53 / 80
第四章 別大陸での活動の章
第四章・最終回 魔王との会談
しおりを挟む
空が突然暗くなり、魔王が姿を見せた。
以前に何度かあった映像だった。
『人間どもに英雄と呼ばれ調子に乗っている、ダン・スーガー! 姿を見せろ‼』
姿を見せろ…と言われてもなぁ?
空から声がして、慌てて宿屋から外に出た。
他の仲間達も一緒に出て来た。
『今から余のしもべの目と耳を送る。 その場で待っていろ!』
しばらくすると、空から羽の生えた目玉のモンスターのアーリマンとやたら耳の大きいウサギがアーリマンに運ばれてきた。
アーリマンに見つめられると、空の僕の映像が現れた。
そして耳に『テステス…』と話し掛けると、空から声がした。
『これで、貴様と話す事が出来るな! この映像は、全世界に流れている。』
『やめてくれ! 僕は目立ちたくないんだ!』
全世界という事は、この町はおろかサーディリアンやテルシアにも流れているのだろう。
これから移動するのが面倒になるのは間違いないな…。
『貴様はよくも…余の作りし十六鬼影衆を全て倒してくれたな‼』
『十六鬼影衆って、あの名前が変なお笑い集団か?』
『貴様‼ 余の精鋭をお笑い集団と抜かすか⁉ やはり、英雄と呼ばれ、調子に乗っているらしいな‼』
『イェーイイェーイ‼ 僕が英雄のダン・スーガーでぇす! よろぴく~!』
空に僕の姿が全世界に流れている時点で、大人しくしていても仕方ないと思って、開き直って魔王を挑発することを選んだ。
『貴様ーーー‼ それが調子に乗っているというのだ‼』
『はい、ちょ~しに乗ってました~すいましぇ~ん!』
『貴様、余の前に居ない事を幸運に思うんだな! 余の前にいたら、全世界の者どもに貴様の亡骸を晒してやるというのに‼』
『調子に乗っているのはへっぽこ魔王…お前も一緒だろ? 配下を作りだし過ぎて封印を破るのが遅くなっただけではなく、弱体化していて魔王自らここに来ようとはせずに魔王城でガタガタと怯えて震えている癖に! おっと、漏らしたりするなよ…場所が離れているとは言っても匂いがこちらまで来そうだからな。』
『ガァーーーーーー‼ キ…キ…キサ…キサマ……‼??』
魔王は怒りのあまり興奮して部屋で暴れだして、映像が乱れまくった。
しばらくすると元に戻った。
『貴様…配下に命じて貴様を抹殺してやる‼』
『その配下が失敗したから、こうしてお前が出て来たんだろ? 配下にばかり頼んでないで、お前が来い、このへっぽこ魔王! 僕とお前の格の違いを教えてやるから‼』
『貴様…とことん余を侮辱して…覚悟は出来ているんだろうな⁉』
『だって、お前ってぜ~んぜん恐くないもん! ほれほれ、さっさと倒してやるから目の前に早く出てこい!』
僕の挑発的な発言に、後ろにいる仲間達は青い顔をしていた。
『いきなり余が出ていく訳にはいかんのだ! 物事には順序があってだな…』
『だから~御託は良いから早くこっちに来いつーの。 お前、会話を引き延ばして来たくない理由を考えているんだろ?』
『そんな訳はあるまい! 良かろう、配下を引き連れて貴様の元に…』
『いや、1人で来い! 仮にも魔王を語るなら、1人で来る事くらい問題はないだろ! それとも何か? 配下がいないと何も出来ないのか? 夜にトイレに行く時も、配下の誰かが一緒じゃないと、トイレも行けないんでちゅか~? 何て可愛らしくて、お子ちゃまな魔王ちゃんなんでちょ~。』
再び、映像が乱れまくった。
魔王が映像の向こうで暴れまくっているようだ。
再び映像が映りだすと、魔王の呼吸が荒かった。
『英雄ダンよ、貴様を勇者として認めてやろう…』
『へ?』
『貴様はこれから余の配下を全て倒して魔王城に…』
『ちょ…ちょっと待てぃ! 僕は勇者ではないぞ!』
『貴様も異世界から召喚された者だろう?』
『確かに異世界から救世主召喚で来たけど、僕は勇者ではないし、剣聖でも賢者でも聖女でもない!』
『なら、貴様のジョブは何なのだ⁉』
これは返答に困るな…?
器用貧乏という訳にはいかないし…以前もアトランティカに僕のジョブの話をしたら大爆笑されたしな。
何て言おう…?
そうだ‼
僕はヒーロースーツをフェイクで偽装して叫んだ。
『僕のジョブは、熱血戦士・ジャスティマンだ‼』
『・・・・・・・・』
ガイウス達は唖然とし、賢斗と華奈と飛鳥は頭を押さえて溜息を附いた。
咄嗟の事とはいえ、外した感が凄まじい…。
さすがに魔王も呆れているだろう?
『なるほど、貴様は異世界のヒーローだったのか…通りで余の配下の十六鬼影衆を1人で葬れる上に歯が立たない筈だ! それと、先程の余を馬鹿にした態度も…』
え? まさか信じたの??
僕は外したと思って、凄く恥ずかしかったのに…。
それに十六鬼影衆を僕1人で倒した訳じゃないんだけどなぁ…?
もう自棄だ、決め台詞も言わせてもらおう。
『クールに冷え切った異世界に、俺のホットなソウルで熱くする…熱血戦士・ジャスティマン! さぁ、来い! 悪党、ジャスティマンが正義の鉄拳を喰らわしてやる!! な~ん…』
『よかろう…異世界のヒーローよ‼ ただの人間ならともかく、貴様相手なら余の力を振るうに相応しい相手だ‼ 配下を全て倒して我が元に来い‼ その時は雌雄を決しようぞ‼』
そういって映像は止まり、アーリマンとウサギは去って行った。
僕は空に向かって叫んだ!
『最後のなんちゃってー!…くらい言わせろよ~~~‼』
やばい…!
もう、冗談では済ませられない。
面白半分に冗談を言ったのが不味かった。
僕は後ろを振り返って仲間を見ると、幼馴染の3人は首を振った。
あーーーやっちまったーーー⁉
僕は頭を抱えて激しく後悔した。
~~~~~聖竜国グランディオ~~~~~
翔也はその映像を聖竜国グランディオで見て笑い転げていた。
「さすがダンだ、笑わしてくれる! さて、俺も皆と合流しないとな…」
翔也は聖竜国グランディオを出た。
そしてサーテイルの港町に向かった。
彼の腰には、聖剣・シャンゼリオンが光を放っていた。
~~~~~太古の森~~~~~
『今の奴は、あの時の人間⁉ そうか…魔王に歯向かう者だったのか⁉︎ 面白い…!』
デスウルフのオルシェスは、黒い闇を纏って太古の森を駆け抜けた。
~~~~~テルシア王国~~~~~
「今のは勇者様では無かったぞ!」
「王様は救世主召喚は4人と言っていたのに、本当は5人だったのに隠していたのか‼」
「十六鬼影衆を1人で倒したって言ってなかった?」
「何故王様は、彼を秘密にしていたんだろうか?」
~~~~~王宮内~~~~~
「何という事だ! 魔王を倒すのは勇者の役目なのに…」
「やはりダン様は凄い方でしたのね。」
「先生は他国では英雄と呼ばれていたのは知っていましたが、まさか魔王の配下を倒していたなんて…」
「あのスキルの多さは異常かと思っておったが、なるほど…ダン殿の評価を改めないとじゃな!」
~~~~~エルヴの集落~~~~~
「ダンが英雄か…ただ者ではないと思っていたが、英雄になっていたなんてな。 やはり、ガイウスとレイリアを預けて正解だったな…」
~~~~~サーディリアン聖王国・王宮~~~~~
「やはり、ダン殿は笑わしてくれる。 彼ほどの大物はいないであろう。」
「この国を旅立っていった時の彼は英雄としては危うく感じましたが、今ではあんなに立派になって…」
「さすが親友! やる事もいう事もスケールが違うな!」
~~~~~冒険者ギルド~~~~~
