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8.5話:養育費
しおりを挟むその日は大雪警報が出ていて、都内では15センチメートルの積雪が降り積もった。いつもは平日でも観光客でにぎわう甘草だが、今日だけは閑散としていて、通りは寂しい。車道はタイヤに押しつぶされてぐちゃぐちゃになった雪道を、スタッドレスのタイヤが腫れものを触るように慎重に運転しており、歩道はべたべたに踏み固められた雪がアイスバーンになっている。当然のことながら、こんな日は生活において不要不急なBARなんて、客が寄り付かない。
それでも、ごくごく近所だからという理由でリコがターミナルに寄り道してみると、案の定お店には誰もおらず、閑古鳥が鳴いている。マスターも暇すぎてスマートフォンを弄っていた。
リコ「なんか、今日はお客様が少ないですね」
マスター「なんかも何もねーよ。この雪じゃ、店を開けても意味がないと思っていたが、案の定だ」
今日は他の客がいないせいか、マスターの態度がいつもと違う。
リコ「では、売り上げに協力しますよ。イェーガー・マイスターを一杯、寒いから甘いホットミルク割でお願いします」
マスター「お前は好きだな、イェーガー・マイスター。手間のかかるカクテルだからチャージ料と合わせて1300円でよければ、とびっきり美味しい奴を」
リコ「はーい、1300円ですね。いやぁ、初めて飲むときは瓶に描かれてる牡鹿が気に入っちゃいまして……それで手に取ってみたら、複雑な味が気に入っちゃいましてね。フルーツでもコーラでも、割って飲むと美味しいんですよね……一度中華料理にも使ってみたんです。中々おいしかったですよ」
マスター「ハルトみたいなことを言いやがる。あいつも、焼酎やらワインやら、色々料理に使って楽しんでるんだ。飲むには味が気になる安酒も、調味料として使うなら申し分ないってさ」
マスターはミルクをマグカップに注ぐと、蓋をつけて電子レンジで温める。
リコ「ホリデーナイトパーティーの時はキッチンにお邪魔させていただきましたが、安酒も置けるせいかお店に負けないカオスでしたよね。でも、私もワインはよく料理に使うので、彼の言いたいこともよくわかります」
マスター「料理上手で何よりだ。店で余ったショウガも、たまにその日の料理に使うんだよな、あいつ。『いらないなら頂戴』ってんで」
マスターは微笑みながら、冷蔵庫から取り出したショウガを摩り下ろす。いつもはせかせかと手を動かしていたが、今日は手の動きがゆっくりだ。
リコ「腐らせるよりかはいいじゃあないですか」
マスター「おう、捨てないで済むからフードロスが少なくて助かる……ところで、蜂蜜に好みはあるか? リンゴとアカシアとひまわりしか種類がないけれど。ハルトが張り切って仕入れやがったんだ……アレルギーはないよな?」
リコ「いや、『三種類しか』って、それだけあれば十分ですよ。それもハルト君ですか? なかなか、その……収集癖があって大変そうですね……どうしよ、それじゃあアレルギーは特にないので、ひまわりで。一番聞いたことがない感じだし、舐めてみたいです」
マスター「まったくだ。自慢の息子だけれど、収集癖がすごくて家が狭くなることだけは勘弁してほしいもんだ。蜂蜜なら藤の花、栃の木、そのほか色々買い集めて、抑えが効いてないんだ。嗅覚が敏感だから、色んな組み合わせを試したくなるんだと……高い奴は100グラムで2000円とかするらしい……店に置いているのは3種類だけれど、合計いくつあるのやら」
リコ「うーん、ハルトさん、根っからの料理人なんですね。嬉しいやらうっとうしいやら」
マスター「まさにそれだ」
苦笑しながらマスターはグラスを差し出す。ジンジャーの刺激的かつフルーティーな香りと、イェーガー・マイスターの薬臭い、どこか四川料理を彷彿とさせる香り。そしてホットミルクと蜂蜜の甘い香りが合わさり、とてもおいしそうだ。
リコはそれをちびちびと舌先で楽しみながら、鼻をふんふんと動かし楽しんでいる。
