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「な、なんだこの街は……!?」
王都からの早馬に乗ってきた王家の使者(前回とは別の、少し若手の騎士)は、ミルク・シティの正門をくぐった瞬間、言葉を失った。
彼の目の前に広がっていたのは、王都よりも遥かに洗練された、未来都市のような光景だった。
幾何学模様に敷き詰められたレンガ道は塵一つなく清掃され、道の両側にはガス灯ならぬ「魔石灯」が立ち並び、昼間のように明るい。
行き交う人々は皆、血色が良く、その表情は明るい。
商店には見たこともない商品(オリハルコン製のフライパンや、美容効果のある温泉水ボトルなど)が並び、活気に満ちている。
「王都では今、パンの値段が二倍になって暴動が起きかけているというのに……ここは別世界か?」
騎士は呆然としながら、中央にそびえ立つ巨大な建造物――『ラテ商会・本社ビル兼領主館』へと向かった。
◇
「ようこそ、ミルク・シティへ。王家の方からの急使だそうですね」
通された執務室は、王城の謁見の間よりも豪華だった。
最高級の絨毯、オリハルコンのフレームがあしらわれた調度品。
そして、マホガニーの巨大な机の奥に、彼女は座っていた。
ミルク・ド・ラテ。
かつて「守銭奴」と嘲笑された公爵令嬢は今、女帝のような貫禄で書類にペンを走らせていた。
「……王太子殿下より、勅命である!」
騎士は気圧されまいと、腹に力を入れて声を張り上げた。
アレクサンダー王子から託された羊皮紙を、机の上にバンと置く。
「直ちに王都へ帰還せよ! これは国民としての義務である!」
「義務、ですか」
ミルクは手を止めず、チラリと羊皮紙に目をやった。
『王国の危機につき、貴殿の事務処理能力を徴用する……』
内容を一読した彼女は、ふっと鼻で笑った。
「プッ……あははは! 傑作ですわね。相変わらず、ご自分の立場が理解できていらっしゃらないようで」
「な、何がおかしい! 不敬であるぞ!」
「不敬? 私は平民ですよ? それに、ここは王家の直轄地ではなく、私の私有地です」
ミルクはペンを置き、両手を組んで騎士を見据えた。
「いいですか? 殿下は私を『平民』に落とし、公爵家から『除籍』させました。つまり、私には貴族としての義務(ノブレス・オブリージュ)もなければ、王家への忠誠を誓う封建的契約も存在しません」
「ぐっ……そ、それはそうだが……しかし、国難だぞ! 国が傾いているのだ!」
「ええ、知っています。国債の格付けがDランクに落ちたそうですね。当然の結果です」
彼女は冷たく言い放つ。
「で? その尻拭いを私にさせたいと? タダで?」
「タダとは言っていない! 殿下は『名誉を回復してやる』と仰っている!」
「名誉!」
ミルクは大袈裟に驚いてみせた。
「今の私にとって、王家の名誉なんて『不渡り手形』よりも価値がありませんわ。そんなもので私の貴重な労働力(リソース)を買えると本気で思っているのですか?」
「き、貴様……!」
「ですが」
ミルクはニッコリと微笑んだ。
「私は商人です。ビジネスとしてなら、お受けしないこともありません」
「ほ、本当か!?」
騎士の顔がパッと明るくなる。
「ええ。お客様が困っているなら、解決策(ソリューション)を提供するのがプロというもの。……ただし」
彼女は引き出しから、一枚の新しい羊皮紙を取り出した。
そして、電卓を凄まじい速度で叩きながら、書き込んでいく。
「現在の王国の財政状況は『火の車』を超えて『溶鉱炉』状態です。これを立て直すには、私の全知全能を注ぎ込み、不眠不休で働かねばなりません。よって、料金は『緊急特別価格』となります」
「い、いくらだ……? 金貨千枚か? 二千枚か?」
「ベッキー、見積書を」
「はい、お嬢様」
控えていた侍女が、書き上がったばかりの羊皮紙を騎士に手渡した。
騎士はそれを受け取り、数字を見て――固まった。
「は……?」
そこには、天文学的な数字が並んでいた。
**【国家財政再建コンサルティング契約書】**
* **基本料金:** 国家予算の80%(前払い)
* **成功報酬:** 改善された利益の50%
* **経費:** 全額王家負担(おやつ代含む)
* **特記事項:**
1. 契約期間中、アレクサンダー王太子およびマリア男爵令嬢の身分を一時凍結し、ミルク・ド・ラテの直属の部下(雑用係)として配置する。
2. 王太子には、コピー取り、お茶汲み、靴磨きを担当させる。
3. マリアには、領収書の整理とホチキス止め(一日一万枚ノルマ)を担当させる。
4. ミルク・ド・ラテに対する口答えは一回につき金貨十枚の罰金とする。
「こ、こっ……国家予算の八割だとぉぉぉ!?」
騎士が絶叫した。
「ふざけるな! そんな金を払ったら、国が潰れるわ!」
「おや、潰れるのが先か、払うのが先かの違いですわ。私が介入しなければ、どうせ来月にはデフォルト(債務不履行)を起こして国家破綻でしょう?」
ミルクは涼しい顔で紅茶を一口啜った。
「私は『破滅の危機』を買い取って差し上げると言っているのです。安いものでしょう? 王家が存続できる可能性があるのですから」
「そ、それにこの特記事項はなんだ! 殿下を雑用係にするだと!?」
「当然です。財政破綻の原因を作った当事者に、現場の苦労と金の重みを理解させなければ、再建など不可能です。教育的指導(パワハラではありません)ですよ」
「き、貴様……悪魔か……!」
「いいえ、経営コンサルタントです」
ミルクはニッコリと、この上なく美しい営業スマイルを向けた。
「さあ、お持ち帰りください。有効期限は三日です。それまでに前金が振り込まれなければ、この見積もりは無効となります」
「くっ、覚えていろ! 殿下が黙っていると思うなよ!」
騎士は見積書を引ったくり、逃げるように部屋を出て行った。
「……ふぅ。これでしばらくは静かになるかしら」
ミルクは肩をすくめた。
「よろしかったのですか、お嬢様。もし仮に、本当にお金を払ってきたら」
ベッキーが尋ねる。
「その時は喜んでやるわよ。国家予算の八割が手に入るのよ? この街を金箔でコーティングしてもお釣りが来るわ」
「……本気ですね」
その時。
執務室の奥の隠し扉が開き、一人の男が入ってきた。
「くくっ……はははは!」
氷の皇帝、シリウスだった。
彼は腹を抱えて笑っている。
「盗み聞きとは趣味が悪いですわよ、陛下」
「いや、あまりに傑作でな。『国家予算の八割』とは大きく出たものだ。しかも王子を靴磨きにするとは」
シリウスは涙を拭いながら、ミルクの隣に立った。
「王国の使者の、あの絶望した顔。金貨百枚分の価値はあったぞ」
「お楽しみいただけて光栄です。観覧料を請求しても?」
「ふん、出資者特権で見逃せ」
シリウスはミルクの肩に手を置き、楽しげに言った。
「だが、残念だったなミルク。王国は払えんよ。八割どころか、一割も残っていないはずだ」
「ええ、知っています」
ミルクは窓の外、王都の方角を見つめ、目を細めた。
「だからこそ、突きつけたのです。彼らに『自分たちが無一文である』という現実を直視させるためにね」
彼女の瞳は、冷徹な計算と、ほんの少しの哀れみを帯びていた。
「さあ、次はどう出てくるかしら。泣きついてくるか、それとも逆ギレして軍隊を向けてくるか……。どちらに転んでも、利益が出るように準備しておかなくては」
「頼もしいパートナーだ。万が一、軍が来たら俺が潰してやる」
「有料でお願いしますね」
「……守銭奴め」
二人は顔を見合わせ、共犯者のような笑みを浮かべた。
王都からの早馬に乗ってきた王家の使者(前回とは別の、少し若手の騎士)は、ミルク・シティの正門をくぐった瞬間、言葉を失った。
彼の目の前に広がっていたのは、王都よりも遥かに洗練された、未来都市のような光景だった。
幾何学模様に敷き詰められたレンガ道は塵一つなく清掃され、道の両側にはガス灯ならぬ「魔石灯」が立ち並び、昼間のように明るい。
行き交う人々は皆、血色が良く、その表情は明るい。
商店には見たこともない商品(オリハルコン製のフライパンや、美容効果のある温泉水ボトルなど)が並び、活気に満ちている。
「王都では今、パンの値段が二倍になって暴動が起きかけているというのに……ここは別世界か?」
騎士は呆然としながら、中央にそびえ立つ巨大な建造物――『ラテ商会・本社ビル兼領主館』へと向かった。
◇
「ようこそ、ミルク・シティへ。王家の方からの急使だそうですね」
通された執務室は、王城の謁見の間よりも豪華だった。
最高級の絨毯、オリハルコンのフレームがあしらわれた調度品。
そして、マホガニーの巨大な机の奥に、彼女は座っていた。
ミルク・ド・ラテ。
かつて「守銭奴」と嘲笑された公爵令嬢は今、女帝のような貫禄で書類にペンを走らせていた。
「……王太子殿下より、勅命である!」
騎士は気圧されまいと、腹に力を入れて声を張り上げた。
アレクサンダー王子から託された羊皮紙を、机の上にバンと置く。
「直ちに王都へ帰還せよ! これは国民としての義務である!」
「義務、ですか」
ミルクは手を止めず、チラリと羊皮紙に目をやった。
『王国の危機につき、貴殿の事務処理能力を徴用する……』
内容を一読した彼女は、ふっと鼻で笑った。
「プッ……あははは! 傑作ですわね。相変わらず、ご自分の立場が理解できていらっしゃらないようで」
「な、何がおかしい! 不敬であるぞ!」
「不敬? 私は平民ですよ? それに、ここは王家の直轄地ではなく、私の私有地です」
ミルクはペンを置き、両手を組んで騎士を見据えた。
「いいですか? 殿下は私を『平民』に落とし、公爵家から『除籍』させました。つまり、私には貴族としての義務(ノブレス・オブリージュ)もなければ、王家への忠誠を誓う封建的契約も存在しません」
「ぐっ……そ、それはそうだが……しかし、国難だぞ! 国が傾いているのだ!」
「ええ、知っています。国債の格付けがDランクに落ちたそうですね。当然の結果です」
彼女は冷たく言い放つ。
「で? その尻拭いを私にさせたいと? タダで?」
「タダとは言っていない! 殿下は『名誉を回復してやる』と仰っている!」
「名誉!」
ミルクは大袈裟に驚いてみせた。
「今の私にとって、王家の名誉なんて『不渡り手形』よりも価値がありませんわ。そんなもので私の貴重な労働力(リソース)を買えると本気で思っているのですか?」
「き、貴様……!」
「ですが」
ミルクはニッコリと微笑んだ。
「私は商人です。ビジネスとしてなら、お受けしないこともありません」
「ほ、本当か!?」
騎士の顔がパッと明るくなる。
「ええ。お客様が困っているなら、解決策(ソリューション)を提供するのがプロというもの。……ただし」
彼女は引き出しから、一枚の新しい羊皮紙を取り出した。
そして、電卓を凄まじい速度で叩きながら、書き込んでいく。
「現在の王国の財政状況は『火の車』を超えて『溶鉱炉』状態です。これを立て直すには、私の全知全能を注ぎ込み、不眠不休で働かねばなりません。よって、料金は『緊急特別価格』となります」
「い、いくらだ……? 金貨千枚か? 二千枚か?」
「ベッキー、見積書を」
「はい、お嬢様」
控えていた侍女が、書き上がったばかりの羊皮紙を騎士に手渡した。
騎士はそれを受け取り、数字を見て――固まった。
「は……?」
そこには、天文学的な数字が並んでいた。
