大学時代の友人たちと池袋で再会したまさとは、かつて理想や社会を語り合っていた彼らの会話が、今では仕事や将来への不安に覆われていることに寂しさを覚える。
そんな夜の流れで訪れたキャバクラで、まさとはひなという女性と出会う。明るく振る舞いながらも、どこか危うさを抱えたひな。まさとは彼女とLINEを重ねるうちに、ただの客としてではなく、一人の男として彼女を気にかけるようになっていく。退屈な日常に差し込まれた小さな刺激は、甘く、そして少し苦い味を残していく。
文字数 7,043
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.06.10