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第一章 魔王軍討伐編
第十四話 あ〜めんどくさ…
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俺は今玉座の間で国王に経緯を説明していた。
「…という訳なんだが、魔王討伐の道から外れてしまったが…?」
「弱体化をさせるというのは初めてだな。 しかし、自分の能力を弱体化させるというのはわかったがそれだけの能力降下アイテムを身に付けて少しも変化が無いとは…ヒカル殿は一体どうなっているんだ?」
俺が…というより神の操作ミスがそもそもの原因なんだよな。
途中で気付いて修正が入るかと思っていたんだがなぁ?
「まぁ、これで魔王軍も大人しくなるか?」
「大人しくどころか何も出来ないだろうからな。 下手するとその辺の10歳児にも負けるレベルだぞ。」
「ウサギより弱いというのはそういう意味か。 だとすると魔族側に魔王が弱体化していると分かれば倒されるということもあるよな?」
「魔王アヴェルユージェンがどういった魔王かもにもよりますね。 力を圧倒させて蹂躙する様な性格の魔王だったら、弱体しているのが分かれば一斉に襲われるだろうな。」
「そして新たな魔王が誕生する…か?」
「奴等の知能がどの程度かにもよるでしょう。 強大な力を持った魔王がここまで弱体化させられたら、仮に新たな魔王が誕生した所で攻めて来るとは考えにくいだろうしな。」
「幹部や最高幹部が倒されて、更には魔王の弱体化する奴がいるとなれば…我なら絶対に攻め入るような事はせんな。」
「魔族側にもそういった知能のある奴がいれば良いんだけどな?」
まぁ、魔族って脳筋かもしれないが馬鹿では無いだろうから、流石にそんな状態で攻め入る真似はしないだろう。
新たな魔王が選出されてもすぐに出て来るとは思えないしな。
「なら、魔王の件は片付いたという事で…次は別な問題が待っている。」
「次? 何かあるのか?」
「アレナの事だ! 魔王を討伐した暁には、アレナを貰ってくれるという話だ。」
「そんな約束したっけ? 確か辺境の貴族に嫁がされるという話ではなかったのか?」
「魔王が蔓延っている場合なら軍備の増強の為に…という話なのだが、魔王の脅威がなくなった今は無理に嫁がせなくても良いと考えている。」
「それは辺境の貴族から反発喰らわないのか?」
政治絡みの横槍に使われる訳か…それでアレナの事を何度も聞いて来たんだな?
アレナも辺境の貴族には嫁ぎたく無いといっていたし、別に貰ってやる分には問題は無いんだが…。
所が俺が有無の返事をしようとした時に、その辺境の貴族の一段が王都コーネリアに来たみたいだった。
また面倒な厄介事が待っている気がしないな。
「…という訳なんだが、魔王討伐の道から外れてしまったが…?」
「弱体化をさせるというのは初めてだな。 しかし、自分の能力を弱体化させるというのはわかったがそれだけの能力降下アイテムを身に付けて少しも変化が無いとは…ヒカル殿は一体どうなっているんだ?」
俺が…というより神の操作ミスがそもそもの原因なんだよな。
途中で気付いて修正が入るかと思っていたんだがなぁ?
「まぁ、これで魔王軍も大人しくなるか?」
「大人しくどころか何も出来ないだろうからな。 下手するとその辺の10歳児にも負けるレベルだぞ。」
「ウサギより弱いというのはそういう意味か。 だとすると魔族側に魔王が弱体化していると分かれば倒されるということもあるよな?」
「魔王アヴェルユージェンがどういった魔王かもにもよりますね。 力を圧倒させて蹂躙する様な性格の魔王だったら、弱体しているのが分かれば一斉に襲われるだろうな。」
「そして新たな魔王が誕生する…か?」
「奴等の知能がどの程度かにもよるでしょう。 強大な力を持った魔王がここまで弱体化させられたら、仮に新たな魔王が誕生した所で攻めて来るとは考えにくいだろうしな。」
「幹部や最高幹部が倒されて、更には魔王の弱体化する奴がいるとなれば…我なら絶対に攻め入るような事はせんな。」
「魔族側にもそういった知能のある奴がいれば良いんだけどな?」
まぁ、魔族って脳筋かもしれないが馬鹿では無いだろうから、流石にそんな状態で攻め入る真似はしないだろう。
新たな魔王が選出されてもすぐに出て来るとは思えないしな。
「なら、魔王の件は片付いたという事で…次は別な問題が待っている。」
「次? 何かあるのか?」
「アレナの事だ! 魔王を討伐した暁には、アレナを貰ってくれるという話だ。」
「そんな約束したっけ? 確か辺境の貴族に嫁がされるという話ではなかったのか?」
「魔王が蔓延っている場合なら軍備の増強の為に…という話なのだが、魔王の脅威がなくなった今は無理に嫁がせなくても良いと考えている。」
「それは辺境の貴族から反発喰らわないのか?」
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アレナも辺境の貴族には嫁ぎたく無いといっていたし、別に貰ってやる分には問題は無いんだが…。
所が俺が有無の返事をしようとした時に、その辺境の貴族の一段が王都コーネリアに来たみたいだった。
また面倒な厄介事が待っている気がしないな。
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