沢君といい…
本当後々思い返すとクッソ萌えるなと思いながら、
電車に乗り込むと赤沢君が居た。
赤沢「あ」
嘘だろと後退りしようとしたが、
後ろからの乗客に押され、
赤沢君の前まで来てしまった。
関尾「あー山田さんじゃん、おはよ」
それに、同じクラスの関尾君もいる。
赤沢「何、せっきー知り合いなの?」
関尾「クラス同じ」
イケメンダブルパンチに汗が噴き出る。
赤沢「こいつ変態なんだよね」
関尾「え、突然だな」
電車内で、昨日の今日で、
しかも同じクラスの関尾君に
サラッとバラした赤沢君。
赤沢「まじで怖いから」
関尾「ははは、良にバレたのか」
山田「……ぇ」
関尾君の意味深な言葉で、
更に汗が尋常じゃない程流れる。
赤沢「え、せっきー知ってたの?」
関尾「クラス同じだしな」
山田「え…なぜ」
関尾「そりゃ教室内で萌え袖がどうだとか
絶対領域の割合とか、よだれがなんとかとか…
色々含めてやばい話してるし、
それみんなに普通に聞こえてんし」
山田「…う、嘘だろ」
関尾「山田さん、教室で目立ちまくってんだもん」
赤沢「痛いわー」
関尾「それでこの前、ネズミ~キャラの
モノマネしてて、全く似てなさ過ぎて
くっそ笑ったわ」
赤沢「なんだ、そういう系か」
山田「…そ…そういう系とは…」
関尾「いじられ系って事でしょ」
それから、関尾君は私のこっぱずかしい行動など、
見てた範囲で赤沢君に話し出した。
電車がついた頃には、私のメンタルは
ボロボロになった。
山田「…じゃあ、私はここで」
関尾「一緒の学校行くんに、
なんでここから別行動?」
山田「いや、煌びやかな人達と一緒にいたら
女子から妬まれて、虐められる可能性が」
赤沢「なんの心配してんの?
お前レベルが妬まれるわけないでしょ」
関尾「良、言い過ぎ」
赤沢「だって、そうでしょ。
2人で歩いてたとしても何も思われないでしょ。
ホテル街だったら、金目当てレベル」
関尾「良、まじ失礼」
赤沢君は私の事を煙たく思っている。
山田「…」
関尾「今まさに良が山田さん虐めてんじゃん」
赤沢「虐めてない、むしろ喜んでるでしょ」
山田「いや、メンタルダメージが」
赤沢「それを結局後でオカズにすんでしょ。
ダメージになってないじゃん、
糧になってるし」
山田「確かに後で糧にはなりますが、
今は死ぬほど逃げ出したいです」
赤沢「せっきー、まじコイツ
すぐ墓穴掘ってキモいでしょ?
こんなボロクソ言ってんのに、効果なし」
関尾「いいんじゃね、それでこそ山田さんって
感じだし、変態特攻隊長じゃん」
変態特攻隊長って、なんだよと
他のクラスメイト達にもそんな風に
言われてんのかなと絶望した。
赤沢「だってさ、変態」
山田「あんま変態変態言わないでくださいよ」
関尾「確かに公共の面前で変態は可哀想だな」
赤沢「本当の事なんだからいいでしょ?」
関尾「だとしても、最近変な奴多いし
山田さん女子だし虐めるのも
大概にしてあげな」
関尾君は結構常識あるなと神に見えた。
赤沢「はいはい、分かったよ。
人の多いとこ以外にするから」
山田「…罵倒はやめる気ないんかい」
赤沢「は? お前のスマホの中身
せっきーと弘樹に言うよ?」
山田「…す…すみません」
関尾「スマホの中身って?」
赤沢「昨日、どんなデータ入ってるのか
スマホチェックして」
山田「謝ったじゃないですか!
流石に本当それだけは勘弁してください」
昨日の帰りの電車で赤沢君にスマホを取られ
データを見られた。
赤沢「今後、俺に大口叩いたら言うからね」
関尾「良は、サドだなー」
完璧弱み握られてるなと落胆した。
~
結局、3人で登校し教室に入るなり
昨日赤沢君にフラれてたギャルのクラスメイトに
声を掛けられた。
「なんで、良と登校してるの?」
山田「え…あ」
関尾「電車一緒だったんだよな」
すぐに関尾君にフォローされ、事なきを得たが
赤沢君の言い分間違ってるじゃんと、
女子からの妬み怖いと思いながら
今後はコソコソ生きていこうと
注意することにした。
そして、関尾君はやっぱり神だった。
~~
ガラッ
赤沢「おはよ、弘樹、かっしー」
伊野「ん? おーおはよ」
柏木「赤沢か、おはよう」
「おはよう赤沢君!」
せっきーと変態と分かれ、教室に入るなり
弘樹とかっしー、それに他のクラスメイトに
挨拶して席に着いた。
柏木「昨日女フッたんだって?
