異世界と呼ばれるその世界では、創造主が森羅万象を十二に分かち、それぞれの役割を持った十二ノ神が存在していた。その神々はそれぞれが好む種族の一人に、勇者や魔王と呼ばれる形で力を与えていた。
勇者は魔王を討ち、魔王は人間を滅ぼす。それが決められたことであった。
しかし、本来魔族に力を与えるはずの闇ノ神が人間の男の子に力を与えてしまう。
人間は彼を忌み嫌い、魔族も人間である彼を嫌う。そして、彼は愛せない。
これは、そんな彼が大事なものを得るための物語。
文字数 116,629
最終更新日 2019.09.01
登録日 2019.08.21
神や精霊、魔族、人間が交わる世界・アフワ。
人間と魔族は相いれず、人間は精霊の力を借り、魔族のその身に宿る魔力に対抗してきた。
争いが争いを生み出す世界の中、ある一つの生まれ落とされた時、神々はその赤子を祝福した。その赤子は魔族より世界を破壊する魔力を持っており、神にも等しい力であった。
醜い争いを続ける大人の世界を生きるジェレミア・ロドリゲスは二度と後悔しないために、そして世界の理不尽を壊すために生きていく。
文字数 115,848
最終更新日 2019.08.22
登録日 2019.08.12
人類すべてが化け物になる可能性を秘めている世界で生きている、勉強や強くなること以外に興味がなく無気力の鶴巻玄太郎。
しかし、彼には勉強や強くなること以外にしたいことがあった。
それは“恋”である!
ある美しき女性に一目ぼれをしたその時から、彼は恋というものに強く興味が引かれていった。だが、彼には無気力で無関心であるがために一筋縄ではいかない。ただの恋愛では、彼は大きく突き動かされない!
そんな彼が、無関心で無気力でありながらも恋をする、そんなお話。
文字数 21,548
最終更新日 2019.07.25
登録日 2019.07.21