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第1章(序章) 絶望の果て  俺の名前はイース、小さな国の小さな村に産まれた。貧しいながらも、両親の愛情を一身に受け幸せに育った。友人にも恵まれ、ベアスという親友もできた。それから、美しい恋人のビクトリアとも出会い将来を誓いあった。  幸せを噛み締めていたが、それは、15歳の夏に突然奪われてしまう。ある事件がきっかけだった。いくら無実を訴えても誰も信じてくれない。その後、優しかった父に勘当された。そして、優しかった母や妹も、信頼できる親友も、心から愛した恋人さえも、俺の元から去って行った。  絶望した俺は、この国を出るしかなかった。そして、さまよい歩いたすえ、倒れ意識を失った。 第2章 新天地  野垂れ死ぬ寸前に、1人の老人に救われた。俺は、何者なんだ?生まれて来た意味はあるのか?  ここから、イースの新しい人生が始まる。
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文字数 63,301 最終更新日 2024.05.10 登録日 2024.04.11
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