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第九章 玉英王動く
第83話 幸せの種
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飛翔はみんなに、古の碑文を書いて見せる。
第一章
宇宙の神はこの星に、宇宙と同じ青い色の髪と
星の光を宿した金色の目を持つ人を作った
そして、始まりの地の泉に扉を一つ作った
宇宙の知恵を惜しみなく授けるために
そして人々は、宇宙の民となった
第二章
宇宙の神は、人々が宇宙の民である証として扉の鍵を授けた
その鍵がある限り、人々は宇宙の知恵をいつでも享受することができる
だが、鍵を身に付けし者は、何れ時の輪の先で鍵の無い扉を開く日が来るだろう
それは青く輝く宇宙色の石、星光石の指輪と呼ばれた
第三章
宇宙の神は、やがて人々が成長し、宇宙の民であることよりも
自分が神となることを望むようになると分かっていた
宇宙の神の存在がいらなくなった時、扉もその役割を終える
だから、扉を閉じる方法も授けた
それは鍵を壊すための剣、星砕剣と呼ばれた
「これは、私が生まれるよりもはるか昔から伝わる碑文です。
そして、『知恵の泉』と『ティアル・ナ・エストレア』の伝説はここから始まっているのです。
この碑文によれば、『知恵の泉』は、宇宙の神が我々エストレアの人々に、知恵を伝えるために開いてくれた扉でした。
その扉の鍵が、私の持つ星光石の指輪、飛王の持つ星砕剣は、鍵を壊して扉を閉じるためにあります。
そしてこの二つの神器を持つものが、『ティアル・ナ・エストレア』と呼ばれていました。
実は、聖杜国の都にあった碑文はこの古の碑文と文言が違いました。
長い歴史の中のどこかで書き換えられていたようです。
だから私達兄弟は、『ティアル・ナ・エストレア』は泉を守る者だと教えられてきました。
でも、本当の使命は違っていました。
古の碑文には、守る者では無くて、閉じる者だと書かれています。
つまり、『知恵の泉』の命運は、私達兄弟『ティアル・ナ・エストレア』に任されていると言うことです。
いつ閉じれば良いのか……その正解は本当はわかりません。
だから、まだ必要と言う玉英王の言葉に、私も決意が揺れます。
でも、宇宙の神は第二章で、星光石の指輪を持つ私に、鍵のいらない次なる扉を開けと言っています。
それは一体どんな扉なのか?
一生懸命考えてみて、思ったんです。
宇宙の神からの鍵がいらないと言うことは、人が自分で開く扉と言う意味では無いかと 。
宇宙の神が授けてくれた『知恵の泉』は、私達人間に、たくさんの知恵を与えてくれました。
自然の摂理、数や文字の概念、社会的概念、幸せと言う気持ち、思いやり、助け合う心、物を製作する力、未来を想像する力、創意工夫、情熱、探求心……
これらの知識と知恵を使って、私達は、もう十分生きていかれるだけの力を得ているのだと思います。
だから、今ある知識を創意工夫によって更に発展させることで、自分達で新たな知恵を生み出していく。
それこそが、次なる扉なのでは無いかと。
それは同時に、第三章にある『人はやがて成長し、宇宙の民であることよりも、自分が神になることを望むようになる』と言う言葉の、本当の意味にも繋がっていると思います。
人はもう、自分達で自分達の行く末を考え、選び、責任を負うべき時期に来ていると言うことです。
幸せに生きる道を選ぶのか。
戦の果てに滅ぶのか。
それもまた人次第なのだと。
でも願わくば、みんなで幸せになる道を選んで欲しい。
今ある知恵を大切にして……
最期に、絶対に忘れないで欲しい言葉が、第一章の言葉です。
宇宙の神は、『青い髪と金色の瞳を持つ人』を始まりの地に作ったとあります。
今は色々な髪の毛や、瞳、肌の色の人々がいて、言葉や文化、考え方も違っているから、みんなそれぞれ違う民族のように思っているかもしれないけれど、元々は同じ民だったと言うことなんです。
俺達、青い髪の民は、千年前にいなくなってしまいました。
