【完結】虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!

アノマロカリス

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最終章

第九話 名探偵リアーナ?

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 私はウルディラーンを連れて行かれるのを止める事が出来なかった。

 明らかに誰かの捏造に違いない筈なんだけど、証拠というものが全く無かった。

 そして…2日経ってもウルディラーンは帰って来なかった。

 それと同時に、痴漢騒ぎはウルディラーンが捕まった事によりピタリと止んでいた。

 それは明らかに…ウルディラーンを罠に嵌める為の画策としか思えなかった。

 私は落ち込んで項垂れていると、ルーナリアは私の元に来て寄り添ってくれていた。

 そんな私はルーナリアを見て………ある事に思い付いたのだった。

 「そういえばルーナリア、かなり前の話になるけど…ドミニオンを私から奪って婚約する為についた嘘って何だっけ?」

 「何で今更そんな話を蒸し返すの?」

 「ううん、ちょっと気になってね…」

 「あの時は確かお姉ちゃんのポーション開発の成果を私の物にして…」

 「それじゃ無くて、別な理由の方。」

 「あの時は…お姉ちゃんに嫌がらせや虐待を受けていたって話した記憶があるね。」

 なるほどね、そうなると…?

 ウルディラーンの痴漢騒ぎが起こったのは、ベルシュナーデ王国に召喚状が届いて向かったすぐ後だった。

 「ねぇ、お姉ちゃん?」

 「ウルディに罪を捏造させたり、私が一切狙われなかった理由がわかったかも…」

 「それは…誰がそんな事?」

 「私の読みが正しければ、もうすぐベルシュナーデ王国の第一王子と第二王子が店に来るわね。」

 「えーっと…どういう事?」

 ルーナリアには何故私がそんな事を言うのか意味不明な顔をしていた。

 私はルーナリアに説明をしようとした時に、第一王子と第二王子が慌てた様子で店に入って来たのを見てルーナリアは驚いた様子だった。

 「お姉ちゃん、なんで分かったの?」

 「二人の王子はまず私を心配した声を掛けてから、次にウルディを散々罵るわよ。」

 「そんな事は流石に…」

 ルーナリアは疑ったが二人の王子は案の定、私の言った通りに私を気遣った後にウルディラーンを散々罵っていた。

 私の言った通りに事が運んだのを見て、ルーナリアは私を信じられない様に見たのだった。

 「本当に言った通りになったね? それでこの後は…?」

 「今度は王城まで私を連れて行こうとするわね。 ウルディは騎士団に連れて行かれたけど、屯所では無く、多分王城の牢屋にいるわ。」

 「犯罪者扱いをされて牢屋で取り調べかぁ? 無事なら良いんだけど…」

 そして案の定、二人の王子から一緒に王城に行く様に命じられた。

 私は馬車に乗って王城に着いてから謁見の間に向かうと、国王陛下からウルディラーンの件の話をされたのだった。

 さて、この茶番劇をどうやって終わらせてあげようかな?
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