聖女になんかなりたくない! 聖女認定される前に…私はバックれたいと思います。

アノマロカリス

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聖女の修行の章

第九話

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 あれから1ヶ月が過ぎた。

 やはり何日過ぎても肉類が出ることは一切無かった。

 でもまぁ、栄養ある食事のお陰で体型は元に戻りつつある。

 屋敷の中での暮らしの所為で、身長は神殿内の小間使いの同世代の子と比べて低い。

 身長は…気長に待つとしましょう。

 そしてこの日に聖女の修行というのが開始された。

 …とは言ってもやる事といえば、食事以外にやっていた神に祈るという行為だった。

 そう…神殿内で元の体型に戻る為に食っちゃ寝が許されていた訳では無い。

 日々の糧である食事を感謝する為に祈りを捧げるという物だった。

 …なんだけど、私がこの土地にいるお陰で実りが豊作になっている筈だよね?

 神に感謝する前に私に感謝するのが普通じゃ無いかな?

 私はそんな事を思いながら祈りを捧げていたのだった。

 そして祈りが終われば食事の時間で、パンとスープとサラダだった。

 相変わらず肉は出ないのよねぇ。

 食事が終わるとまた祈りの時間かと思いきや、薬草園に連れて行かれて薬草の栽培を教えられるのだった。

 まぁ、コレらは神殿から逃げ出した際に役に立つ事だと思うので、薬草の種類や毒草などの種類を必死に頭に叩き込んだ。

 そして昼食になるんだけど、パンと豆のスープとサラダだけだった。

 以前に肉が食べたいと言ったら出て来たのは豆料理だった。

 「豆は畑のお肉なのよ。」

 …と言われたけど、私が食べたいのは畑の肉ではなくて…畑をが食べたいのよ!

 いくら言っても改善される事はないので諦めるしか無かった。

 昼食後は魔法についての講義だった。

 聖女や高位の神官は回復魔法というのが使えるという話だった。

 自分に使った事は何度もあったけど、他人に使う事はなかったのでやり方に苦戦した。

 そして夕食を食べてから神に祈りを捧げて1日が終わる。

 暫くはこの生活が続いたのだけれど…?
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