ウィング

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ファンタジー 連載中 長編
「最終皇帝オルフェンス・オリジンは三人の妻に裏切られ、世界を征服しながらも没した」。 歴史の授業でそう習った高校生が目を覚ますと、その最終皇帝本人として転生して十六年が経っていた。 十六歳。公式婚約式の日。三人が一列に並んでいる。 第一婚約者アシュレナ・ヴァルトは「役割として扱われること」に慣れ果てた貴族令嬢。 第二婚約者フィリス・エアンは「存在を認めてもらえないこと」を当然と思っている有能な補佐役。 第三婚約者ライラ・ソレイルは「顔以外で見てもらえないこと」に諦めている傾国の王女。 三人全員、笑顔を作っているが、誰も本心を見せていない。 歴史が示す三人の末路は知っている。 アシュレナは家族の反乱と共に去り、フィリスは歴史から消え、ライラは傾国美女と呼ばれた。 原因はすべて同じだ。元の皇帝が誰とも本当には繋がれなかったから。 だから戦い方を変える。 心理学と人心掌握──ただし操作のためではなく、本物の繋がりを作るために。 用件のない会話をする。感情に言葉をつける。相手が言ったことを覚えておく。顔を褒めない。叱らない。追いかけない。 小さな変化が積み重なる。三人の壁に少しずつひびが入る。 やがて歴史の「危機」が訪れる。ヴァルト家が動き、フィリスが消えそうになり、ライラが道具にされそうになる。 そして主人公は気づく。いつの間にか「歴史を書き換えるため」ではなく「この三人と生きたい」という感情で動いていたことを。 計算で始まった恋は、いつから本物になっていたのか。 最終皇帝の歴史を書き換えるのは、策略でも権力でもなく、ただ一つ──本物の愛だった。
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文字数 75,645 最終更新日 2026.04.21 登録日 2026.04.03
ファンタジー 連載中 長編
――婚姻で、世界を結ぶ。 平凡な大学生・春田真人は、気づけば大国「蒼穹王国」の王子レオンとして転生していた。 待っていたのは、戦火寸前の多種族世界と、「婚姻で和平を結べ」という無茶ぶりな使命。 エルフの姫、獣人の姫、海の姫、天空の姫…… 試練を乗り越え、信頼を得ていく旅の果てに待つのは、争いの終焉か、それとも――。 笑って、泣けて、胸が熱くなる、多種族×外交ファンタジー冒険譚!
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文字数 807,403 最終更新日 2026.03.07 登録日 2025.08.28
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