でも、消滅したわけではなくて、他の色の髪の人々の中に溶け込んでいると言うことが、この間のイリス島の旅で確認できました。
だから、実はみんな変化したり混ざり合ったりしているけれど、元々は一つの民であり、家族なのだと言う事を忘れないで欲しいんです」
飛翔のその言葉に、玉英王は驚いたように言った。
「何と言うことだ! 人はみな、聖杜の民の末裔と言うことなのか?」
「正確には、『青い髪と金色の瞳を持つ始まりの地の民の末裔』ってことになりますね」
飛翔はそう言って笑った。
その言葉に、その場にいた全員がざわめく。
「飛翔、それは俺のように金色の瞳の人だけでなく、フィオナもドルトムントもジオも玉英王様も、みんな聖杜国の民とつながりがあると言うことになるのか?」
「そうだね。聖杜の民の親戚って感じなのかな。その中で、ハダルのように金色の瞳の人は、聖杜の民の血を直接受け継いでいるという事になるんだろうね」
聖杜との特別な繋がりを心の拠り所に感じていたハダルは少しほっとした顔になったのだが、寝耳に水状態のミランダは、その金色の瞳を不思議そうに揺らしている。
そんな中、ドルトムントだけは興奮したように、一心不乱に飛翔の言葉を書き留めていた。
「これは大変な発見だよ! 人類単一祖先論! これはちゃんと書き残して研究しなければ!」
それから……
飛翔は荷物の中から自分のからくり箱を取り出して、飛王の物と二つ並べて見せた。
みんなの目がまた吸い寄せられる。
運命に導かれたように、千年の時を超えて二つ揃ったからくり箱……
飛翔はふわっと笑うと、再びみんなに声を掛けた。
「もう一つみんなにお願いがあるんだけど、いいかな?」
そう言いながら、自分のからくり箱を開け始める。
「実はこのからくり箱、更に隠し扉が、あるんだ」
からくり箱の内側の底に、小さな扉が出現した。
小指の先で、その扉をこじ開ける。
そして箱を逆さまにして振ると、コロコロコロっと赤い小さな種がいくつも転がり出てきた。
「綺麗な種!」
「なんだか、赤い宝石みたい」
フィオナとミランダが瞳を輝かせた。
「これは、アマルの木の種なんだ」
「アマルの木の種?」
玉英王が不思議そうに見つめる。
「アマルの木は、聖杜国にしか生息していないと言っていたよね。と言うことは、これは絶滅した木の種ってことになるんだね」
ドルトムントがまたまた興奮したような声で言った。
飛翔はニッコリして答える。
「そうですね。千年前に火砕流で絶滅した木の種です」
それは赤く美しい種だった。やや三角味を帯びた形。
色は千年後にも関らず、鮮やかなままだ。
「この赤い色味が褪せないので、永遠を表しているとか、縁起が良いとか、幸せの種とか言われていたんですよ」
千年の時を超えてなお、内に生命の息吹を感じさせる種。
「元々は誰かにあげるために隠しておいたわけじゃなかったんです」
照れ臭そうに飛翔が言った。
「飛王も俺も、アマルの木が大好きで、この赤い種も大好きで……それで種を集めていただけで。自分のために集めて隠しておいた種なんです」
それを、みんなの手の平に一粒ずつ乗せていく。
「お願いがあります。この種を、壮国中に植えて欲しいんです。でも、千年前も何故か聖杜国でしか生育が確認されていなかったくらいだから、簡単に芽吹くかは分からないし、芽吹いても育つかわからない。もし、壮国がだめなら、他の国に持って行ってでも、育てて、復活させて欲しいんです」
みんなが驚いたような顔になる。
「この種を育てるのは、きっと至難の業だと思います。それこそ、多くの人の知恵と協力が必要になるくらい。でも、そう言うことなんです。きっと」
飛翔は穏やかな笑顔で言った。
「一人で育てようとしてはダメなんです。みんなで育てようとすることがたいせつなんだと思う……」
みんなで協力して知恵を使う。
育てるためにこそ知恵を使う。
それはきっと、現在と、未来の幸せに繋がるはずだから……
もしかしたら、『アマルの木の種』こそが、次なる扉なのかもしれないな。
