とあるピアニストが一線を退いた。
大地震のあの日、奏でる音を失ったピアニストは、静かに演奏者としての人生に幕を引く宣言をしたのだ。
だが、彼の演奏を聴いていた者はみな知っている。
彼の指先が鍵盤に触れるその瞬間まで、彼はピアノと共に生きていたことを。
そして今、“彼等”は再び舞台に立っている。
再び響き始めた旋律。
それは長い眠りから覚めたかのように、力強く、生き生きとしていて……新しかった。
そこにはかつて失われたはずの彼の音が、もう一度、響いていた──
《高らかに響かせて》 ||:《もう一度》:||
専属ピアニスト×両腕欠損作曲家
※2023/3/14….…46話・完結予定
文字数 180,732
最終更新日 2023.03.14
登録日 2023.02.10
俺達は爛れた関係ながら、楽しい時間を共有していた。所謂セックスフレンドと言う関係だった。
一糸纏わぬ姿で身体を重ねても、相手の心も本性も見えやしない。そこにあるのは純粋な快楽。ただ、それだけだったはずなのに。
ひょんな事で、相手を覆うベールが舞い上がった。眼前に現れたのは痛烈な生彩を帯びた本性。
強烈な素顔に目も心も奪われた俺に訪れたのは、初々しい恋だった。
笑ってしまう程に、愛おしい。
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登場人物
十 竹葉(28)攻め
童顔の黒髪
八手 盃(30)受け
狐面の茶髪
※全編通してR18作品です。
※本編が完結済みなので完結作品としてます。
文字数 108,525
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.09.28