季エス

季エス

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ファンタジー 完結 長編
 拠点を持たず、各地を渡り歩く流れの六人組冒険者パーティー『ベエウアギア』  等級はAでありながら、その実ほぼ無名であった。偶々立ち寄った街、ナクロガプラの冒険者ギルドにおいて、彼らは奇妙な依頼を見つける。それは、北の森に聳える石造の塔に住まう魔族、カルサスイーニアに謝罪をする、と、言うものであった。その理由すら問わず、謝るだけだと高を括り一行は依頼を請け出発する。だが辿り着いた先で、仲間の一人である、剣士ベネディクトが問題を起こした。謝罪もしていないのに身勝手な理由で魔族の首を落とそうとしたのだ。当然これに激怒するカルサスイーニア。他メンバーの行動により、何とか許しを得たものの、新たな問題が発生した。謝罪される謂れがないというのだ。どうにも埒が明かないと、本人を伴い冒険者ギルドへと戻る。ギルド長を交え話した結果、魔族以外の脅威が森に潜んでいる事が判明する。ベエウアギアは、他の冒険者パーティー、そして魔族カルサスイーニアと共に原因解明に向け森へと赴き、見事依頼を果たしたのだった。
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文字数 77,123 最終更新日 2026.08.03 登録日 2026.08.03
BL 完結 長編
「ルカーシュは、駄目よ」  その時胸に到来した思いは安堵であり、寂しさでもあった。  ルカーシュは薬師だ。幼馴染と共に、魔王を倒すために村を出た。彼は剣士だった。薬師のルカーシュは足手纏いだった。途中で仲間が増えたが、それでも足手纏いである事に変わりはなかった。そうしてついに、追い出される日が来たのだ。  ルカーシュはそっと、瞼を伏せた。  明日、明日になったら、笑おう。そして、礼と別れを言うのだ。  だから、今だけは、泣いてもいいかな。
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文字数 68,541 最終更新日 2026.02.05 登録日 2026.02.05
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