創意工夫と協力と言う知恵の象徴として。
飛翔は心の中でそうつぶやくと、もう一度みんなに深く頭を下げた。
「どうかこの種のことをよろしくお願いします」
第一章
宇宙の神はこの星に、宇宙と同じ青い色の髪と
星の光を宿した金色の目を持つ人を作った
そして、始まりの地の泉に扉を一つ作った
宇宙の知恵を惜しみなく授けるために
そして人々は、宇宙の民となった
第二章
宇宙の神は、人々が宇宙の民である証として扉の鍵を授けた
その鍵がある限り、人々は宇宙の知恵をいつでも享受することができる
だが、鍵を身に付けし者は、何れ時の輪の先で鍵の無い扉を開く日が来るだろう
それは青く輝く宇宙色の石、星光石の指輪と呼ばれた
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自分が神となることを望むようになると分かっていた
宇宙の神の存在がいらなくなった時、扉もその役割を終える
だから、扉を閉じる方法も授けた
それは鍵を壊すための剣、星砕剣と呼ばれた
「これは、私が生まれるよりもはるか昔から伝わる碑文です。
そして、『知恵の泉』と『ティアル・ナ・エストレア』の伝説はここから始まっているのです。
この碑文によれば、『知恵の泉』は、宇宙の神が我々エストレアの人々に、知恵を伝えるために開いてくれた扉でした。
その扉の鍵が、私の持つ星光石の指輪、飛王の持つ星砕剣は、鍵を壊して扉を閉じるためにあります。
そしてこの二つの神器を持つものが、『ティアル・ナ・エストレア』と呼ばれていました。
実は、聖杜国の都にあった碑文はこの古の碑文と文言が違いました。
長い歴史の中のどこかで書き換えられていたようです。
だから私達兄弟は、『ティアル・ナ・エストレア』は泉を守る者だと教えられてきました。
でも、本当の使命は違っていました。
古の碑文には、守る者では無くて、閉じる者だと書かれています。
つまり、『知恵の泉』の命運は、私達兄弟『ティアル・ナ・エストレア』に任されていると言うことです。
いつ閉じれば良いのか……その正解は本当はわかりません。
だから、まだ必要と言う玉英王の言葉に、私も決意が揺れます。
でも、宇宙の神は第二章で、星光石の指輪を持つ私に、鍵のいらない次なる扉を開けと言っています。
それは一体どんな扉なのか?
一生懸命考えてみて、思ったんです。
宇宙の神からの鍵がいらないと言うことは、人が自分で開く扉と言う意味では無いかと 。
宇宙の神が授けてくれた『知恵の泉』は、私達人間に、たくさんの知恵を与えてくれました。
自然の摂理、数や文字の概念、社会的概念、幸せと言う気持ち、思いやり、助け合う心、物を製作する力、未来を想像する力、創意工夫、情熱、探求心……
これらの知識と知恵を使って、私達は、もう十分生きていかれるだけの力を得ているのだと思います。
だから、今ある知識を創意工夫によって更に発展させることで、自分達で新たな知恵を生み出していく。
それこそが、次なる扉なのでは無いかと。
それは同時に、第三章にある『人はやがて成長し、宇宙の民であることよりも、自分が神になることを望むようになる』と言う言葉の、本当の意味にも繋がっていると思います。
人はもう、自分達で自分達の行く末を考え、選び、責任を負うべき時期に来ていると言うことです。
幸せに生きる道を選ぶのか。
戦の果てに滅ぶのか。
それもまた人次第なのだと。
でも願わくば、みんなで幸せになる道を選んで欲しい。
今ある知恵を大切にして……
最期に、絶対に忘れないで欲しい言葉が、第一章の言葉です。
宇宙の神は、『青い髪と金色の瞳を持つ人』を始まりの地に作ったとあります。
今は色々な髪の毛や、瞳、肌の色の人々がいて、言葉や文化、考え方も違っているから、みんなそれぞれ違う民族のように思っているかもしれないけれど、元々は同じ民だったと言うことなんです。
俺達、青い髪の民は、千年前にいなくなってしまいました。
でも、消滅したわけではなくて、他の色の髪の人々の中に溶け込んでいると言うことが、この間のイリス島の旅で確認できました。
