俺「異世界来たァ! 処女奴隷ハーレム作り放題だぜえええ!」

道楽時計

文字の大きさ
6 / 10

第六話 襲撃

しおりを挟む
女の子「…………」 

俺「どうした? 浮かない顔をして」 

女の子「実は、あの方からその、また二人で食事を取らないかと誘われてしまいまして……」 

俺「槍使いの奴か。いいじゃないか、ハンサムだし、根がいい奴なのは保証する。年齢だってお前と近い」 
俺「そこらの冒険者みたいに荒くれ者じゃなく、教養がある。文字の読み書きだってできる」 

女の子「でも……」


俺「それに、実は遠方の貴族の長男だというじゃないか」 
俺「今は家との連絡は断って冒険者として生きているようだが、いずれ元の鞘に戻るかもしれない」 

女の子「わ、私は、俺さんが……」 

俺「食事くらい一緒に行ってやれ。それとも、槍使いは嫌いか?」 

女の子「そうじゃ、ないけれど……」


◆◆


俺「最近はどうだ?」 

槍使い「あ、ああ、実はその、贈り物をしたいんだが……好きなものか何か、わからないだろうか?」 

俺「そういえば、装飾品屋をよく羨ましそうに見ているな……」 
俺「あいつは緑色が好きなんだ。上手く見繕ってやれ」 

槍使い「か、感謝する、お義父さん!」バッ 

俺「誰がお義父さんだ誰が!」

槍使い「で、でも、いいんですか? その……」 

俺「別に俺が止める理由はないだろう。父親でさえないんだからな」ハア 
俺「……ただ、お前があいつを傷つけることがあったら、絶対に許さないからな。手を出すつもりなら、責任はきっちり取ってもらう」ジャキ 

槍使い「わ、わかっている!」 

俺「欲を言えば、冒険者なんていつ死ぬかわからない仕事はやめて、貴族に戻ってほしいんだがな」 

槍使い「…………」


◆◆


女の子「か、かわいい……ですか?」 

俺「ああ、よく似合ってるよ」 

女の子「えへへへ……」 

俺「槍使いからもらったのか?」 

女の子「はい!」 
女の子「それから、実は……その……」 

俺「…………」 

俺「プロポーズでもされたか?」 

女の子「っ!!」 

俺(あいつもせっかちな奴だな)ニマッ


◆◆


俺(幸せ……だな) 
俺(まさか、俺がこんな気持ちに浸れる時が来るなんて、思ってもみなかった)クスッ 

俺「……!」ピクッ 

女の子「俺さん?」 

俺「……お前、今日は槍使いの奴に泊めてもらえ」 

女の子「え? そ、そんな……」カアッ 

俺「いいか? これは冗談なんかじゃない、真っ直ぐ表通りまで行って振り返るな」

女の子「お、俺さん……? は、はい!」ダッ 


◆◆


俺「……出て来いよ」 

女侯爵の部下「おや、よく気が付きましたねぇ。私達に気付いていて逃げないなんて、大したものですよ」バッ 

俺「達……?」 

兵A「俺達には気づいてなかったのか」クク 
兵B「残念だったなぁ、おっさん。これも仕事だから、恨まないでくれよ」ニヤニヤ 

俺(……十人!)


女侯爵の部下「いかに【聖剣】持ちとは言え、精鋭兵十人を相手にはできないでしょう」クク 

俺(武器も防具も、整ってる。手入れもされてる) 
俺(……冒険者やゴロツキじゃない、貴族の兵だ!)ツー 

俺「お前ら、何が狙いだ!」 

女侯爵の部下「貴方がいけないんですよ。余計なガキに色欲を出すから、厄介ごとに巻き込まれるのです」ニイ 

俺「余計な、ガキ……?」


女侯爵の部下「とっとと殺してしまえ! こいつさえ片付ければ、あの小娘はどうとでもなる!」 

兵A「任せてください!」サッ 
兵B「油断はしませんよ、確実に仕留めてやります!」シュンッ 

 ブンッ 

兵A「がぁっ!」 
兵B「ぐぼ……お、俺の足! 脚がァ!」 

俺「……あいつを殺させるつもりはない。死ぬ覚悟がある奴だけ掛かってこい」ジャキンッ 

女侯爵の部下「なんだと…?」


◆◆


俺「…………」ハァハァ 

女侯爵の部下「なんだと……? 精鋭兵十人が、敗れたのか……?」 
女侯爵の部下「私は、夢でも見ているのか……?」 

俺(さすがに、体力が続かない……血もかなり流した)ゼェゼエ 
俺「どうする? お前はやらないのか?」 

女侯爵の部下「う、うぐ……や、やってやる! 貴様も既に死にかけじゃないか! やってやるぞおっ!」シャキン 

俺「…………」ギロッ 

女侯爵の部下「うっ、うわあああああっ!」ダッ 

俺(いった、か……) 
俺(……随分、きな臭いことになってきたな)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います

町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる

名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

処理中です...