38 / 50
38. 親子とカタリーナと小人の靴屋
しおりを挟む
(親子とカタリーナと小人の靴屋)
「お母さん、……、お父さん……、突然、来てどうしたの……?」
「驚かそうと思って……、何か、暇な店ね……」
「……、暇な店が、いいんじゃないの……、忙しいからって、逃げ出した、お母さん……」
「そんな、人聞きが悪いことを……、お前の将来を考えてだよ……」
「うそ、……、私に押し付けただけじゃない……」
「押し付けた割には、純子は何もやっていないじゃない……、澄子がみんなやっているでしょう……」
「……、よく知っているわね……、私は絵を描くのが忙しいのよ……」
「そんなことより、何か食べさせておくれ……」
「えー、何もないわよ……、もう、お店、閉店だから……」
「……、寂しい店だね……、カレーくらいあるでしょう……?」
「ご飯ないもの……」
「澄子の所にはあるんじゃない……?」
「訊いてみるね……」
澄子姉さんの所には、ちょうど二人分余っていた……
すぐに、サリーと澄子姉さんがご飯を持ってやって来た。
「おばーちゃん、逢いたかったよ……」
「サリー、ちょっと見ないうちに奇麗になったねー」
「ホンと、嬉しいわー、……」
「サリーも店を手伝っているんだって……、偉いね……」
「……、お姉さんが、当てにならないから……」
「ちょっと、その言い方、引っ掛かるけど……」
母は、私の言葉には耳を貸さず、店の中を見渡していた。
「でも、普通の店に戻ったんだね……、澄子から訊いたのよ……」
「えー、どう言うこと……、お母さん、お化けの店って知っていたの……?」
「……、えー、そんなことは、知らないけど、やっぱり、ここはお化けの店なのかい……?」
「……、この前まではね……、あの破けたジャンダルムの絵が呼んでいたみたいなのよ……」
「そう言えば、あの絵がないね……」
「持ち主が分かって、返したのよ……、そしたら、お化けも出てこなくなったわ……、それで、こんな暇な店……」
「それじゃー、あのとほうもない大金もなくなったのかい……?」
それには、澄子姉さんが答えた。
「そうねー、お客さんが急に減ってから、売り上げと現金は、合うようになったわ……、預金通帳に入ったお金はそのままよ……」
「よかったわ……、返せ戻せって言われずに……」
「えー、……、どう言うことなのよ……?」
私は、二人に訊いた……
「……、あんた、本当に能天気でいいわね……」
澄子姉さんが嫌味たっぷりで、私を睨む……
「ちょうど、あの絵を掛けた三年前から、現金が湧いて出てくるのよ……」
「なに、それ、……、グリム童話の『小人の靴屋』、小人が夜な夜なお店をやって稼いでいるとか……、いいわねー」
「それなら、やっぱり、純子が言うように、お化けだったのね……、……?」
「……、えー、えー、小人の代わりに、お化けが働いていたの……? いいわねー」
「バカねー、本当に、何も知らないのね……」
「……、だって、何も話してくれないじゃない……」
「話すって、なんて話せばいいのよ……、お金が湧いて出てくるって……?」
澄子姉さんは、お母さんの顔を見てから……、私を見た……
「……、信じないでしょう……?」
「……、まあ―ねー、笑えるわー」
「……、純子なんかに話すんじゃなかった……」
「いいから、いいから、それで、あの絵がなくなったら、元に戻ったんでしょう……、それならいいじゃない……、暇な店だけど……」
「……、それも困るけどね……」
「それで、いくらぐらい、湧いて出てきたの……?」
「……、三年間で一億円くらい……、……」
「えー、えー、うそー、……、まるで宝くじじゃない……、それで、そのお金どうしたの……?」
それには、母が答えた……
「勿論、売上だから、そのまま持っていると、税金に持っていかれるので、いろいろ使わせてもらいましたけど……、田舎暮らしの店にもね……」
「……、でも、どうして、そんなお金が湧いて出てきたの……? 悪いお金じゃないでしょうね……?」
「それも、分からないのよ……、ただ、朝、私が来てレジのお金を数えると大金が入っているのよ……、一〇万くらい多く……、どう見ても一〇万円以上も稼げる店ではないでしょう……」
「そ、そうねー、……」
「私が、やっていたときも、夜にレジを占めても、朝になるとお札が唸って入っているのよ……、もう気味が悪くて……、澄子に言うと、もらっておくしかないじゃないのって言うから……」
「だって、毎日毎日だから、そのままにできないじゃない……」
「でも、変ねー、……、お化けたちは、そんなに高いものは注文しなかったわよ……、それなのに、レジにお金があると言うことは、誰かだ、お金を放り込んでいったということね……」
私は、ようやく全てのつじつまが合う気がした……
「まー、元に戻ったことだから、めでたしねー」
私は、それ以上深入りせずに、無理やり話を終わらせた。
「お母さん、お父さん、夏野菜カレー作ってあげるわ……、サリー手伝って……」
「OK、……」
私は、サリーを連れてキッチンに入った。
「やっぱり、お金をレジに放り込んだのは、ハナね……」
