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大好きな人に告白し、初めて両想いになれた夏の日。
幸せな時間は、帰り道の事故によって一瞬で壊れてしまった。
目の前で死んでしまった恋人・蒼。
泣き疲れて眠った「私」が目を覚ますと、そこは事故が起きる前の八月二十六日だった。
もう一度、蒼を救える。
そう思った私は、今度こそ彼を死なせないために行動する。
けれど、どれだけ運命を変えても、蒼は必ず死んでしまう。
事故、病気、転落、火事――。
何度やり直しても、午前零時になると時間は八月二十六日に戻ってしまう。
そして繰り返される一日の中で、蒼も少しずつ違和感に気づき始める。
「僕たち、本当に今日が初めて?」
やがて明らかになる、二人の過去。
このループを繰り返している本当の理由。
そして、何度も現れる「もう一人の私」。
これは、愛する人を救うために時間を繰り返す少女と、彼女を決して失いたくない少年の物語。
何度でも、君に会いに行く。
たとえその先に待っているのが、永遠の別れだとしても――。
文字数 4,534
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.26
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