東京、下町の町工場で作られた女性型人工知能(AIではない方のやつ)ロボット『アイリスЖ(ジェー)4649』は、恐らく世界で最高の残念ロボットである。なぜなら、知能も能力も人間並みかそれ以下だったのだ。おまけに性格はとことん破綻した、おおよそロボットと名の付くもののなかで一番ダメな奴だった。だがたったひとつ、他のロボットが持っていないものがあった。それは…。現代科学のひずみが生み出したアイリスが、生みの親ともいえる金町社長やその家族たちと世間をお騒がせしながら、やがて訪れる世界の危機を救う…ことはない!
文字数 103,517
最終更新日 2026.01.09
登録日 2025.11.18