「私、前に勉から聞いたことがあるわ……、お化けたちは、死んだときに持っていたお金を、そのまま持って現れるんだって……、だからお店で、お金を払えるんだって……、それで、現れるたびに、お金は死んだときに持っていたお金に戻るんだって……、いくら使っても、また元に戻るのだからいいでしょう」
「そうね……、だから、お化けたちは、持っているお金を全部カタリーナに置いて消えるのね……」
「多分、そうだと思うわ……」
「……、でも、なんか、お化けたちからお金を巻き上げているようで、気分悪いわね……」
「……、でも、もう、出てこられないからいいんじゃないの……」
「……、それも、それで、辛いわね……」
「お姉さん……、どっちの味方なのよ……」
「……、複雑な気持ち……」
私は、夏野菜たっぷりのカレーとフルーツサラダ、それとカリフラワーのかぼちゃスープを出した。
「お母さん、今日、泊まっていくんでしょう……、三階の元私の部屋しかないわよ……、二階は私の部屋とアトリエにしちゃったから……」
「いいわよ……、寝られるならどこでも……」
「……、お店、手伝っていってくれるんでしょう……?」
「何を言っているのよ……、明日、帰るわよ……、たまには、娘の顔を見たいと思って来ただけだから……」
カタリーナは、おしゃれな木造三階建て……、だから遠くからも良く見える。
九月も終わりごろ……
秋が、駆け足でやってくる……
「サリーちゃん、最近、泊まりに来ないわね……」
「……、そうー、……、でも、キー子が泊まりに来ているでしょう」
「……、あんた、男ができたって……?」
「……、そんな、男なんて……、……、でも男もいいわよ……、可愛くて……」
「お母さん、……、お父さん……、突然、来てどうしたの……?」
「驚かそうと思って……、何か、暇な店ね……」
「……、暇な店が、いいんじゃないの……、忙しいからって、逃げ出した、お母さん……」
「そんな、人聞きが悪いことを……、お前の将来を考えてだよ……」
「うそ、……、私に押し付けただけじゃない……」
「押し付けた割には、純子は何もやっていないじゃない……、澄子がみんなやっているでしょう……」
「……、よく知っているわね……、私は絵を描くのが忙しいのよ……」
「そんなことより、何か食べさせておくれ……」
「えー、何もないわよ……、もう、お店、閉店だから……」
「……、寂しい店だね……、カレーくらいあるでしょう……?」
「ご飯ないもの……」
「澄子の所にはあるんじゃない……?」
「訊いてみるね……」
澄子姉さんの所には、ちょうど二人分余っていた……
すぐに、サリーと澄子姉さんがご飯を持ってやって来た。
「おばーちゃん、逢いたかったよ……」
「サリー、ちょっと見ないうちに奇麗になったねー」
「ホンと、嬉しいわー、……」
「サリーも店を手伝っているんだって……、偉いね……」
「……、お姉さんが、当てにならないから……」
「ちょっと、その言い方、引っ掛かるけど……」
母は、私の言葉には耳を貸さず、店の中を見渡していた。
「でも、普通の店に戻ったんだね……、澄子から訊いたのよ……」
「えー、どう言うこと……、お母さん、お化けの店って知っていたの……?」
「……、えー、そんなことは、知らないけど、やっぱり、ここはお化けの店なのかい……?」
「……、この前まではね……、あの破けたジャンダルムの絵が呼んでいたみたいなのよ……」
「そう言えば、あの絵がないね……」
「持ち主が分かって、返したのよ……、そしたら、お化けも出てこなくなったわ……、それで、こんな暇な店……」
「それじゃー、あのとほうもない大金もなくなったのかい……?」
それには、澄子姉さんが答えた。
「そうねー、お客さんが急に減ってから、売り上げと現金は、合うようになったわ……、預金通帳に入ったお金はそのままよ……」
「よかったわ……、返せ戻せって言われずに……」
「えー、……、どう言うことなのよ……?」
私は、二人に訊いた……
「……、あんた、本当に能天気でいいわね……」
澄子姉さんが嫌味たっぷりで、私を睨む……
「ちょうど、あの絵を掛けた三年前から、現金が湧いて出てくるのよ……」
「なに、それ、……、グリム童話の『小人の靴屋』、小人が夜な夜なお店をやって稼いでいるとか……、いいわねー」
「それなら、やっぱり、純子が言うように、お化けだったのね……、……?」
「……、えー、えー、小人の代わりに、お化けが働いていたの……? いいわねー」
「バカねー、本当に、何も知らないのね……」
「……、だって、何も話してくれないじゃない……」
「話すって、なんて話せばいいのよ……、お金が湧いて出てくるって……?」
澄子姉さんは、お母さんの顔を見てから……、私を見た……
「……、信じないでしょう……?」
「……、まあ―ねー、笑えるわー」
「……、純子なんかに話すんじゃなかった……」
「いいから、いいから、それで、あの絵がなくなったら、元に戻ったんでしょう……、それならいいじゃない……、暇な店だけど……」
「……、それも困るけどね……」
「それで、いくらぐらい、湧いて出てきたの……?」