リコ「そういえば、マスター。昔は苦労なされたそうですね。妻がお金を持ち出し、借金まで作って男と逃げ出したとかって聞いてます。ハルトさんから聞きましたよ」
マスター「……俺自身、笑い話にしているからいいものの、ハルトもマリサもべらべら話しやがる。まったく……掴みのいい話だからなぁ」
リコに昔の話を振られてマスターは苦笑する。
リコ「ものすごく興味を惹かれますもんね……そのお金も色々あって取り戻したって聞きますけれど……いったいどうやって」
マスター「どうやってもこうやっても、元妻は……カナっていう名前なんだがな。まー、マリサやハルトを見ればわかるように美人の女、そのうえ性欲が強くって男に簡単に股を開くから、なんというか……男の理想を詰め込んだような女だったんだ」
リコ「そりゃ、あらゆる男が放っておきませんね」
マスター「その代わり、モテたせいもあって派手好きで遊び好き、そのうえ飽きっぽいっていう厄介な性質も併せ持っていた。そんなあいつが俺に惚れたのは、若くしてBARの雇われ店長やってた俺に将来性を感じたからなのかもしれねぇ。
前の店長が次の店舗を出すからって、バイトだった俺にこの店押し付けただけなんだけれどな。でも、20代前半でお店を持ってるなんて言われたら……今のマリサとそう変わらない年齢だぜ? すごいって思っちまうのも無理はないよな。で、あれよあれよという間に結婚したんだが」
リコ「マスター、なんだか落ち着いていて格好いいですもんね」
マスター「馬子にも衣装ってやつだよ。この格好と、BARっていう舞台装置がなんか格好よく見せている風なだけで。あいつもそれにいつしか気づいちまったんだろうな……最初は『格好いい』とか言っていたし、『店長とか凄い』ってちやほやしてもらえたが……あいつが妊娠後期になるころにはすっかり現実を直視していたんだ。俺は案外普通の男だってな。
俺としては、自分の子供を産んでくれた女だ、ずっと愛するつもりで生きていたんだがな……妊娠してるのに、産婦人科に行くとかって言いながら浮気していたらしいのは耳を疑ったよ」
リコ「どうやって露見したんですか?」
マスター「あいつが借金残して逃げた後に部屋を整理してたら、コートの中からホテルの領収書が出てきたんだ……浮気してたとは知っていたが、妊娠中でもそんなことしてただなんて性欲の化け物だよ、元妻は」
マスターの最期のセリフを聞いて浮かんでくるのは、マリサの顔。元妻、カナとやらの顔は写真ですら見たことがないが、そっくりだという証言と性欲の化け物という表現がマリサとぴったり一致する。根っこは一緒なんだろうな、というのがなんとなく理解できた。
マスター「それで、まだ子供が腹にいるときから、おっぱい離れも出来ていないころまで浮気三昧。ひどいときには、子供を放置しながらホテルで盛りあってたくらいさ。馬鹿な俺でもそんなことをしていたら当然気付く。『妻に文句を言って子供の面倒をきちんと見ろ』って夫婦喧嘩をしたら、数日後には書置きと、借金を残して蒸発された。店の金と、家の貯金も根こそぎな。俺の貯金や店用の口座の金は無事だったが、子供を育てるための貯金も奪われ、にっちもさっちも行かなくなった。
そんな状況で、借金の取り立てまで来るんだから、もう泣きっ面に蜂とはこのことよ。元妻は俺の名義で借金までしやがったからな」
リコ「えぇ、いくら昔の話とはいえ、他人の名義で借金できるんですか?」
マスター「免許証を紛失したってんで、浮気相手の顔写真で警察に運転免許を再発行してもらったんだと。それで、俺の名義で借金だ……確か私文書偽造罪とか詐欺罪とかそんな感じの罪でしょっ引けるんだが、逃げられた以上は警察もどうにもならねぇ。
当然、俺の家にも借金取りが来たんだが、この店の元店長から紹介してもらった弁護士を召喚して、俺には返済義務がない。きちんと本人確認できなかった銀行の落ち度ってことで追い払った」
リコ「そ、そんな状況で子育てを?」
マスター「実家の両親にも、そんな女と結婚するなんて! ってめっちゃ怒られたよ。遠方に住んでるから育児じゃあんまり頼ることも出来ないし、経済面だけは何とか援助してもらったけれど大変すぎたよ……」