女なんて、そもそもが面倒だから
付き合わなきゃいいのに」
赤沢「出たよ、女嫌い」
かっしーは、中学の時女子関連で
面倒事に巻き込まれた以降女嫌いになっていた。
そのせいか、彼女関連の話には嫌悪感を抱くようだ。
伊野「良さ、結局昨日
山田さんと仲良く帰った?」
赤沢「仲良くないし」
柏木「誰、山田って」
伊野「あー真那人は共同授業被った事ないかー、
山田さんは3組の面白い女子」
柏木「もう次のに手出してんのかよ」
赤沢「は? アレに手出すとか
天地がひっくり返ってもあり得ない」
伊野「朝も登校してたから、
仲良くなったのかなって思ってたけど、
そーでもないのか」
赤沢「なんか、3組の中で
アレが変態だって、みんな知ってるっぽいよ」
伊野「そうだったのか!」
柏木「山田って奴、変態なのか?
でも、女子なんだよな?」
赤沢「ど変態」
柏木「同級生にど変態って言われてる時点で
やばい奴だな」
赤沢「スマホの中身もやばかったし」
伊野「えっ山田さんのスマホの中身見たの?」
赤沢「見た見た、なんか漫画かなんかの
エロ画像とか入ってて、まじでキモかったわ」
伊野「うっわ、ゲスい事するな良」
柏木「そいつに同情するわ」
珍しくかっしーが女子に同情した。
赤沢「見られて困る画像入れてるのが悪いし」
伊野「あんま、虐めないであげな」
赤沢「それせっきーにも言われたわ」
伊野「良は、やり過ぎる節あるからな」
柏木「確かに、だから変なメンヘラとかに
好かれんだよ」
赤沢「それ関係なくない?」
俺が責められるとは思わなかった。
なんで、俺があの変態のせいで責められないと
いけないんだと、後で文句言いにいってやる。
伊野君といい、赤沢君といい…
本当後々思い返すとクッソ萌えるなと思いながら、
電車に乗り込むと赤沢君が居た。
赤沢「あ」
嘘だろと後退りしようとしたが、
後ろからの乗客に押され、
赤沢君の前まで来てしまった。
関尾「あー山田さんじゃん、おはよ」
それに、同じクラスの関尾君もいる。
赤沢「何、せっきー知り合いなの?」
関尾「クラス同じ」
イケメンダブルパンチに汗が噴き出る。
赤沢「こいつ変態なんだよね」
関尾「え、突然だな」
電車内で、昨日の今日で、
しかも同じクラスの関尾君に
サラッとバラした赤沢君。
赤沢「まじで怖いから」
関尾「ははは、良にバレたのか」
山田「……ぇ」
関尾君の意味深な言葉で、
更に汗が尋常じゃない程流れる。
赤沢「え、せっきー知ってたの?」
関尾「クラス同じだしな」
山田「え…なぜ」
関尾「そりゃ教室内で萌え袖がどうだとか
絶対領域の割合とか、よだれがなんとかとか…
色々含めてやばい話してるし、
それみんなに普通に聞こえてんし」
山田「…う、嘘だろ」
関尾「山田さん、教室で目立ちまくってんだもん」
赤沢「痛いわー」
関尾「それでこの前、ネズミ~キャラの
モノマネしてて、全く似てなさ過ぎて
くっそ笑ったわ」
赤沢「なんだ、そういう系か」
山田「…そ…そういう系とは…」
関尾「いじられ系って事でしょ」
それから、関尾君は私のこっぱずかしい行動など、
見てた範囲で赤沢君に話し出した。
電車がついた頃には、私のメンタルは
ボロボロになった。
山田「…じゃあ、私はここで」
関尾「一緒の学校行くんに、
なんでここから別行動?」
山田「いや、煌びやかな人達と一緒にいたら
女子から妬まれて、虐められる可能性が」
赤沢「なんの心配してんの?
