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魔大陸編の章
第九話 大激怒…
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ルファリアは意識を取り戻すと…目が血走りながら赤く光り、体から真っ赤なオーラが噴き出ていた。
そう…あまりにも強情になって抵抗する為にやり過ぎてしまった結果だった。
…とはいえ、別にエロい行為をしていた訳ではない。
だが、人に見られていたら…更に口から漏れる息や喘ぎ声によっては勘違いする者が居てもおかしくは無いだろう。
周りに人がいなくて良かった…ではなくて!
この状況を打開する手立てを考えないといけない。
レベルは2000越えの俺なのだが、その俺でもルファリアの圧倒的な怒りのオーラに気負っていた。
「これは不味いな…謝った所で今のルファリアには聞く耳は持たないだろう。」
俺は後ずさりをしてから…振り返ってダッシュで逃げた。
レベル差からして追い付く訳がない…と思っていたら、ルファリアは周りの瓦礫を破壊しながら追い掛けて来た。
それはまるで…ハ〇クの様な感じだった。
つまり、捕まったら殺されるだろうという勢いだった。
「俺のマッサージは、潜在能力を引き出す様な物は無かった筈だ‼」
だが…あまりにも強情だったので、触れてはいけない場所に触れてしまったのだろうか?
ドラゴンで言うならば、逆鱗と呼ばれる様な場所を…?
「…というか、ルファリアのレベルって幾つなんだ?」
俺が逃げている道にも魔物は出現している。
俺は避けながら進んでいるが、ルファリアは倒しながら向かって来ていた。
ロックゴーレムを拳で粉砕し、ミノタウロウを蹴り飛ばし、ブラッディバイパーを引き千切って投げ捨てた。
どう見ても正気ではない!
捕まったらマジでヤバい…!
何とか気を逸らす方法を考えながら走っていた。
ルファリアの巫女というジョブは…神に身を捧げるという事で、生涯死ぬまで純潔を守るという物の為に男と付き合う様な真似が出来ないという話だった。
その為に…もしかするとルファリアは男に免疫がない可能性がある。
愛の告白でもすれば、効果はないかもしれないが…立ち止まったりするかな?
えぇい、物は試しだ!
俺は近くにある大木からメガホンを作り出して、大声でルファリアに叫んだ。
『ルファリア、止まって聞いてくれ‼』
これで止まらずに向かって来たら聞く耳は無いという事だ。
だが、ルファリアは立ち止まってこちらの様子を窺っていた。
『俺は…お前の事が好きだったんだ‼』
勿論、その場を治める為の大嘘である。
その言葉を聞いたルファリアは、オーラが少し治まっていた。
『先程、面等向かってお前の事はタイプじゃないと言ったのは真っ赤な嘘だ‼』
正直言って、言葉が心に届いているのかいないのかが良く解らん。
だが、立ち止まったという事は…多少は心に響いていると思いたいが?
俺は歯が浮くようなセリフがあまり得意ではないが…とりあえずやってみるか!
『お前は自分がどう思っているか知らないが、凄く魅力的な女なんだよ‼ 俺はそんな可愛いお前が近くにいると心を保てなくて、つい邪険な言葉を発してしまうんだ‼』
言っていてなんだが…あまりにも恥ずかしい言葉を連発している為に、背中がむず痒くなってくる。
周りに誰もいなくて本当に良かった。
誰かに聞かれていたら、恥ずかしくて死ぬそうになるからだ!
えーっと…他に何か心に訴えられる言葉は無いものか?
先程から俯いて黙っているが…一応聞いているんだよな?
でもこれだけだと、先程のマッサージの件については何の説明も出来ていないな!
あ、そうだ!
『先程お前の体に触れたのは…お前が巫女だと解っているのに我慢が効かなくなって、つい手を出してしまった。 だが、お前が巫女というのが分かっているから大事な場所は触れなかったんだ‼』
う~む…?
いってみてなんだが…無理があるな、この叫びは。
近寄らせない方法としては…あ!
『だからルファリア、お願いだからあまり俺に近付くな! 近くに居てお前の匂いが香る距離にいると、自制が効かなくなって襲う可能性があるかもしれないんだ‼』
こうでも言っておけば、俺から距離を置いてくれる筈…だと思ったが、お前の体に触れた辺りから何だかオーラが大きくなっている気がする。
やばいな、言葉選びが失敗したか?
そもそも…告白宣言何て俺のキャラではない。
ルファリアに好意でもあれば、気を引く為に何かしらの浮いたセリフも吐けるだろうが…?
全くこれっぽっちも好きではないし、タイプでもない。
ルファリアは確かに見た目は可愛いし、同年代の男なら間違いなく彼女に惚れるだろう。
だが、俺のストライクゾーンは小学生の12歳以下だ!
間違っても同世代に惚れるという事はない!
…なんて考えていると、すぐ近くにルファリアが迫っていた。
口から『フシュルルルルル…』という妙な言葉を吐きながら。
俺は後ずさりをしたが、数歩下がると壁面にぶつかっていた。
このままでは…俺は殺られるかもしれない!
一瞬のスキが付けられれば…あ!
あるにはあるが…これをやったら更に激怒させるだろう。
だが、スキを作る為だ!
俺はルファリアの胸を触ってから揉んでみた。
ところがルファリアの胸は、怒りによって筋肉が引き締まっていて凄く硬かった。
万が一の作戦は失敗に終わり、俺はルファリアの電光石火の一撃により宙を舞った。
そして地面に激突すると、まるで格闘ゲームの敗北したキャラの様な叫び声を上げていた。
これで怒りが治まれば…と思っていたが、こんなので怒りが治まる訳もなく…?
俺はルファリアに怒りが治まる迄の間、ずっと殴り続けられた。
最初は痛みなんてないと思っていたが、徐々に威力が上がって行き…俺は段々意識を失って行った。
そして薄れゆく意識の中で俺は思った。
「これだけの力があるのに、迷い人って必要だったのか? この力なら…魔王樹だって倒せるだろうに…」
~~~~~翌日~~~~~
俺は目を覚ますと、目の前にはにっこり笑ったルファリアがいた。
何で笑っているのかは分からなかったが…その笑顔がやたら不気味に思えた。
俺は立ち上がって周囲を見ると、無数の魔物や魔獣の死体が転がっていた。
そして遠目で見ると、恐らくダメルベーゼらしき街の影が見えていた。
俺とルファリアは、その場から去ってダメルベーゼに向かっていたのだが…?
ルファリアは一言も話さずに笑顔のままで俺の後を歩いていた。
「あの…何か言葉を発してくれ!」
だがルファリアは、ダメルベーゼの街に着くまでに無言を貫き通していたのだった。
記憶が所々飛んでいて良く覚えていないんだが…俺何かしたっけ?
そう…あまりにも強情になって抵抗する為にやり過ぎてしまった結果だった。
…とはいえ、別にエロい行為をしていた訳ではない。
だが、人に見られていたら…更に口から漏れる息や喘ぎ声によっては勘違いする者が居てもおかしくは無いだろう。
周りに人がいなくて良かった…ではなくて!
この状況を打開する手立てを考えないといけない。
レベルは2000越えの俺なのだが、その俺でもルファリアの圧倒的な怒りのオーラに気負っていた。
「これは不味いな…謝った所で今のルファリアには聞く耳は持たないだろう。」
俺は後ずさりをしてから…振り返ってダッシュで逃げた。
レベル差からして追い付く訳がない…と思っていたら、ルファリアは周りの瓦礫を破壊しながら追い掛けて来た。
それはまるで…ハ〇クの様な感じだった。
つまり、捕まったら殺されるだろうという勢いだった。
「俺のマッサージは、潜在能力を引き出す様な物は無かった筈だ‼」
だが…あまりにも強情だったので、触れてはいけない場所に触れてしまったのだろうか?
ドラゴンで言うならば、逆鱗と呼ばれる様な場所を…?
「…というか、ルファリアのレベルって幾つなんだ?」
俺が逃げている道にも魔物は出現している。
俺は避けながら進んでいるが、ルファリアは倒しながら向かって来ていた。
ロックゴーレムを拳で粉砕し、ミノタウロウを蹴り飛ばし、ブラッディバイパーを引き千切って投げ捨てた。
どう見ても正気ではない!
捕まったらマジでヤバい…!
何とか気を逸らす方法を考えながら走っていた。
ルファリアの巫女というジョブは…神に身を捧げるという事で、生涯死ぬまで純潔を守るという物の為に男と付き合う様な真似が出来ないという話だった。
その為に…もしかするとルファリアは男に免疫がない可能性がある。
愛の告白でもすれば、効果はないかもしれないが…立ち止まったりするかな?
えぇい、物は試しだ!
