桐生刻

桐生刻

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恋愛 完結 長編 R18
携帯電話も普及していない、古き良き和風の街「三江」。この街は、二大極道組織「白龍組」と「黒龍組」によって均衡が保たれていた。 白龍組組長の一人娘・小雨は、幼い頃に母を失うも、武術と符術を極めた芯の強い少女。「女神」と慕われる彼女の願いは、家族同然の組員たちが暮らすこの街の平和を守ることだった。 一方、黒龍組組長・誠の一人息子・勇は、父の冷徹な生き方に反発しながらも、魔術の才能を秘めた少年。街の平穏を脅かす者たちへの怒りを胸に秘めていた。 ある事件をきっかけに、出会うはずのない二人は密会を重ね、互いの「正義」に惹かれ合っていく。しかし、そこには決して明かされない、あまりにも重すぎる過去の因縁があった――勇の父・誠こそが、小雨の祖父母を殺した張本人であり、小雨自身もまた、誠によって深い傷を負わされていたのだ。 街に蠢く第三勢力の陰謀により、両組の対立が激化する中、二人はそれぞれの出生の秘密と、残酷な真実を知る。 「私は、あなたに守られるばかりじゃない!」 「大丈夫だ。ずっと一緒だ」 裏社会の非情な運命に翻弄されながらも、二人は手を取り合い、過去の因縁と、街を蝕む闇に立ち向かう。 これは、血生臭い抗争の果てに、深い傷を負った若者たちが「家族」という希望を見つけ出し、平和な未来を掴み取るまでの、ほろ苦くも確かな希望の物語。 (※本編完結後、二人の穏やかな結婚生活や、子供とのほのぼのとした日常を描く番外編も公開予定) 【作品の特色(補足情報として)】 携帯電話なしの和風任侠ファンタジー 武術・符術VS魔術の異能力バトル シリアスな本筋と、ほのぼのとしたエピローグの対比 不器用な主人公たちが成長していく人間ドラマ
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文字数 162,450 最終更新日 2025.12.07 登録日 2025.11.24
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