「……、三年間で一億円くらい……、……」
「えー、えー、うそー、……、まるで宝くじじゃない……、それで、そのお金どうしたの……?」
それには、母が答えた……
「勿論、売上だから、そのまま持っていると、税金に持っていかれるので、いろいろ使わせてもらいましたけど……、田舎暮らしの店にもね……」
「……、でも、どうして、そんなお金が湧いて出てきたの……? 悪いお金じゃないでしょうね……?」
「それも、分からないのよ……、ただ、朝、私が来てレジのお金を数えると大金が入っているのよ……、一〇万くらい多く……、どう見ても一〇万円以上も稼げる店ではないでしょう……」
「そ、そうねー、……」
「私が、やっていたときも、夜にレジを占めても、朝になるとお札が唸って入っているのよ……、もう気味が悪くて……、澄子に言うと、もらっておくしかないじゃないのって言うから……」
「だって、毎日毎日だから、そのままにできないじゃない……」
「でも、変ねー、……、お化けたちは、そんなに高いものは注文しなかったわよ……、それなのに、レジにお金があると言うことは、誰かだ、お金を放り込んでいったということね……」
私は、ようやく全てのつじつまが合う気がした……
「まー、元に戻ったことだから、めでたしねー」
私は、それ以上深入りせずに、無理やり話を終わらせた。
「お母さん、お父さん、夏野菜カレー作ってあげるわ……、サリー手伝って……」
「OK、……」
私は、サリーを連れてキッチンに入った。
「やっぱり、お金をレジに放り込んだのは、ハナね……」
「私、前に勉から聞いたことがあるわ……、お化けたちは、死んだときに持っていたお金を、そのまま持って現れるんだって……、だからお店で、お金を払えるんだって……、それで、現れるたびに、お金は死んだときに持っていたお金に戻るんだって……、いくら使っても、また元に戻るのだからいいでしょう」
「そうね……、だから、お化けたちは、持っているお金を全部カタリーナに置いて消えるのね……」
「多分、そうだと思うわ……」
「……、でも、なんか、お化けたちからお金を巻き上げているようで、気分悪いわね……」
「……、でも、もう、出てこられないからいいんじゃないの……」
「……、それも、それで、辛いわね……」
「お姉さん……、どっちの味方なのよ……」
「……、複雑な気持ち……」
私は、夏野菜たっぷりのカレーとフルーツサラダ、それとカリフラワーのかぼちゃスープを出した。
「お母さん、今日、泊まっていくんでしょう……、三階の元私の部屋しかないわよ……、二階は私の部屋とアトリエにしちゃったから……」
「いいわよ……、寝られるならどこでも……」
「……、お店、手伝っていってくれるんでしょう……?」
「何を言っているのよ……、明日、帰るわよ……、たまには、娘の顔を見たいと思って来ただけだから……」
カタリーナは、おしゃれな木造三階建て……、だから遠くからも良く見える。
九月も終わりごろ……
秋が、駆け足でやってくる……
「サリーちゃん、最近、泊まりに来ないわね……」
「……、そうー、……、でも、キー子が泊まりに来ているでしょう」
「……、あんた、男ができたって……?」
「……、そんな、男なんて……、……、でも男もいいわよ……、可愛くて……」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
氷結の夜明けの果て (R16)
ウルフィー-UG6
ファンタジー
Edge of the Frozen Dawn(エッジ・オブ・ザ・フローズン・ドーン)
よくある異世界転生?
使い古されたテンプレート?
――そうかもしれない。
だが、これはダークファンタジーだ。
恐怖とは、姿を見せた瞬間よりも――
まだ見えぬまま、静かに忍び寄るもの。
穏やかな始まり。ほのかな優しさ。
だが、石の下には、眠る獣がいるかもしれない。
その時が来れば、闇は牙を剥く。
あらすじ
失われた魂――影に見つめられながら。
だが、英雄とは……本当に常に“光”のために戦う者なのか?
異国の大地で、記憶のないまま、見知らぬ身体で目を覚ます。
生き延びようとする本能だけが、彼を前へと突き動かす。
――英雄か、災厄か。それを分けるのは、ただ一つの選択。
冷たく、謎めいた女戦士アリニアと共に、
彼は武器を鍛え、輝く都市を訪れ、古の森を抜け、忘れられた遺跡へと踏み込んでいく。
だが、栄光へと近づく一歩ごとに、
痛みが、迷いが、そして見えない傷が刻まれていく。
光の道を歩んでいるかのように見えて――
その背後で、影は静かに育ち続けていた。
――これは、力と希望、そして自ら築き上げる運命の物語。
🔹 広大で容赦のない世界が、挑む者を待ち受ける。
🔹 試練と沈黙の中で絆を深めていく、二人の仲間。
🔹 「居場所」を探す旅路の果てに待つものとは――。
ヴェイルは進む。
その選択はやがて、一つの伝説を生み出すだろう。
それが光か、闇か。――決めるのは、あなた自身だ。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる