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「ミュール。今夜、僕の部屋に来なさい」
夕食の席で、キース様が唐突に言った。
私はナイフとフォークを取り落としそうになった。
「は、はい……?」
「『教育』が必要だと思ってね。みっちりと、朝まで」
「きょ、教育……?」
その言葉の響きに、私は戦慄した。
教育。
それは、罪人に対して行われる更生プログラムのことだろうか。
ムチで打たれながら「もうしません!」と叫ばされるアレだろうか。
それとも……。
私はチラリとキース様の顔を見た。
彼は、獲物を狙う肉食獣のような、妖艶な笑みを浮かべている。
(まさか……大人の、教育……!?)
私の脳内で、ピンク色の警報が鳴り響く。
いけない。
それはまだ早い。
心の準備も、下着の準備もできていない。
「お断りします!」
バンッ!
テーブルを叩いて立ち上がったのは、私ではなく、妹のリナだった。
「何を考えているんですか、このエロボ……いえ、殿下! お姉様はまだ蕾(つぼみ)です! 夜の教育なんて早すぎます!」
「リナ、言葉を選びなさい」
キース様が優雅にワイングラスを傾ける。
「これは王太子としての義務だよ。彼女は将来の……まあ、とにかく必要なことなんだ」
「義務だろうが何だろうが、私が許しません! 今夜はお姉様の部屋のドアの前で、私が番犬になります!」
リナが鼻息荒く宣言する。
頼もしい。
さすがは私の妹だ。
これなら、キース様の魔の手から逃れられるかもしれない。
「そうか。君が番犬になるのか。……まあ、それもいいだろう」
キース様は意外にもあっさりと引き下がった。
そして、手元のベルを鳴らす。
「食後のデザートを持ってきてくれ」
運ばれてきたのは、プルプルと震える巨大なプリンだった。
しかも、ただのプリンではない。
黄金色に輝き、甘い香りを放つ、伝説の『王家秘伝・安眠ハーブ入り濃厚プリン』だ。
「わあ……!」
リナの目が釘付けになる。
彼女は甘いもの、特にプリンに目がないのだ。
「リナ嬢。君の歓迎会も兼ねて、特注で作らせたんだ。毒なんて入っていないから、安心して食べるといい」
「む……。悔しいですが、プリンに罪はありません」
リナは警戒しつつも、スプーンを手に取った。
パクッ。
「んん~っ! 美味しいです! とろけます!」
リナは幸せそうに頬を緩め、あっという間に完食してしまった。
そして。
「ふあ……なんだか……急に……眠気が……」
ドサッ。
リナがテーブルに突っ伏した。
「リナ!?」
「安心しなさい。強力な睡眠魔法がかかっていただけだ。朝までぐっすりだよ」
キース様が悪魔の微笑みを浮かべる。
「卑怯者!」
「勝負は勝ったもん勝ちだよ。さあ、邪魔者は消えた。……ミュール、部屋で待っているよ」
キース様は私の耳元で囁くと、先に部屋を出て行った。
残された私は、すやすやと眠るリナ(と、それを運び出すメイドたち)を見送りながら、絶望に打ち震えた。
◇
コンコン。
「……ミュールです。入ります」
深夜。
私は、処刑台に向かう囚人のような足取りで、キース様の寝室の扉を叩いた。
「鍵は開いているよ」
中から声がする。
私は覚悟を決めて、ドアノブを回した。
ガチャリ。
部屋の中は真っ暗だった。
「ひっ……!」
やはり、拷問部屋なのか。
暗闇の中で、鎖の音とか聞こえてくるんじゃないだろうか。
私は恐る恐る足を踏み入れた。
その時。
パチン。
指を鳴らす音がして、部屋が一斉に明るくなった。
「え?」
私は目を疑った。
そこに広がっていたのは、拷問器具でも、怪しいベッドでもなかった。
部屋の中央には、可愛らしい丸テーブルが置かれ、その上には山のようなお菓子と、湯気を立てる紅茶が用意されていた。
さらに、部屋の隅には蓄音機があり、静かでロマンチックなワルツが流れている。
そして、窓際には。
「ようこそ、僕のお姫様」
純白の礼服に身を包んだキース様が、花束を持って立っていた。
「……はい?」
私はポカンと口を開けた。
「殿下? これは?」
「『教育』の時間だよ」
キース様が近づいてきて、私に花束を差し出した。
「淑女たるもの、夜のお茶会(パジャマ・パーティー)の作法を知らなくてはね」
「パジャマ・パーティー……?」
「そう。君とゆっくり話がしたかったんだ。昼間はリナ嬢がいて、なかなか二人きりになれないからね」
キース様は苦笑いしながら、私の手を取ってテーブルへとエスコートした。
「座って。このクッキーは新作だ」
「は、はあ……」
私は椅子に座らされた。
目の前には、宝石のようなクッキーやチョコレートが並んでいる。
「あの、ムチは? 蝋燭(ろうそく)は?」
「君は僕をなんだと思っているんだ」
キース様が呆れたように笑う。
