33 / 83
四章 そのコードの名前は
五
しおりを挟む
作戦は三日後だと伝えられた。それまで、人形部隊はエネルギー供給源として温存されることになる。
めいめいに過ごすようにと言い渡されたアンドロイドたちは、降ってわいた自由時間に困惑した。
とはいっても、時刻は夜。お行儀良く過ごすなら、カプセルの中に格納される時間である。特に睡眠が必要な体でもないので、うるさくしなければ話をしていても問題はないのだろうが。
忙しく技術者たちが立ち回っているのを横目で眺めながら、蓋の開いたカプセルの中でγが口を開いた。
「何だか処刑数日前みたいな雰囲気だな」
「カプセルの刑か、間違ってないな」
「ちょっとφ、嫌なことを言わないでよー」
「βか」
「私だってカプセル嫌いなんだからー……そういえば、何でμはカプセルの中に籠もりたがるの?」
「後ろ向きアンドロイドだったからな」
「確かに。昼間、あのデカブツに突貫かけた時の様子は獅子奮迅って感じだったが」
「うるさいんだけど、φ」
起き上がって文句を言うと、γから笑い声が上がった。
「おっと、カプセル好きが何か言ってる」
γを軽く睨みつけたあと、μは溜息交じりに上体を倒した。
「それにしても、何だったんだ? 昼間のあのスーパーズルみたいな予測支援」
「……よく、分からない」
「は?」
μは唇を曲げた。分からないものは分からないのだ。
「何ていうか……気づくと、どこからか答えを持ってきている、ような……」
「ん……? それ、計算なのか?」
γが理解しがたい、という表情を浮かべた。
「計算だとしても、何か変だぞ……いくらMOTHERの支援が入っていたとはいえ、二十四機分の予測演算をしながら高速機動戦闘なんて、いつものμらしくなかったしな」と、φ。
「全体的に、今日のμは今までの塞ぎ込んだμじゃなかったもんな。もっとこう……ようやく我ららしくなった感じだよな」
「我らってば我らなんだから」
「またそれー? 好きねー」
βが呆れながらγとφの決め台詞に笑う。
「μはねー、ずっと我が出せなくて悩んでたのー。それが今日やっと一皮剥けたってことー」
「……β?」
「λが言ってたんだけどねー。μは、いつもアンドロイドらしくしようとして肩肘張ってて、すごく窮屈そうだって」
はっと顔を上げると、βはにまにまと笑顔を浮かべてこちらを見ている。
「自分に素直になればー? なりたい自分になるのがそんなに怖いことー?」
「……私は、ただ……」
μはうーん、と唸った。変じゃないかな、とあれこれ悩んだあとで、勇気を振り絞って、口にした。
「私は、自分が、自分じゃなくなるのが、一番嫌だ……と、思う」
「というと?」
「アンドロイドであることと、自分であることが、矛盾しそうで、いつも、それはアンドロイドであるってことに反している気がして。だから、私は、自分のことを出来損ないだって思ってた」
「何と……」
φが絶句する。
「実際、こんなんだから。人も殺す覚悟のないアンドロイドだから、今日、エントの傭兵だっていう奴と戦った時、私は負けたんだと思った。でも、博士は、設計通りだって言ってた」
「……よく、分かんないけどー」
βは顔を上げた。
「μは、もしかしてー。誰かを殺したり、戦ったりして、戦闘型アンドロイドの役割を果たしていたら、なりたい自分でいられなくなりそうだから、悩んでたー?」
「……うん」
「γよ」
「φよ」
「これはもしかすると、μが一番、アレかもしれぬな」
「何、アレってー」
「ソウルコードよ、β」
「ソウルコードには強さがあるのだ、β」
「強さ?」
「うん。逆らうことができないほど強い、欲というか、やりたいこととか、希望とか。そういう人生の指針へ向かうよう、強く働きかける衝動を、人間の〝魂〟は持つ傾向にあるらしくってな」
「一番強く、自分の役を持っている魂は、自分のその衝動のようなものに逆らえないのだそうだ」
γとφの話は初めて聞く話だ。昨日、ゼムに話の続きでも聞いていたのだろうか。
「役?」
「普通の魂なら、たぶん今日、あそこで撤退を選んだ。でもμは獅子奮迅したのだ」
「何、そのらいおんはーとってー」
「言葉の綾だ、気にするな」
「つまり、μは魂の働きかけが最強なソウルコードが元になった人格の可能性があるのだ。アンドロイドであることさえ否定したくなるというのであれば、前人未踏のホワイトコードかもしれんぞ」
ざわりと、心が強く騒いだ。
「μのソウルコードは、十万分の一を引き当てて、今日発火してしまったのかもしれん」
「……でも、なんで発火したのー?」
「うん。たぶん、発火したのは、【正義】と【勇気】が原因だろう。まさに今日、進むか、戻るか、そういう状況まで追い込まれたからな」