「やっぱ、ダンさんは凄えよ! アレこそが俺が憧れる英雄の姿だ‼」
「ザッコスも負けていられないだろ? あの方みたいな英雄を目指すんだから。」
「ダン殿は相変わらずというか、なんというか…」
「ダン様の様な方が一時でもこの冒険者ギルドで依頼をしていたなんて知ったら…」
「オレ…あんな人に胸倉掴んで教育してやるとか言っちまったんだな⁉︎」
「次に会った時は土下座してでも謝罪しておけよ!」
~~~~~再び・サーテイルの港町~~~~~
「やばい、どうしよう! 冗談で済まなくなっちゃった!」
「ダンの自業自得だ。 それにしてもジャスティマンって、朝にやってたヒーロー番組だろ?」
「とりあえず、そのスーツ脱いだら?」
僕はフェイクを解除してヒーロースーツを消した。
「さっすがダンだね、魔王に挑発するなんてやるね!」
「俺は寿命が縮んだぞ、お前は何ていう事を…」
「ダンはやっぱり凄かったのね、私も頑張らないとね!」
「ダンのやる事なす事は、見ていて飽きにゃいにゃ!」
「師匠は相変わらず凄い自信ですね! 私も見習わないと!」
しまった!
ここまで大事になるなんて思ってもいなかった‼︎
うん、過ぎた事をいつまでも考えても仕方ない。
とりあえずこの状況を何とかするか…と思っていたら、町の奥から多くの記者が走って来た。
僕等は町の外に向かって走りだした。
そして本格的な魔王の配下との戦いが始まろうとしていた。
あの因縁の獣との戦いも…?
~~~~~第四章・完~~~~~
~~~~~第五章に続く~~~~~
以前に何度かあった映像だった。
『人間どもに英雄と呼ばれ調子に乗っている、ダン・スーガー! 姿を見せろ‼』
姿を見せろ…と言われてもなぁ?
空から声がして、慌てて宿屋から外に出た。
他の仲間達も一緒に出て来た。
『今から余のしもべの目と耳を送る。 その場で待っていろ!』
しばらくすると、空から羽の生えた目玉のモンスターのアーリマンとやたら耳の大きいウサギがアーリマンに運ばれてきた。
アーリマンに見つめられると、空の僕の映像が現れた。
そして耳に『テステス…』と話し掛けると、空から声がした。
『これで、貴様と話す事が出来るな! この映像は、全世界に流れている。』
『やめてくれ! 僕は目立ちたくないんだ!』
全世界という事は、この町はおろかサーディリアンやテルシアにも流れているのだろう。
これから移動するのが面倒になるのは間違いないな…。
『貴様はよくも…余の作りし十六鬼影衆を全て倒してくれたな‼』
『十六鬼影衆って、あの名前が変なお笑い集団か?』
『貴様‼ 余の精鋭をお笑い集団と抜かすか⁉ やはり、英雄と呼ばれ、調子に乗っているらしいな‼』
『イェーイイェーイ‼ 僕が英雄のダン・スーガーでぇす! よろぴく~!』
空に僕の姿が全世界に流れている時点で、大人しくしていても仕方ないと思って、開き直って魔王を挑発することを選んだ。
『貴様ーーー‼ それが調子に乗っているというのだ‼』
『はい、ちょ~しに乗ってました~すいましぇ~ん!』
『貴様、余の前に居ない事を幸運に思うんだな! 余の前にいたら、全世界の者どもに貴様の亡骸を晒してやるというのに‼』
『調子に乗っているのはへっぽこ魔王…お前も一緒だろ? 配下を作りだし過ぎて封印を破るのが遅くなっただけではなく、弱体化していて魔王自らここに来ようとはせずに魔王城でガタガタと怯えて震えている癖に! おっと、漏らしたりするなよ…場所が離れているとは言っても匂いがこちらまで来そうだからな。』
