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さあ、学校へ
しおりを挟むみんなで楽しくご飯を食べ終えわたし達は学校へと向かう。スクランブルエッグもウインナーもトマトのサラダも全部美味しかった。
「ドキドキするにゃん!」
「わたしもやっぱりドキドキするよ」
外に出るとミケッコちゃんと彩実ちゃんが口を揃えて言った。
「やっぱり緊張するよね。もふもふ学校へ初登校した日を思い出したよ。わくわくしたけど、わたしもドキドキもしたよ」
それと、先生がもふもふしていて可愛らしくてキュートだったのでじっと眺めていたら注意されたな。もうすでに懐かしく思う。わたしはすっかりもふもふ学校に馴染んでいる自分にちょっとびっくりした。
「そんな時は今日食べるお昼ご飯のことを考えるといいにゃん」
ミケにゃんがそう言ってにゃぱにゃぱと笑った。
「えっ! お昼ご飯ってさっき朝ごはん食べ終えたばかりだよ~」
「だって、ミケにゃんってばお昼ご飯が楽しみで学校に行くんだもんにゃん」
「あはは、そうなんだね……」
「うん、そうだよ。彩実ちゃんもミケッコちゃんもお昼ご飯のことを考えるとドキドキにゃんなんて吹っ飛ぶにゃん!」
ミケにゃんは大好きな食べ物を頭に思い浮かべているのだろう。可愛らしいお口からヨダレが垂れそうになっている。
「わたしもお昼が楽しみだにゃん。お魚も食べたいしお肉も食べたいな」
「ミケッコちゃんお魚もお肉も両方食べるといいにゃん」
「う~ん、お魚とお肉そっか両方食べても良いのかにゃん。そうしようかな~」
ミケッコちゃんもお魚とお肉を頭に思い浮かべているのか幸せそうな表情になった。
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