「僕が君に教えたいのは、苦痛じゃなくて『甘さ』だよ」
彼は私の隣に座り、紅茶を注いでくれた。
「ミュール。君はずっと、悪役を演じるために気を張っていたね」
「……ええ、まあ」
「リナ嬢のため、家のため。自分の幸せを後回しにして」
キース様の手が、そっと私の頬に触れる。
「だから、ここでは自分を甘やかしてほしいんだ。誰の目も気にせず、ただの女の子として、甘いお菓子を食べて、好きな人と笑い合う。……そういう『教育』だよ」
「殿下……」
胸がトクンと鳴った。
なんてことだ。
彼は、私のそんなところまで見てくれていたのか。
「さあ、あーん」
「えっ、またですか?」
「夜の教育の基本だよ」
私は顔を赤くしながら、差し出されたクッキーをかじった。
甘い。
昼間のカビパン(偽)とは大違いだ。
「……美味しいです」
「だろう? それから、もう一つ」
キース様が立ち上がり、私に手を差し伸べた。
「ダンスを教えてあげよう」
「ダンスなら、社交界で踊れますけど……」
「公式の堅苦しいステップじゃない。もっと、恋人同士が踊るためのチークダンスだ」
「ち、チーク……!」
私は躊躇したが、キース様の優しい瞳に吸い寄せられるように、その手を取った。
彼は私を引き寄せ、腰に手を回す。
距離ゼロ。
甘い香りに包まれる。
「力を抜いて。僕に体重を預けて」
音楽に合わせて、ゆっくりと身体を揺らす。
足元がおぼつかない私を、キース様がしっかりと支えてくれる。
「上手だよ、ミュール」
耳元で囁かれる声が、お菓子よりも甘く溶けていく。
「……悔しいです」
「何が?」
「殿下が、こんなに優しいなんて。これじゃあ、本当に……」
好きになってしまいそうだ。
その言葉を飲み込んだ。
私は悪役で、彼は王子で、妹の未来の旦那様(予定)なのだから。
でも、今夜だけは。
この『教育』の時間だけは、勘違いしていてもいいだろうか。
「ミュール」
「はい」
「愛しているよ」
ドキンッ!
心臓が跳ね上がった。
「そ、そういう冗談は……!」
「教育の一環だと言えば、信じるかい?」
キース様が悪戯っぽく笑い、私の額にキスを落とした。
その熱に、私は何も言えなくなってしまった。
幸せで、甘くて、少しだけ切ない夜。
私たちは、リナが目覚める朝まで、ただ静かに踊り続けた。
……翌朝。
「お姉様ァァァァァッ!!」
という絶叫とともに扉が破られ、鬼の形相のリナが乱入してくるまでは、本当に完璧な夜だったのだ。
夕食の席で、キース様が唐突に言った。
私はナイフとフォークを取り落としそうになった。
「は、はい……?」
「『教育』が必要だと思ってね。みっちりと、朝まで」
「きょ、教育……?」
その言葉の響きに、私は戦慄した。
教育。
それは、罪人に対して行われる更生プログラムのことだろうか。
ムチで打たれながら「もうしません!」と叫ばされるアレだろうか。
それとも……。
私はチラリとキース様の顔を見た。
彼は、獲物を狙う肉食獣のような、妖艶な笑みを浮かべている。
(まさか……大人の、教育……!?)
私の脳内で、ピンク色の警報が鳴り響く。
いけない。
それはまだ早い。
心の準備も、下着の準備もできていない。
「お断りします!」
バンッ!
テーブルを叩いて立ち上がったのは、私ではなく、妹のリナだった。
「何を考えているんですか、このエロボ……いえ、殿下! お姉様はまだ蕾(つぼみ)です! 夜の教育なんて早すぎます!」
「リナ、言葉を選びなさい」
キース様が優雅にワイングラスを傾ける。
「これは王太子としての義務だよ。彼女は将来の……まあ、とにかく必要なことなんだ」
「義務だろうが何だろうが、私が許しません! 今夜はお姉様の部屋のドアの前で、私が番犬になります!」
リナが鼻息荒く宣言する。
頼もしい。
さすがは私の妹だ。
これなら、キース様の魔の手から逃れられるかもしれない。
「そうか。君が番犬になるのか。……まあ、それもいいだろう」
キース様は意外にもあっさりと引き下がった。
そして、手元のベルを鳴らす。
「食後のデザートを持ってきてくれ」
運ばれてきたのは、プルプルと震える巨大なプリンだった。
しかも、ただのプリンではない。
黄金色に輝き、甘い香りを放つ、伝説の『王家秘伝・安眠ハーブ入り濃厚プリン』だ。
「わあ……!」
リナの目が釘付けになる。
彼女は甘いもの、特にプリンに目がないのだ。
「リナ嬢。君の歓迎会も兼ねて、特注で作らせたんだ。毒なんて入っていないから、安心して食べるといい」
「む……。悔しいですが、プリンに罪はありません」
リナは警戒しつつも、スプーンを手に取った。
パクッ。
「んん~っ! 美味しいです! とろけます!」
リナは幸せそうに頬を緩め、あっという間に完食してしまった。
そして。
「ふあ……なんだか……急に……眠気が……」
ドサッ。
リナがテーブルに突っ伏した。
「リナ!?」
「安心しなさい。強力な睡眠魔法がかかっていただけだ。朝までぐっすりだよ」
キース様が悪魔の微笑みを浮かべる。
「卑怯者!」
「勝負は勝ったもん勝ちだよ。さあ、邪魔者は消えた。……ミュール、部屋で待っているよ」
キース様は私の耳元で囁くと、先に部屋を出て行った。
残された私は、すやすやと眠るリナ(と、それを運び出すメイドたち)を見送りながら、絶望に打ち震えた。
◇
コンコン。
「……ミュールです。入ります」
深夜。
私は、処刑台に向かう囚人のような足取りで、キース様の寝室の扉を叩いた。
「鍵は開いているよ」
中から声がする。
私は覚悟を決めて、ドアノブを回した。
ガチャリ。
部屋の中は真っ暗だった。
「ひっ……!」
やはり、拷問部屋なのか。
暗闇の中で、鎖の音とか聞こえてくるんじゃないだろうか。
私は恐る恐る足を踏み入れた。
その時。
パチン。
指を鳴らす音がして、部屋が一斉に明るくなった。
「え?」
私は目を疑った。
そこに広がっていたのは、拷問器具でも、怪しいベッドでもなかった。
部屋の中央には、可愛らしい丸テーブルが置かれ、その上には山のようなお菓子と、湯気を立てる紅茶が用意されていた。
さらに、部屋の隅には蓄音機があり、静かでロマンチックなワルツが流れている。
そして、窓際には。
「ようこそ、僕のお姫様」
純白の礼服に身を包んだキース様が、花束を持って立っていた。
「……はい?」
私はポカンと口を開けた。
「殿下? これは?」
「『教育』の時間だよ」
キース様が近づいてきて、私に花束を差し出した。
「淑女たるもの、夜のお茶会(パジャマ・パーティー)の作法を知らなくてはね」
「パジャマ・パーティー……?」
「そう。君とゆっくり話がしたかったんだ。昼間はリナ嬢がいて、なかなか二人きりになれないからね」
キース様は苦笑いしながら、私の手を取ってテーブルへとエスコートした。
「座って。このクッキーは新作だ」
「は、はあ……」
私は椅子に座らされた。
目の前には、宝石のようなクッキーやチョコレートが並んでいる。
「あの、ムチは? 蝋燭(ろうそく)は?」
「君は僕をなんだと思っているんだ」
キース様が呆れたように笑う。
「僕が君に教えたいのは、苦痛じゃなくて『甘さ』だよ」
彼は私の隣に座り、紅茶を注いでくれた。
「ミュール。君はずっと、悪役を演じるために気を張っていたね」
「……ええ、まあ」
「リナ嬢のため、家のため。自分の幸せを後回しにして」
キース様の手が、そっと私の頬に触れる。
「だから、ここでは自分を甘やかしてほしいんだ。誰の目も気にせず、ただの女の子として、甘いお菓子を食べて、好きな人と笑い合う。……そういう『教育』だよ」
「殿下……」
胸がトクンと鳴った。
なんてことだ。
彼は、私のそんなところまで見てくれていたのか。
「さあ、あーん」
「えっ、またですか?」
「夜の教育の基本だよ」
私は顔を赤くしながら、差し出されたクッキーをかじった。
甘い。
昼間のカビパン(偽)とは大違いだ。
「……美味しいです」
「だろう? それから、もう一つ」
キース様が立ち上がり、私に手を差し伸べた。
「ダンスを教えてあげよう」
「ダンスなら、社交界で踊れますけど……」
「公式の堅苦しいステップじゃない。もっと、恋人同士が踊るためのチークダンスだ」
「ち、チーク……!」
私は躊躇したが、キース様の優しい瞳に吸い寄せられるように、その手を取った。
彼は私を引き寄せ、腰に手を回す。
距離ゼロ。
甘い香りに包まれる。
「力を抜いて。僕に体重を預けて」
音楽に合わせて、ゆっくりと身体を揺らす。
足元がおぼつかない私を、キース様がしっかりと支えてくれる。
「上手だよ、ミュール」
耳元で囁かれる声が、お菓子よりも甘く溶けていく。
「……悔しいです」
「何が?」
「殿下が、こんなに優しいなんて。これじゃあ、本当に……」
好きになってしまいそうだ。
その言葉を飲み込んだ。
私は悪役で、彼は王子で、妹の未来の旦那様(予定)なのだから。
でも、今夜だけは。
この『教育』の時間だけは、勘違いしていてもいいだろうか。
「ミュール」
「はい」
「愛しているよ」
ドキンッ!
心臓が跳ね上がった。
「そ、そういう冗談は……!」
「教育の一環だと言えば、信じるかい?」
キース様が悪戯っぽく笑い、私の額にキスを落とした。
その熱に、私は何も言えなくなってしまった。
幸せで、甘くて、少しだけ切ない夜。
私たちは、リナが目覚める朝まで、ただ静かに踊り続けた。
……翌朝。
「お姉様ァァァァァッ!!」
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