「正義と……勇気?」
「教官に聞いてから、あれこれ調べていたら、新発見ということで最新の論文が出ていたぞ。ホワイトコードの持ち主は、おおよそ心にそういう感情を持つ傾向にあるんだそうだ。特に、今日の腐れ科学者の話しぶりなんか、悪役のソレだった」
「歴史に残りそうなほどのクソッタレな悪役だった」
「だから、μの魂がホワイトコードを宿しているんなら、正義に駆られたって不思議でも何でもないだろうさ」
「義を見てせざるは何とやら。μの勇気が少しだけだが戦いを先送りにしたから、対策を立てることができて、こうやって語る時間もあるわけだ」
にかりとγが笑った。
「博士は、私たちに人間と同じようになってほしかったんだと思うよー?」
βはμに言った。
「だから、μが感じる悩みも、怖さも、みんな、MOTHERと博士が望んだ通りのもの。アンドロイドたるものかくあるべき、じゃなくて、μがどうなりたいかが、きっと、一番大事なことなんだよ」
「……私が、どうなりたいか」
ふと、MOTHERが言っていたことを思い出した。アンドロイドたちのソウルコードの詳細がブラックボックス化されている理由は、自身の在り方を成長途上の段階でこうだと定めて固定したくないからだと、MOTHERはμに言い聞かせていた。
『やがてあなたも、何を引き換えにしても譲れないものができるでしょう。それは、誰にも曲げられません。自分だけは、これだけは、と、あなたを最後まであなたになさしめるもの。魂は、みな、目指したい場所があって、そのようにできているのです』
(私が、何を引き換えにしても譲れないもの――)
胸に迫るのは、理由も分からない焦燥感であり、自分の行方が知れないことの不安であり、どこに行けば良いかも分からない寂しさだ。
一体、自分の魂が何を切望しているのか、それでもμには分からない。どこに行くべきか、誰も指し示していない。でも今は、戦うべきなのだと漠然と感じていた。
めいめいに過ごすようにと言い渡されたアンドロイドたちは、降ってわいた自由時間に困惑した。
とはいっても、時刻は夜。お行儀良く過ごすなら、カプセルの中に格納される時間である。特に睡眠が必要な体でもないので、うるさくしなければ話をしていても問題はないのだろうが。
忙しく技術者たちが立ち回っているのを横目で眺めながら、蓋の開いたカプセルの中でγが口を開いた。
「何だか処刑数日前みたいな雰囲気だな」
「カプセルの刑か、間違ってないな」
「ちょっとφ、嫌なことを言わないでよー」
「βか」
「私だってカプセル嫌いなんだからー……そういえば、何でμはカプセルの中に籠もりたがるの?」
「後ろ向きアンドロイドだったからな」
「確かに。昼間、あのデカブツに突貫かけた時の様子は獅子奮迅って感じだったが」
「うるさいんだけど、φ」
起き上がって文句を言うと、γから笑い声が上がった。
「おっと、カプセル好きが何か言ってる」
γを軽く睨みつけたあと、μは溜息交じりに上体を倒した。
「それにしても、何だったんだ? 昼間のあのスーパーズルみたいな予測支援」
「……よく、分からない」
「は?」
μは唇を曲げた。分からないものは分からないのだ。
「何ていうか……気づくと、どこからか答えを持ってきている、ような……」
「ん……? それ、計算なのか?」
γが理解しがたい、という表情を浮かべた。
「計算だとしても、何か変だぞ……いくらMOTHERの支援が入っていたとはいえ、二十四機分の予測演算をしながら高速機動戦闘なんて、いつものμらしくなかったしな」と、φ。
「全体的に、今日のμは今までの塞ぎ込んだμじゃなかったもんな。もっとこう……ようやく我ららしくなった感じだよな」
「我らってば我らなんだから」
「またそれー? 好きねー」
βが呆れながらγとφの決め台詞に笑う。
「μはねー、ずっと我が出せなくて悩んでたのー。それが今日やっと一皮剥けたってことー」
「……β?」
「λが言ってたんだけどねー。μは、いつもアンドロイドらしくしようとして肩肘張ってて、すごく窮屈そうだって」
はっと顔を上げると、βはにまにまと笑顔を浮かべてこちらを見ている。
「自分に素直になればー? なりたい自分になるのがそんなに怖いことー?」
「……私は、ただ……」
μはうーん、と唸った。変じゃないかな、とあれこれ悩んだあとで、勇気を振り絞って、口にした。
「私は、自分が、自分じゃなくなるのが、一番嫌だ……と、思う」
「というと?」
「アンドロイドであることと、自分であることが、矛盾しそうで、いつも、それはアンドロイドであるってことに反している気がして。だから、私は、自分のことを出来損ないだって思ってた」
