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しばらく行くと
牛頭さんと馬頭さんが来た。
「お久しぶりです。
今回も有罪ですか?
ふふふ
後ほど、すっごく良い
プラン立ててますんで
確認して見てくださいね!」
「いやいやこの人のよりさらにすっごいの私が立ててますんで、
こっちの方優先で見てくださいね!」
「なんのなんの
私の方のが1000万倍良いプランですよ~。」
「いやはや、この人何を仰ってるのか
意味がわかりませんよね。」
顔はニコニコしながら
毒舌で双方牽制している。
2人それぞれの
プランをこれみよがしに振ってくれた。
「ええ、はい
いつもありがとうございます。
後ほどお二人のプラン確認します。
よろしくお願いしますね。」
別れた後も2人は言い合いしている。
相変わらず2人はバチバチ
と火花散らしてるなぁ
今回もまたどっちのプラン優先するかで
揉めそうだ。
内心やれやれと思いつつ
小さく手を振った。
牛頭プランは
努力と忍耐の必要なコツコツ型で
割とゆっくりめだけど
長い事辛い時期が続く
馬頭プランは
パワー押し休む暇なく全力疾走
目標が高いところに設定しがちで
ずっと走りっぱなしになる。
まぁどっちに転んでも
休む暇なんか与えくれないから
どっちに偏っても
HARDなんだよね。
間を取ってメリハリプラン立てたいんだけど
2人していつも鼻息荒いから
今回もまた揉めるかなぁ。
そんな2人を後に
次の場所へと向かった。
次の鳥居を潜ると
これぞ日本家屋って感じの屋敷があって
奥にはこじんまりとした和室がある。
そのさらに奥に宋帝王さんが座って待ってる。
ここ苦手なんだよなぁ
厳粛な佇まいだしいつも厳しいから…。
まぁどっちにしろ
どう転んでも
僕は絶対有罪だから半ば諦めてる。
覚悟はしてる。
…でもやっぱり、怖いもんは怖い。
「失礼します。」
襖を開けると
きちんと着物を着た
宋帝王さんが座って待っていてくれた。
「こんにちは、今回もお疲れ様でした。」
僕は小脇に抱えていたファイルとスタンプカードを提出した。
「ありがとうございます。
よろしくお願いします。」
「はい、確認しますので
そちらに座って待っていてください。」
そう言って和室の片隅に座った。
何が怖いって、宋帝王さん
黙々とファイルを見ながら
時折ちらっと僕の方を見る。
その時の眼力が怖い…。
この時待ち時間の静けさも怖い
何もかもきちんとし過ぎているから
なんか、いたたまれない気分になる。
しばらくして
「有罪です。
だいぶ酷いこと考えましたね。」
そう言って何年何月どんな事を考えたか
誰にも知られたくない
恥ずかしい痴態を一つ一つ口上された。
思い出したくない恥ずかしい記憶
浄玻の鏡の前に立つまでは
秘めて起きたし
あんな事こんな事とはよく言ったもんだ。
酷いことを考えてますが
実際行って無いのがまだ幸いです。
しかし、この58歳の時のこれは酷すぎます。
まぁ、前回よりは少し改善されてますね。
今回の人生パートナーさんの
多大なサポートのおかげで
助かってますね。
ここは感謝してください。
次回はもう少し頑張ってください。
じろりと睨まれ
背中にじっとり汗が流れた。
そういうとため息をつき
スタンプを押すと
ファイルとスタンプカードを
手渡してくれた。
はい、あの、ありがとうございました。
居た堪れなくて辛い。
恐縮しながら一礼して
次の場所へと移動するため
そそくさと屋敷を後にした。
✱牛頭
✱馬頭
地獄の鬼
亡者が犯した罪の数だけ
試練を与える
✱宋帝王
文殊菩薩の化身
死後21日目にして出会う
生前の邪淫の罪を問われる
牛頭さんと馬頭さんが来た。
「お久しぶりです。
今回も有罪ですか?
ふふふ
後ほど、すっごく良い
プラン立ててますんで
確認して見てくださいね!」
「いやいやこの人のよりさらにすっごいの私が立ててますんで、
こっちの方優先で見てくださいね!」
「なんのなんの
私の方のが1000万倍良いプランですよ~。」
「いやはや、この人何を仰ってるのか
意味がわかりませんよね。」
顔はニコニコしながら
毒舌で双方牽制している。
2人それぞれの
プランをこれみよがしに振ってくれた。
「ええ、はい
いつもありがとうございます。
後ほどお二人のプラン確認します。
よろしくお願いしますね。」
別れた後も2人は言い合いしている。
相変わらず2人はバチバチ
と火花散らしてるなぁ
今回もまたどっちのプラン優先するかで
揉めそうだ。
内心やれやれと思いつつ
小さく手を振った。
牛頭プランは
努力と忍耐の必要なコツコツ型で
割とゆっくりめだけど
長い事辛い時期が続く
馬頭プランは
パワー押し休む暇なく全力疾走
目標が高いところに設定しがちで
ずっと走りっぱなしになる。
まぁどっちに転んでも
休む暇なんか与えくれないから
どっちに偏っても
HARDなんだよね。
間を取ってメリハリプラン立てたいんだけど
2人していつも鼻息荒いから
今回もまた揉めるかなぁ。
そんな2人を後に
次の場所へと向かった。
次の鳥居を潜ると
これぞ日本家屋って感じの屋敷があって
奥にはこじんまりとした和室がある。
そのさらに奥に宋帝王さんが座って待ってる。
ここ苦手なんだよなぁ
厳粛な佇まいだしいつも厳しいから…。
まぁどっちにしろ
どう転んでも
僕は絶対有罪だから半ば諦めてる。
覚悟はしてる。
…でもやっぱり、怖いもんは怖い。
「失礼します。」
襖を開けると
きちんと着物を着た
宋帝王さんが座って待っていてくれた。
「こんにちは、今回もお疲れ様でした。」
僕は小脇に抱えていたファイルとスタンプカードを提出した。
「ありがとうございます。
よろしくお願いします。」
「はい、確認しますので
そちらに座って待っていてください。」
そう言って和室の片隅に座った。
何が怖いって、宋帝王さん
黙々とファイルを見ながら
時折ちらっと僕の方を見る。
その時の眼力が怖い…。
この時待ち時間の静けさも怖い
何もかもきちんとし過ぎているから
なんか、いたたまれない気分になる。
しばらくして
「有罪です。
だいぶ酷いこと考えましたね。」
そう言って何年何月どんな事を考えたか
誰にも知られたくない
恥ずかしい痴態を一つ一つ口上された。
思い出したくない恥ずかしい記憶
浄玻の鏡の前に立つまでは
秘めて起きたし
あんな事こんな事とはよく言ったもんだ。
酷いことを考えてますが
実際行って無いのがまだ幸いです。
しかし、この58歳の時のこれは酷すぎます。
まぁ、前回よりは少し改善されてますね。
今回の人生パートナーさんの
多大なサポートのおかげで
助かってますね。
ここは感謝してください。
次回はもう少し頑張ってください。
じろりと睨まれ
背中にじっとり汗が流れた。
そういうとため息をつき
スタンプを押すと
ファイルとスタンプカードを
手渡してくれた。
はい、あの、ありがとうございました。
居た堪れなくて辛い。
恐縮しながら一礼して
次の場所へと移動するため
そそくさと屋敷を後にした。
✱牛頭
✱馬頭
地獄の鬼
亡者が犯した罪の数だけ
試練を与える
✱宋帝王
文殊菩薩の化身
死後21日目にして出会う
生前の邪淫の罪を問われる
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