お前レベルが妬まれるわけないでしょ」
関尾「良、言い過ぎ」
赤沢「だって、そうでしょ。
2人で歩いてたとしても何も思われないでしょ。
ホテル街だったら、金目当てレベル」
関尾「良、まじ失礼」
赤沢君は私の事を煙たく思っている。
山田「…」
関尾「今まさに良が山田さん虐めてんじゃん」
赤沢「虐めてない、むしろ喜んでるでしょ」
山田「いや、メンタルダメージが」
赤沢「それを結局後でオカズにすんでしょ。
ダメージになってないじゃん、
糧になってるし」
山田「確かに後で糧にはなりますが、
今は死ぬほど逃げ出したいです」
赤沢「せっきー、まじコイツ
すぐ墓穴掘ってキモいでしょ?
こんなボロクソ言ってんのに、効果なし」
関尾「いいんじゃね、それでこそ山田さんって
感じだし、変態特攻隊長じゃん」
変態特攻隊長って、なんだよと
他のクラスメイト達にもそんな風に
言われてんのかなと絶望した。
赤沢「だってさ、変態」
山田「あんま変態変態言わないでくださいよ」
関尾「確かに公共の面前で変態は可哀想だな」
赤沢「本当の事なんだからいいでしょ?」
関尾「だとしても、最近変な奴多いし
山田さん女子だし虐めるのも
大概にしてあげな」
関尾君は結構常識あるなと神に見えた。
赤沢「はいはい、分かったよ。
人の多いとこ以外にするから」
山田「…罵倒はやめる気ないんかい」
赤沢「は? お前のスマホの中身
せっきーと弘樹に言うよ?」
山田「…す…すみません」
関尾「スマホの中身って?」
赤沢「昨日、どんなデータ入ってるのか
スマホチェックして」
山田「謝ったじゃないですか!
流石に本当それだけは勘弁してください」
昨日の帰りの電車で赤沢君にスマホを取られ
データを見られた。
赤沢「今後、俺に大口叩いたら言うからね」
関尾「良は、サドだなー」
完璧弱み握られてるなと落胆した。
~
結局、3人で登校し教室に入るなり
昨日赤沢君にフラれてたギャルのクラスメイトに
声を掛けられた。
「なんで、良と登校してるの?」
山田「え…あ」
関尾「電車一緒だったんだよな」
すぐに関尾君にフォローされ、事なきを得たが
赤沢君の言い分間違ってるじゃんと、
女子からの妬み怖いと思いながら
今後はコソコソ生きていこうと
注意することにした。
そして、関尾君はやっぱり神だった。
~~
ガラッ
赤沢「おはよ、弘樹、かっしー」
伊野「ん? おーおはよ」
柏木「赤沢か、おはよう」
「おはよう赤沢君!」
せっきーと変態と分かれ、教室に入るなり
弘樹とかっしー、それに他のクラスメイトに
挨拶して席に着いた。
柏木「昨日女フッたんだって?
女なんて、そもそもが面倒だから
付き合わなきゃいいのに」
赤沢「出たよ、女嫌い」
かっしーは、中学の時女子関連で
面倒事に巻き込まれた以降女嫌いになっていた。
そのせいか、彼女関連の話には嫌悪感を抱くようだ。
伊野「良さ、結局昨日
山田さんと仲良く帰った?」
赤沢「仲良くないし」
柏木「誰、山田って」
伊野「あー真那人は共同授業被った事ないかー、
山田さんは3組の面白い女子」
柏木「もう次のに手出してんのかよ」
赤沢「は? アレに手出すとか
天地がひっくり返ってもあり得ない」
伊野「朝も登校してたから、
仲良くなったのかなって思ってたけど、
そーでもないのか」
赤沢「なんか、3組の中で
アレが変態だって、みんな知ってるっぽいよ」
伊野「そうだったのか!」
柏木「山田って奴、変態なのか?
でも、女子なんだよな?」
赤沢「ど変態」
柏木「同級生にど変態って言われてる時点で
やばい奴だな」
赤沢「スマホの中身もやばかったし」
伊野「えっ山田さんのスマホの中身見たの?」
赤沢「見た見た、なんか漫画かなんかの
エロ画像とか入ってて、まじでキモかったわ」
伊野「うっわ、ゲスい事するな良」
柏木「そいつに同情するわ」
珍しくかっしーが女子に同情した。
赤沢「見られて困る画像入れてるのが悪いし」
伊野「あんま、虐めないであげな」
赤沢「それせっきーにも言われたわ」
伊野「良は、やり過ぎる節あるからな」
柏木「確かに、だから変なメンヘラとかに
好かれんだよ」
赤沢「それ関係なくない?」
俺が責められるとは思わなかった。
なんで、俺があの変態のせいで責められないと
いけないんだと、後で文句言いにいってやる。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる