98 / 111
人生良いこともある
しおりを挟む
きらりちゃんや美川さんと出会えたのもお母さんと色々あったからだ。
そう考えると人生は悪いことばかりではないなということに気がついた。それに今は、お母さんが目の前にいるのだから。
わたしは、にっこりと微笑みさんぴん茶を飲んだ。
「愛可、良かったね~」
きらりちゃんがゴーヤをぶんぶん振り回しながら言った。きらりちゃんはまだ、ゴーヤを持っていたんだと思うと可笑しくなる。
「うん、良かったなと思っているよ。それからきらりちゃんに出会えたこともね」
わたしは、きらりちゃんの顔を見てにっこりと笑った。
「……う、嬉しいけどちょっと気持ち悪いな~愛可ってば何も出ないよ」
「あ、気持ち悪いなんて失礼じゃない~」
わたしは頬をぷくぷくと膨らませた。せっかくきらりちゃんに素直な気持ちを伝えているのにな。
「だって、本当のことなんだもん!」
「きらりちゃんって本当に酷いね」
唇を尖らせきらりちゃんをキッと睨むと、きらりちゃんは、
「あはは……き、きらり先輩もその……愛可と出会えて良かったと思っているよ」
きらりちゃんは、ゴーヤのつぶつぶに手を触れながら言った。
「うふふ、やっぱりそうなんだね~」
わたしは、素直じゃないきらりちゃんのちょっと照れたような顔を見てニヤリと笑った。
そう考えると人生は悪いことばかりではないなということに気がついた。それに今は、お母さんが目の前にいるのだから。
わたしは、にっこりと微笑みさんぴん茶を飲んだ。
「愛可、良かったね~」
きらりちゃんがゴーヤをぶんぶん振り回しながら言った。きらりちゃんはまだ、ゴーヤを持っていたんだと思うと可笑しくなる。
「うん、良かったなと思っているよ。それからきらりちゃんに出会えたこともね」
わたしは、きらりちゃんの顔を見てにっこりと笑った。
「……う、嬉しいけどちょっと気持ち悪いな~愛可ってば何も出ないよ」
「あ、気持ち悪いなんて失礼じゃない~」
わたしは頬をぷくぷくと膨らませた。せっかくきらりちゃんに素直な気持ちを伝えているのにな。
「だって、本当のことなんだもん!」
「きらりちゃんって本当に酷いね」
唇を尖らせきらりちゃんをキッと睨むと、きらりちゃんは、
「あはは……き、きらり先輩もその……愛可と出会えて良かったと思っているよ」
きらりちゃんは、ゴーヤのつぶつぶに手を触れながら言った。
「うふふ、やっぱりそうなんだね~」
わたしは、素直じゃないきらりちゃんのちょっと照れたような顔を見てニヤリと笑った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる