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夜会で婚約破棄された伯爵令嬢リシェルの前に現れたのは、王宮付き魔導士アシュ。王女からの縁談で囲い込まれそうになった彼は、リシェルに偽装婚約を持ちかける。
ただし条件は一つ――嘘をつこうとすると熱と痛みで罰する《誓約の指輪》を嵌めること。
取り繕いと沈黙で生きてきたリシェルは、本音を封じられない生活に追い詰められながらも、少しずつ「欲しい」「怖い」「好き」を口にできるようになっていく。
そして不器用なくせに執着深い魔導士は、逃げ道を残しながら決して手を離さない。――指輪が外れるのは、偽りの誓いが本心に変わったときだけ。
文字数 15,713
最終更新日 2026.02.05
登録日 2026.01.31
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