だから、実はみんな変化したり混ざり合ったりしているけれど、元々は一つの民であり、家族なのだと言う事を忘れないで欲しいんです」
飛翔のその言葉に、玉英王は驚いたように言った。
「何と言うことだ! 人はみな、聖杜の民の末裔と言うことなのか?」
「正確には、『青い髪と金色の瞳を持つ始まりの地の民の末裔』ってことになりますね」
飛翔はそう言って笑った。
その言葉に、その場にいた全員がざわめく。
「飛翔、それは俺のように金色の瞳の人だけでなく、フィオナもドルトムントもジオも玉英王様も、みんな聖杜国の民とつながりがあると言うことになるのか?」
「そうだね。聖杜の民の親戚って感じなのかな。その中で、ハダルのように金色の瞳の人は、聖杜の民の血を直接受け継いでいるという事になるんだろうね」
聖杜との特別な繋がりを心の拠り所に感じていたハダルは少しほっとした顔になったのだが、寝耳に水状態のミランダは、その金色の瞳を不思議そうに揺らしている。
そんな中、ドルトムントだけは興奮したように、一心不乱に飛翔の言葉を書き留めていた。
「これは大変な発見だよ! 人類単一祖先論! これはちゃんと書き残して研究しなければ!」
それから……
飛翔は荷物の中から自分のからくり箱を取り出して、飛王の物と二つ並べて見せた。
みんなの目がまた吸い寄せられる。
運命に導かれたように、千年の時を超えて二つ揃ったからくり箱……
飛翔はふわっと笑うと、再びみんなに声を掛けた。
「もう一つみんなにお願いがあるんだけど、いいかな?」
そう言いながら、自分のからくり箱を開け始める。
「実はこのからくり箱、更に隠し扉が、あるんだ」
からくり箱の内側の底に、小さな扉が出現した。
小指の先で、その扉をこじ開ける。
そして箱を逆さまにして振ると、コロコロコロっと赤い小さな種がいくつも転がり出てきた。
「綺麗な種!」
「なんだか、赤い宝石みたい」
フィオナとミランダが瞳を輝かせた。
「これは、アマルの木の種なんだ」
「アマルの木の種?」
玉英王が不思議そうに見つめる。
「アマルの木は、聖杜国にしか生息していないと言っていたよね。と言うことは、これは絶滅した木の種ってことになるんだね」
ドルトムントがまたまた興奮したような声で言った。
飛翔はニッコリして答える。
「そうですね。千年前に火砕流で絶滅した木の種です」
それは赤く美しい種だった。やや三角味を帯びた形。
色は千年後にも関らず、鮮やかなままだ。
「この赤い色味が褪せないので、永遠を表しているとか、縁起が良いとか、幸せの種とか言われていたんですよ」
千年の時を超えてなお、内に生命の息吹を感じさせる種。
「元々は誰かにあげるために隠しておいたわけじゃなかったんです」
照れ臭そうに飛翔が言った。
「飛王も俺も、アマルの木が大好きで、この赤い種も大好きで……それで種を集めていただけで。自分のために集めて隠しておいた種なんです」
それを、みんなの手の平に一粒ずつ乗せていく。
「お願いがあります。この種を、壮国中に植えて欲しいんです。でも、千年前も何故か聖杜国でしか生育が確認されていなかったくらいだから、簡単に芽吹くかは分からないし、芽吹いても育つかわからない。もし、壮国がだめなら、他の国に持って行ってでも、育てて、復活させて欲しいんです」
みんなが驚いたような顔になる。
「この種を育てるのは、きっと至難の業だと思います。それこそ、多くの人の知恵と協力が必要になるくらい。でも、そう言うことなんです。きっと」
飛翔は穏やかな笑顔で言った。
「一人で育てようとしてはダメなんです。みんなで育てようとすることがたいせつなんだと思う……」
みんなで協力して知恵を使う。
育てるためにこそ知恵を使う。
それはきっと、現在と、未来の幸せに繋がるはずだから……
もしかしたら、『アマルの木の種』こそが、次なる扉なのかもしれないな。
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