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「全身を常に強化し続けるなど、誰もいない部屋でエアコンを全開にしているような白痴の所業だ」
前世で世界のトップに君臨しながらも、あまりに退屈な未来に絶望して自死を選んだ元・財閥総帥。
彼が次に目覚めたのは、魔法が存在する異世界の第三皇子、ヴィクトールとしてだった。
彼がこの世界で目をつけたのは『真空』の術式。
運動力学に基づき、インパクトの0.01秒だけ筋組織をブーストする、圧倒的効率の【部位強化】
頭上の大気を一瞬で排除し、超音速の空気ハンマーで敵を粉砕する絶対不可避の【爆縮】
「ひれ伏すというのが、どういう事かを教えてやろう。真空とは、そういうものだからだ」
筋肉バカの次兄を肉弾戦で完封し、有能な皇太子の長男すら「私はお前が怖い」と本能的に恐怖させる怪物の片鱗。
己のすべてを捧げた狂信的なメイド、アルファを帝都の耳目として残し、ヴィクトールはかつてその魔術で魅了した強かな公爵令嬢リズベットの待つ『第一学院』の学園寮へと向かう。
次期皇帝の椅子など興味はない。
目指すは、この大陸すべての完全なる支配。
元財閥総帥の圧倒的な知性と冷徹な物理が、無知なる異世界を合理的にひれ伏せる、異世界蹂躙ファンタジー。
文字数 15,784
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.18
-愛と論理の神話哲学ファンタジー-
偉大な近衛騎士アーサーは、魔王との熾烈な戦いの末、平和な王国を築き、愛する妻や子どもたちと幸せに暮らしていた。
しかし、その平和は突如として現れたセラフィエルと名乗る謎の銀髪の女性が率いる軍勢によって打ち砕かれる。
自らに宿る謎の黒き力を解放し、セラフィエルと激突。
壮絶な戦いが起きたその後、いつの間にか知らない王国の長女として転生していた。
イザベラと名付けられた彼女は、自身が王族の娘として生まれたことを知る。
そして、目の前に現れたのは、前世で守り切れなかった息子と同じ名前の双子の弟、アルベールだった。
前世の過ちを繰り返さないため、イザベラはアルベールを鍛え、彼が大切なものを守れる力を身につけさせようと決意する。
主人公に宿る力の謎、セラフィエルの真意、転生の秘密。
そして、アーサーの後悔と女神の憂鬱。
忍び寄る魔神の気配と、聖王国の神託。
様々な思惑や陰謀が渦巻く中、彼はすべてを奪った女神セラフィエルを討つため、新たな人生を歩み始める。
しかし、その力は『魔神の力』と呼ばれ、彼自身の心を蝕んでいく。
その果てに待つのは、人類の救済か、神の論理による絶望か。
文字数 128,768
最終更新日 2026.05.12
登録日 2025.12.29
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