『ガァーーーーーー‼ キ…キ…キサ…キサマ……‼??』
魔王は怒りのあまり興奮して部屋で暴れだして、映像が乱れまくった。
しばらくすると元に戻った。
『貴様…配下に命じて貴様を抹殺してやる‼』
『その配下が失敗したから、こうしてお前が出て来たんだろ? 配下にばかり頼んでないで、お前が来い、このへっぽこ魔王! 僕とお前の格の違いを教えてやるから‼』
『貴様…とことん余を侮辱して…覚悟は出来ているんだろうな⁉』
『だって、お前ってぜ~んぜん恐くないもん! ほれほれ、さっさと倒してやるから目の前に早く出てこい!』
僕の挑発的な発言に、後ろにいる仲間達は青い顔をしていた。
『いきなり余が出ていく訳にはいかんのだ! 物事には順序があってだな…』
『だから~御託は良いから早くこっちに来いつーの。 お前、会話を引き延ばして来たくない理由を考えているんだろ?』
『そんな訳はあるまい! 良かろう、配下を引き連れて貴様の元に…』
『いや、1人で来い! 仮にも魔王を語るなら、1人で来る事くらい問題はないだろ! それとも何か? 配下がいないと何も出来ないのか? 夜にトイレに行く時も、配下の誰かが一緒じゃないと、トイレも行けないんでちゅか~? 何て可愛らしくて、お子ちゃまな魔王ちゃんなんでちょ~。』
再び、映像が乱れまくった。
魔王が映像の向こうで暴れまくっているようだ。
再び映像が映りだすと、魔王の呼吸が荒かった。
『英雄ダンよ、貴様を勇者として認めてやろう…』
『へ?』
『貴様はこれから余の配下を全て倒して魔王城に…』
『ちょ…ちょっと待てぃ! 僕は勇者ではないぞ!』
『貴様も異世界から召喚された者だろう?』
『確かに異世界から救世主召喚で来たけど、僕は勇者ではないし、剣聖でも賢者でも聖女でもない!』
『なら、貴様のジョブは何なのだ⁉』
これは返答に困るな…?
器用貧乏という訳にはいかないし…以前もアトランティカに僕のジョブの話をしたら大爆笑されたしな。
何て言おう…?
そうだ‼
僕はヒーロースーツをフェイクで偽装して叫んだ。
『僕のジョブは、熱血戦士・ジャスティマンだ‼』
『・・・・・・・・』
ガイウス達は唖然とし、賢斗と華奈と飛鳥は頭を押さえて溜息を附いた。
咄嗟の事とはいえ、外した感が凄まじい…。
さすがに魔王も呆れているだろう?
『なるほど、貴様は異世界のヒーローだったのか…通りで余の配下の十六鬼影衆を1人で葬れる上に歯が立たない筈だ! それと、先程の余を馬鹿にした態度も…』
え? まさか信じたの??
僕は外したと思って、凄く恥ずかしかったのに…。
それに十六鬼影衆を僕1人で倒した訳じゃないんだけどなぁ…?
もう自棄だ、決め台詞も言わせてもらおう。
『クールに冷え切った異世界に、俺のホットなソウルで熱くする…熱血戦士・ジャスティマン! さぁ、来い! 悪党、ジャスティマンが正義の鉄拳を喰らわしてやる!! な~ん…』
『よかろう…異世界のヒーローよ‼ ただの人間ならともかく、貴様相手なら余の力を振るうに相応しい相手だ‼ 配下を全て倒して我が元に来い‼ その時は雌雄を決しようぞ‼』
そういって映像は止まり、アーリマンとウサギは去って行った。
僕は空に向かって叫んだ!
『最後のなんちゃってー!…くらい言わせろよ~~~‼』
やばい…!
もう、冗談では済ませられない。
面白半分に冗談を言ったのが不味かった。
僕は後ろを振り返って仲間を見ると、幼馴染の3人は首を振った。
あーーーやっちまったーーー⁉
僕は頭を抱えて激しく後悔した。
~~~~~聖竜国グランディオ~~~~~
翔也はその映像を聖竜国グランディオで見て笑い転げていた。
「さすがダンだ、笑わしてくれる! さて、俺も皆と合流しないとな…」
翔也は聖竜国グランディオを出た。
そしてサーテイルの港町に向かった。
彼の腰には、聖剣・シャンゼリオンが光を放っていた。
~~~~~太古の森~~~~~
『今の奴は、あの時の人間⁉ そうか…魔王に歯向かう者だったのか⁉︎ 面白い…!』
デスウルフのオルシェスは、黒い闇を纏って太古の森を駆け抜けた。
~~~~~テルシア王国~~~~~
「今のは勇者様では無かったぞ!」
「王様は救世主召喚は4人と言っていたのに、本当は5人だったのに隠していたのか‼」
「十六鬼影衆を1人で倒したって言ってなかった?」
「何故王様は、彼を秘密にしていたんだろうか?」
~~~~~王宮内~~~~~
「何という事だ! 魔王を倒すのは勇者の役目なのに…」
「やはりダン様は凄い方でしたのね。」
「先生は他国では英雄と呼ばれていたのは知っていましたが、まさか魔王の配下を倒していたなんて…」
「あのスキルの多さは異常かと思っておったが、なるほど…ダン殿の評価を改めないとじゃな!」
~~~~~エルヴの集落~~~~~
「ダンが英雄か…ただ者ではないと思っていたが、英雄になっていたなんてな。 やはり、ガイウスとレイリアを預けて正解だったな…」
~~~~~サーディリアン聖王国・王宮~~~~~
「やはり、ダン殿は笑わしてくれる。 彼ほどの大物はいないであろう。」
「この国を旅立っていった時の彼は英雄としては危うく感じましたが、今ではあんなに立派になって…」
「さすが親友! やる事もいう事もスケールが違うな!」
~~~~~冒険者ギルド~~~~~
「やっぱ、ダンさんは凄えよ! アレこそが俺が憧れる英雄の姿だ‼」
「ザッコスも負けていられないだろ? あの方みたいな英雄を目指すんだから。」
「ダン殿は相変わらずというか、なんというか…」
「ダン様の様な方が一時でもこの冒険者ギルドで依頼をしていたなんて知ったら…」
「オレ…あんな人に胸倉掴んで教育してやるとか言っちまったんだな⁉︎」
「次に会った時は土下座してでも謝罪しておけよ!」
~~~~~再び・サーテイルの港町~~~~~
「やばい、どうしよう! 冗談で済まなくなっちゃった!」
「ダンの自業自得だ。 それにしてもジャスティマンって、朝にやってたヒーロー番組だろ?」
「とりあえず、そのスーツ脱いだら?」
僕はフェイクを解除してヒーロースーツを消した。
「さっすがダンだね、魔王に挑発するなんてやるね!」
「俺は寿命が縮んだぞ、お前は何ていう事を…」
「ダンはやっぱり凄かったのね、私も頑張らないとね!」
「ダンのやる事なす事は、見ていて飽きにゃいにゃ!」
「師匠は相変わらず凄い自信ですね! 私も見習わないと!」
しまった!
ここまで大事になるなんて思ってもいなかった‼︎
うん、過ぎた事をいつまでも考えても仕方ない。
とりあえずこの状況を何とかするか…と思っていたら、町の奥から多くの記者が走って来た。
僕等は町の外に向かって走りだした。
そして本格的な魔王の配下との戦いが始まろうとしていた。
あの因縁の獣との戦いも…?
~~~~~第四章・完~~~~~
~~~~~第五章に続く~~~~~
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
797
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる