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…これ、どうやって食べればいいの…?
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「さっぱりしたね。柊くんはどう?」
バスタオルで身体を綺麗に拭き、服を着る。「俺もさっぱりした。お風呂入らせてくれてありがとう」
「うん。あ、そうだ。着替えも準備してたんだ。これ使って」
煌は柊に、浴衣を手渡した。
「?」
柊は、浴衣を珍しそうに眺めている。
「見たことない?これは、浴衣っていうんだよ。ここら辺にはないけど、旅館とかに着替えとして置いてあるね」
「ゆかた…?」
「そうだよ。着せてあげるね」
煌は、柊に浴衣を着せた。
「うわぁ。すごい!」
「これ、風通しが良くて暑くないし、動きやすいから好きなんだ」
柊は、子供のようにはしゃいでいる。
煌も服を着て、柊と一緒に自室に戻る。
自室のテーブルには、食事が2人分用意されていた。
「柊くんは、苦手な食べ物とかある?」
「んー…ろくな物食べてないし、分かんない」
「そっか。じゃあとりあえず食べてみて」
柊を椅子に座らせる。
「豪華だね。いつもこんなの食べてるの?」
「まぁね」
煌も、柊の向かいに座る。
「…これ、どうやって食べればいいの…?」
柊がオロオロしながら呟いた。
「パンは手で食べた方が食べやすいよ。その他はそのフォークで食べてね」
「この赤いの何?」
柊が、小皿を指さした。
「あぁ、これはイチゴジャムだよ。パンにつけて食べると美味しいやつ。苦手だったら残しといていいよ」
「…いちごじゃむ…?」
柊は、イチゴジャムを指につけて舐めた。
「甘くて美味しい!」
「じゃあパンにつけて食べてみて!」
煌が柊にヘラを渡す。
「うん」
柊は、パンの上にイチゴジャムを乗せ、1口噛じった。
「んー!美味しいよ!」
「良かった!たまにイチゴジャムの甘さがダメって人もいるから心配だったけど」
柊は、パクパクとパンを食べていく。
「あ、柊くん。ジャムついてるよ」
煌が、柊の口元についていたジャムを指で拭った。
「ほんとだ!ありがとう」
「どういたしまして」
煌は、拭ったジャムを舐め取った。
「そうだ、食べ終わったら庭に行かない?」
「庭?いいけど何するの?」
「一緒に植物観賞でもと思って。伝えたいこともあるしね」
バスタオルで身体を綺麗に拭き、服を着る。「俺もさっぱりした。お風呂入らせてくれてありがとう」
「うん。あ、そうだ。着替えも準備してたんだ。これ使って」
煌は柊に、浴衣を手渡した。
「?」
柊は、浴衣を珍しそうに眺めている。
「見たことない?これは、浴衣っていうんだよ。ここら辺にはないけど、旅館とかに着替えとして置いてあるね」
「ゆかた…?」
「そうだよ。着せてあげるね」
煌は、柊に浴衣を着せた。
「うわぁ。すごい!」
「これ、風通しが良くて暑くないし、動きやすいから好きなんだ」
柊は、子供のようにはしゃいでいる。
煌も服を着て、柊と一緒に自室に戻る。
自室のテーブルには、食事が2人分用意されていた。
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「んー…ろくな物食べてないし、分かんない」
「そっか。じゃあとりあえず食べてみて」
柊を椅子に座らせる。
「豪華だね。いつもこんなの食べてるの?」
「まぁね」
煌も、柊の向かいに座る。
「…これ、どうやって食べればいいの…?」
柊がオロオロしながら呟いた。
「パンは手で食べた方が食べやすいよ。その他はそのフォークで食べてね」
「この赤いの何?」
柊が、小皿を指さした。
「あぁ、これはイチゴジャムだよ。パンにつけて食べると美味しいやつ。苦手だったら残しといていいよ」
「…いちごじゃむ…?」
柊は、イチゴジャムを指につけて舐めた。
「甘くて美味しい!」
「じゃあパンにつけて食べてみて!」
煌が柊にヘラを渡す。
「うん」
柊は、パンの上にイチゴジャムを乗せ、1口噛じった。
「んー!美味しいよ!」
「良かった!たまにイチゴジャムの甘さがダメって人もいるから心配だったけど」
柊は、パクパクとパンを食べていく。
「あ、柊くん。ジャムついてるよ」
煌が、柊の口元についていたジャムを指で拭った。
「ほんとだ!ありがとう」
「どういたしまして」
煌は、拭ったジャムを舐め取った。
「そうだ、食べ終わったら庭に行かない?」
「庭?いいけど何するの?」
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