「何と……」
φが絶句する。
「実際、こんなんだから。人も殺す覚悟のないアンドロイドだから、今日、エントの傭兵だっていう奴と戦った時、私は負けたんだと思った。でも、博士は、設計通りだって言ってた」
「……よく、分かんないけどー」
βは顔を上げた。
「μは、もしかしてー。誰かを殺したり、戦ったりして、戦闘型アンドロイドの役割を果たしていたら、なりたい自分でいられなくなりそうだから、悩んでたー?」
「……うん」
「γよ」
「φよ」
「これはもしかすると、μが一番、アレかもしれぬな」
「何、アレってー」
「ソウルコードよ、β」
「ソウルコードには強さがあるのだ、β」
「強さ?」
「うん。逆らうことができないほど強い、欲というか、やりたいこととか、希望とか。そういう人生の指針へ向かうよう、強く働きかける衝動を、人間の〝魂〟は持つ傾向にあるらしくってな」
「一番強く、自分の役を持っている魂は、自分のその衝動のようなものに逆らえないのだそうだ」
γとφの話は初めて聞く話だ。昨日、ゼムに話の続きでも聞いていたのだろうか。
「役?」
「普通の魂なら、たぶん今日、あそこで撤退を選んだ。でもμは獅子奮迅したのだ」
「何、そのらいおんはーとってー」
「言葉の綾だ、気にするな」
「つまり、μは魂の働きかけが最強なソウルコードが元になった人格の可能性があるのだ。アンドロイドであることさえ否定したくなるというのであれば、前人未踏のホワイトコードかもしれんぞ」
ざわりと、心が強く騒いだ。
「μのソウルコードは、十万分の一を引き当てて、今日発火してしまったのかもしれん」
「……でも、なんで発火したのー?」
「うん。たぶん、発火したのは、【正義】と【勇気】が原因だろう。まさに今日、進むか、戻るか、そういう状況まで追い込まれたからな」
「正義と……勇気?」
「教官に聞いてから、あれこれ調べていたら、新発見ということで最新の論文が出ていたぞ。ホワイトコードの持ち主は、おおよそ心にそういう感情を持つ傾向にあるんだそうだ。特に、今日の腐れ科学者の話しぶりなんか、悪役のソレだった」
「歴史に残りそうなほどのクソッタレな悪役だった」
「だから、μの魂がホワイトコードを宿しているんなら、正義に駆られたって不思議でも何でもないだろうさ」
「義を見てせざるは何とやら。μの勇気が少しだけだが戦いを先送りにしたから、対策を立てることができて、こうやって語る時間もあるわけだ」
にかりとγが笑った。
「博士は、私たちに人間と同じようになってほしかったんだと思うよー?」
βはμに言った。
「だから、μが感じる悩みも、怖さも、みんな、MOTHERと博士が望んだ通りのもの。アンドロイドたるものかくあるべき、じゃなくて、μがどうなりたいかが、きっと、一番大事なことなんだよ」
「……私が、どうなりたいか」
ふと、MOTHERが言っていたことを思い出した。アンドロイドたちのソウルコードの詳細がブラックボックス化されている理由は、自身の在り方を成長途上の段階でこうだと定めて固定したくないからだと、MOTHERはμに言い聞かせていた。
『やがてあなたも、何を引き換えにしても譲れないものができるでしょう。それは、誰にも曲げられません。自分だけは、これだけは、と、あなたを最後まであなたになさしめるもの。魂は、みな、目指したい場所があって、そのようにできているのです』
(私が、何を引き換えにしても譲れないもの――)
胸に迫るのは、理由も分からない焦燥感であり、自分の行方が知れないことの不安であり、どこに行けば良いかも分からない寂しさだ。
一体、自分の魂が何を切望しているのか、それでもμには分からない。どこに行くべきか、誰も指し示していない。でも今は、戦うべきなのだと漠然と感じていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
大絶滅 2億年後 -原付でエルフの村にやって来た勇者たち-
半道海豚
SF
200万年後の姉妹編です。2億年後への移住は、誰もが思いもよらない結果になってしまいました。推定2億人の移住者は、1年2カ月の間に2億年後へと旅立ちました。移住者2億人は11万6666年という長い期間にばらまかれてしまいます。結果、移住者個々が独自に生き残りを目指さなくてはならなくなります。本稿は、移住最終期に2億年後へと旅だった5人の少年少女の奮闘を描きます。彼らはなんと、2億年後の移動手段に原付を選びます。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる