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無職独身一人暮らし40歳、一週間後には家から追い出される予定。 人生どん詰まりな黒羽勇二の元へ、小学生時代の友人、灰江光一が訪ねてくる。 灰江とは25年ぶりの再会で、黒羽は驚くが、灰江は黒羽の家にズカズカ入ってくる。灰江は28年前に結成したノストラダムス解明会「怪解会(カイカイカイ)」を再結成しようと誘いに来たのだ。 灰江はホラーミステリー作家になったが、スランプになっていた。そこで、出版社からバイトとリハビリを兼ねて、子供時代の怪奇事件を記事にする話がきたのだ。 読者はバディものが好きとの、灰江の謎のリサーチの元、オカルト同志だった黒羽の所へやってきた。 黒羽は報酬に誘われ、引き受けることにしたが……。 どん詰まりコンビで、子供時代の朧気な記憶を辿っていくと、奇妙な話が次々と現れ、さらに黒羽はなぜか血溜まりの幻覚を見るようになる。 ノストラダムスに夢中になっていたあの時代、本当は身近に起きていた奇妙な事とは……。
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小説 184,637 位 / 184,637件 ライト文芸 7,549 位 / 7,549件
文字数 872 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
 埼玉県にあるソカ町。東京のベッドタウンとして発展してきた、ありふれた住宅街。  そんな町に住む穂刈優人。優人は小学生までソカ町に住み、父親の転勤で沖縄県に引っ越し。最近、ソカ町の自宅を借りていた住人が出ていくと聞き、両親の反対を押し切って、またソカ町に住み始めた。   ある日、小学校で友人だった神林七月が訪ねてくる。神林七月は、今は怪談収集や心霊スポット巡りが趣味になっており、優人も神林の話を訊くうちに、大人になって忘れていた町の都市伝説を思い出していく。  夜中に田んぼに転がる女の白い生首、雨の日の真夜中に出現する異世界への道、竹林に囲まれた殺人鬼が住んでいると噂の地主の屋敷……。  次第にノスタルジックな思い出が、恐怖へ変貌していく。    
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小説 17,558 位 / 184,637件 ホラー 213 位 / 6,769件
文字数 128 最終更新日 2024.02.29 登録日 2024.02.29
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