リコ「そのあと、元妻から金を返してもらったとか、養育費も払わせたとかって聞きますが……」
マスター「あぁ、借金の取り立ても簡単にあきらめるわけにはいかなくてな。ガラの悪い二人組のヤクザが俺の店まで来たんだ。下っ端らしき奴が大きな声で俺を恫喝してさ、『お前の妻がこさえた借金、夫が返すのが甲斐性ってもんじゃないのか!?』とかなんとか、子供たちも泣いちゃって……
そしたら、『兄貴』がね、その下っ端の顔を殴り飛ばしたんだ。『馬鹿野郎! こいつには法的に支払い義務はないって言われたばっかりだろうが! サツに捕まりてえのか!?』ってなもんで。思えば、そのやり取りは台本だったんだろうな。最初、話の通じない下っ端に怖い思いをさせて、兄貴が俺に優しく接する。『落として上げる』のはヤクザの常とう手段だ。
それで、ヤクザが言うには、今回店を訪ねてきたのは、妻の行方に心当たりがないかって聞きに来ただけみたいだ。だが、そんなのは俺だって探してる……親戚や共通の友達、思いつく限り当たったけれど音信不通よ。さて、リコさん……ここから、どうやって借金の返済にたどり着いたと思う?」
リコ「えー……いや、皆目見当がつかないなぁ……」
マスター「だろうな。まぁ、ヒントは……俺たちがどうするかじゃない。まずは借金をした張本人、元妻がどうするか、から考えるんだ」
マスターにそうヒントを与えられると、リコは唸り声をあげながら考える。
リコ「そういえば、お金を盗んで逃げたとかっていうけれど、働かなかったらいずれお金は尽きるよね……お金は、どうしていたんだろ? まともなところで働ける気もしないし……」
マスター「そこなんだよな。この世界には信じられないような馬鹿もいるんだが、元妻とその浮気相手がそうだった……元妻の奴、軽い気持ちで逃げたはいいが、逃げたところで順風満帆な生活が出来るわけでもない。まともに働いたこともないせいか、逃げた先でバイトでもすれば何とかなると思っていたみたいで、しばらくホテルとかを転々としていたが、金も減って……さぁ働こうってなったらまともな場所で働けねえ。
身分証明書のいらない職場はぼったくりもいいところで、重労働なのに手に入る金は雀の涙。間男は仕事の後はセックスする気も起きねえときた。元妻は風俗で働いたが、風俗の男はみんな自分を満足させてくれない。かといって、浮気相手は疲れて役立たずなうえに、収入面で自分を頼ってくる。こんなはずじゃなかったってなるまでに三ヶ月もかからなかった。それで、元妻は俺とやり直そうって電話してきたんだ」
リコ「なんとまぁ、身勝手な……でも、なんとなくわかりました。マスターはそこで、『あぁ、やり直そう!』って元妻に言ったんじゃあないですか?」
リコが尋ねると、マスターは驚いて目を丸くする。
マスター「よくわかったな。その通りだ……『いいよ、やり直そう』『俺のところにも借金取りが来た、だが、俺の実家には来ていない』『俺はこの店を売るから、それで借金を返して、田舎で家族そろってのんびり暮らそう』って言ったんだ。
ちょろい男を演じたおかげで、元妻はホイホイと俺の実家におびき出されてな。そこから先は、まぁ普通にヤクザに身柄を確保されて、今度は元妻が撒き餌になって、一度は喧嘩別れした浮気相手も捕まえて……そこから先は、強制労働の毎日らしい。
ヤクザ曰くな……借金は多ければ多いほど長い期間強制労働をさせられてるってんで、俺のために慰謝料も、養育費も、取り立ててくれたんだ。あいつらの借金だけじゃヤクザは10年しか強制労働させられないが、養育費や慰謝料まで立て替えればヤクザは20年は搾り取れるってな……ほんと、一度は愛した女性が地獄に落ちたって言うのに、俺はその時だけはヤクザが神様に見えてたよ。
そして、俺は裏切者に対してならば悪魔にもなれるんだってことを今は実感してるよ」
リコ「たしかに、実家におびき寄せる文言は悪魔的ですね」
波乱万丈な思い出話にリコは笑う。
マスター「それからヤクザとは20年の付き合いさ。小学校と中学校の入学祝に加え、ご丁寧に3年ほど前にはマリサとハルトの成人祝いまでくれたよ。あいつらがいなかったらマリサは大学に行けてなかったろうな……」
リコ「それは律儀な……元奥さんどんな仕事をさせられてたのやら……」
マスター「さあな? 考えたくもねえや……だが、美人で、性欲の化け物なのは、役に立ったってわけだ。ケチなヤクザが、成人祝いを俺たちに分けようだなんて思える程度には稼いでたわけだし」
リコ「それは何とも……まっとうに生きていれば、あんなに可愛い子供と一緒に暮らせたのに、もったいないですね」
マスター「まったくだ。子供以上の宝はねえよ……」
自分の子供たちをリコに褒められ、マスターは嬉しそうだ。
マスター「なのに、それを捨てるような親はたくさんいやがる。やり切れねえよなぁ……」
リコ「マイちゃんの親とか、ですかね? なんか、詳しい話は知らないけれど、コウイチさんの親もやばそうですけれど。……私なんか、子供を持つって結構憧れるんだけれどなぁ」
気付けばリコのカクテルはほぼ空っぽになり、少しずつ酔いも回ってきた。面白い話を聞けて、マスターとしてではなく榎本桜花としての彼の一面も見えて、気分がよくなって、マイちゃんみたいな素直な子だったら、いくらでも育ててみたいなぁ……などと考える。
マイ「こんばんはー」
そんな時に二人目の来店者が訪れる。そういえば、この子も家がものすごい近所であった。噂をすれば影、とはこのことだ。
マイ「ハシルさん、います?」
今の時代、連絡を取ろうと思えば当たり前にメッセージのやり取りで所在確認が可能だが、親からスマートフォンも与えられず、連絡手段のないマイにはこうして直接店に訪れるしかない。
マスター「いや、いませんね。今日はこの天候だ、約束通り来れないのかもしれませんね。ハシルさんなら連絡先を交換していますので、よければメッセージを送りますが?」
二人きりじゃなくなったとたん、マスターは『リコの友達の親』から『BAR・ターミナルのマスター』の口調に戻る。
マイ「そっか、ダメもとで来たけれどそうなりますよね……帰ろっかな……すみません、伝言だけお願いできますか?」
マスター「わかりました、マイちゃんが来たけれど、来れなそうなら帰るってことを伝えておきます」
マスターはスマートフォンを取り出し、メッセージを送る。その様子を立ち尽くして見つめるマイを見てみると、ボロボロの靴で外を歩いてきたからか、靴はずぶぬれ、おそらく靴下までびしょびしょだろう。このまま、寒い部屋で一人で過ごさせるのも、何だか忍びない気がした。
リコ「勉強なら私が見てあげよっか? 小学校の勉強なら多分、何とかなるはずだから」
リコがそう尋ねると、マイは少し考える。
マイ「えっと、すごくうれしい申し出なんですが、ドリンクとチャージ代を頼まないといけないんですけれど、私はお金がなくて……ハシルさん、高収入だから……」
店のルール上、ワンドリンクとチャージ代は必須である。勉強を見てもらえるのは非常に嬉しいのだけれど、お金に余裕のない人に奢らせるわけにもいかないと、マイは遠慮する。
リコ「大丈夫、少しくらいは見栄を張らせてよ。マスター、ジンジャーホットミルク、蜂蜜入りで」
マスター「だ、そうですがマイさん、どうします?」
マイ「あ、どうも……ありがとうございます」
寒い外をわざわざ歩いてきたこともあり、マイはリコの提案に甘えることにした。
リコ「人生で一度はさ。『あちらのお客様からです』ってやってみたかったんだよね」
マスター「ふつうそれは、女性は言われる立場であって、言わせるのはもっぱら男性ではないでしょうか?」
リコからの注文に取り掛かりながらマスターは笑う。
リコ「いいじゃない、今は多様性の時代なんだし」
リコがそう笑みを見せると、またターミナルのドアが開く。
ハシル「……すみません、マイちゃん、来てます?」
マスター「さっき、メッセージ送ったところですよ」
少しだけ待っていればハシルにチャージ料金とドリンク代を払わせることも出来ただろうと内心思ったリコだが。マイに奢ったことに後悔はなかった。
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