3
件
わたしたちの あいだに ひびくのは むなしいこえ だけ
酒向純嘉(さこう すみか)は近隣から「お嬢様学校」とされる女子校の中で要領良く生きていたが、二年生になるタイミング、妹が高校進学するタイミングで両親が離婚し、苗字が「吾味(ゴミ)」になってしまい、学校から遠退いてしまった。祖母と家事の手伝いとというオリジナルの合成音声ソフト、詞倉ユナを用いる覆面音楽プロデューサーslag(スラグ)の音楽に浸る毎日。ある日、冴えない立ち位置とされている同級生の内藤凪(ないとう なぎ)が男に襲われているところに出くわし、なんとか難を逃れる。その後ふたりは交流を持ったが、純嘉は、凪が自分が推している音楽プロデューサーslagであると知る。そこから純嘉はバランスを失っていく。
文字数 66,582
最終更新日 2026.10.23
登録日 2026.10.23
同じ所属、同じ格好、同じ響き。それでも俺たちを、違う生き物たらしめるものは何だろう。
鷹木直人(たかぎ なおと)は、自分のファッションにこだわりを持つ棚中要(たなか かなめ)と、五十音順の繋がりで仲良くなった。直人は風紀委員に所属し、友情はそのまま2年生に進級する。ある日、直人は要と遭遇し、困っている彼を助けるも、実は要でなく、他所へ養子に出た双子の應本聰亙(おうもと そうご)であると紹介される。また高儀奈緒斗(たかぎ なおと)という直人と全く同じ響きの名前をもつ1年生が、要に連絡先の交換を申し出ていた。
要は直人に聰亙を紹介するも、環境の違いや疎外感を強く感じ、劣等感に苛まれる。それを直人にぶつけ、要は学校に姿を見せなくなり家にも帰ってこなくなってしまった。直人は聰亙から、要と聰亙の出生と事情の違いを聞かされる。聰亙は要の傷を抉ったことを知った直人に「おなじいきもの」として「自分が代わりに友達になる」と執着を示す。
ジャンルとしてはBL寄りの青春群像劇です。
W視点ものです。よろしくお願いします。
文字数 68,470
最終更新日 2026.10.23
登録日 2026.10.23
3
件