俺は近くにある大木からメガホンを作り出して、大声でルファリアに叫んだ。
『ルファリア、止まって聞いてくれ‼』
これで止まらずに向かって来たら聞く耳は無いという事だ。
だが、ルファリアは立ち止まってこちらの様子を窺っていた。
『俺は…お前の事が好きだったんだ‼』
勿論、その場を治める為の大嘘である。
その言葉を聞いたルファリアは、オーラが少し治まっていた。
『先程、面等向かってお前の事はタイプじゃないと言ったのは真っ赤な嘘だ‼』
正直言って、言葉が心に届いているのかいないのかが良く解らん。
だが、立ち止まったという事は…多少は心に響いていると思いたいが?
俺は歯が浮くようなセリフがあまり得意ではないが…とりあえずやってみるか!
『お前は自分がどう思っているか知らないが、凄く魅力的な女なんだよ‼ 俺はそんな可愛いお前が近くにいると心を保てなくて、つい邪険な言葉を発してしまうんだ‼』
言っていてなんだが…あまりにも恥ずかしい言葉を連発している為に、背中がむず痒くなってくる。
周りに誰もいなくて本当に良かった。
誰かに聞かれていたら、恥ずかしくて死ぬそうになるからだ!
えーっと…他に何か心に訴えられる言葉は無いものか?
先程から俯いて黙っているが…一応聞いているんだよな?
でもこれだけだと、先程のマッサージの件については何の説明も出来ていないな!
あ、そうだ!
『先程お前の体に触れたのは…お前が巫女だと解っているのに我慢が効かなくなって、つい手を出してしまった。 だが、お前が巫女というのが分かっているから大事な場所は触れなかったんだ‼』
う~む…?
いってみてなんだが…無理があるな、この叫びは。
近寄らせない方法としては…あ!
『だからルファリア、お願いだからあまり俺に近付くな! 近くに居てお前の匂いが香る距離にいると、自制が効かなくなって襲う可能性があるかもしれないんだ‼』
こうでも言っておけば、俺から距離を置いてくれる筈…だと思ったが、お前の体に触れた辺りから何だかオーラが大きくなっている気がする。
やばいな、言葉選びが失敗したか?
そもそも…告白宣言何て俺のキャラではない。
ルファリアに好意でもあれば、気を引く為に何かしらの浮いたセリフも吐けるだろうが…?
全くこれっぽっちも好きではないし、タイプでもない。
ルファリアは確かに見た目は可愛いし、同年代の男なら間違いなく彼女に惚れるだろう。
だが、俺のストライクゾーンは小学生の12歳以下だ!
間違っても同世代に惚れるという事はない!
…なんて考えていると、すぐ近くにルファリアが迫っていた。
口から『フシュルルルルル…』という妙な言葉を吐きながら。
俺は後ずさりをしたが、数歩下がると壁面にぶつかっていた。
このままでは…俺は殺られるかもしれない!
一瞬のスキが付けられれば…あ!
あるにはあるが…これをやったら更に激怒させるだろう。
だが、スキを作る為だ!
俺はルファリアの胸を触ってから揉んでみた。
ところがルファリアの胸は、怒りによって筋肉が引き締まっていて凄く硬かった。
万が一の作戦は失敗に終わり、俺はルファリアの電光石火の一撃により宙を舞った。
そして地面に激突すると、まるで格闘ゲームの敗北したキャラの様な叫び声を上げていた。
これで怒りが治まれば…と思っていたが、こんなので怒りが治まる訳もなく…?
俺はルファリアに怒りが治まる迄の間、ずっと殴り続けられた。
最初は痛みなんてないと思っていたが、徐々に威力が上がって行き…俺は段々意識を失って行った。
そして薄れゆく意識の中で俺は思った。
「これだけの力があるのに、迷い人って必要だったのか? この力なら…魔王樹だって倒せるだろうに…」
~~~~~翌日~~~~~
俺は目を覚ますと、目の前にはにっこり笑ったルファリアがいた。
何で笑っているのかは分からなかったが…その笑顔がやたら不気味に思えた。
俺は立ち上がって周囲を見ると、無数の魔物や魔獣の死体が転がっていた。
そして遠目で見ると、恐らくダメルベーゼらしき街の影が見えていた。
俺とルファリアは、その場から去ってダメルベーゼに向かっていたのだが…?
ルファリアは一言も話さずに笑顔のままで俺の後を歩いていた。
「あの…何か言葉を発してくれ!」
だがルファリアは、ダメルベーゼの街に着くまでに無言を貫き通していたのだった。
記憶が所々飛んでいて良く覚えていないんだが…俺何かしたっけ?
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