**【国家財政再建コンサルティング契約書】**
* **基本料金:** 国家予算の80%(前払い)
* **成功報酬:** 改善された利益の50%
* **経費:** 全額王家負担(おやつ代含む)
* **特記事項:**
1. 契約期間中、アレクサンダー王太子およびマリア男爵令嬢の身分を一時凍結し、ミルク・ド・ラテの直属の部下(雑用係)として配置する。
2. 王太子には、コピー取り、お茶汲み、靴磨きを担当させる。
3. マリアには、領収書の整理とホチキス止め(一日一万枚ノルマ)を担当させる。
4. ミルク・ド・ラテに対する口答えは一回につき金貨十枚の罰金とする。
「こ、こっ……国家予算の八割だとぉぉぉ!?」
騎士が絶叫した。
「ふざけるな! そんな金を払ったら、国が潰れるわ!」
「おや、潰れるのが先か、払うのが先かの違いですわ。私が介入しなければ、どうせ来月にはデフォルト(債務不履行)を起こして国家破綻でしょう?」
ミルクは涼しい顔で紅茶を一口啜った。
「私は『破滅の危機』を買い取って差し上げると言っているのです。安いものでしょう? 王家が存続できる可能性があるのですから」
「そ、それにこの特記事項はなんだ! 殿下を雑用係にするだと!?」
「当然です。財政破綻の原因を作った当事者に、現場の苦労と金の重みを理解させなければ、再建など不可能です。教育的指導(パワハラではありません)ですよ」
「き、貴様……悪魔か……!」
「いいえ、経営コンサルタントです」
ミルクはニッコリと、この上なく美しい営業スマイルを向けた。
「さあ、お持ち帰りください。有効期限は三日です。それまでに前金が振り込まれなければ、この見積もりは無効となります」
「くっ、覚えていろ! 殿下が黙っていると思うなよ!」
騎士は見積書を引ったくり、逃げるように部屋を出て行った。
「……ふぅ。これでしばらくは静かになるかしら」
ミルクは肩をすくめた。
「よろしかったのですか、お嬢様。もし仮に、本当にお金を払ってきたら」
ベッキーが尋ねる。
「その時は喜んでやるわよ。国家予算の八割が手に入るのよ? この街を金箔でコーティングしてもお釣りが来るわ」
「……本気ですね」
その時。
執務室の奥の隠し扉が開き、一人の男が入ってきた。
「くくっ……はははは!」
氷の皇帝、シリウスだった。
彼は腹を抱えて笑っている。
「盗み聞きとは趣味が悪いですわよ、陛下」
「いや、あまりに傑作でな。『国家予算の八割』とは大きく出たものだ。しかも王子を靴磨きにするとは」
シリウスは涙を拭いながら、ミルクの隣に立った。
「王国の使者の、あの絶望した顔。金貨百枚分の価値はあったぞ」
「お楽しみいただけて光栄です。観覧料を請求しても?」
「ふん、出資者特権で見逃せ」
シリウスはミルクの肩に手を置き、楽しげに言った。
「だが、残念だったなミルク。王国は払えんよ。八割どころか、一割も残っていないはずだ」
「ええ、知っています」
ミルクは窓の外、王都の方角を見つめ、目を細めた。
「だからこそ、突きつけたのです。彼らに『自分たちが無一文である』という現実を直視させるためにね」
彼女の瞳は、冷徹な計算と、ほんの少しの哀れみを帯びていた。
「さあ、次はどう出てくるかしら。泣きついてくるか、それとも逆ギレして軍隊を向けてくるか……。どちらに転んでも、利益が出るように準備しておかなくては」
「頼もしいパートナーだ。万が一、軍が来たら俺が潰してやる」
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二人は顔を見合わせ、共犯者のような笑みを浮かべた。
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