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名もなき姫を追う男と、正体を隠す同僚。五感が導く平安ロマンス。
ある夏の夕暮れ、避暑地の池で溺れた「名もなき姫君」に恋をした近衛武官・朝成。
唯一の手がかりである“甘い藤の香”を追い求める彼の前に現れたのは、親しい同僚・有雅の妹だった。
しかし、本物の妹と対面したとき、すべての前提が崩れ始める。
――香りが繋ぐ、平安すれ違い恋絵巻。
文字数 2,721
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.07.06
※このお話には、トゲトゲした虫(幼虫やさなぎ)が少しだけ登場します。でも、読み終わる頃には、きっと彼らが違った姿に見えるはず……!ある日男の子は、公園の片隅でトゲトゲしたへんな虫を見つけます。怖がっていると、どこからか語りかけてくる、不思議な声が。「ねえ、知ってる? あの花の奥にいる、あの蝶。実はね……」 その声に導かれるように虫を観察していると、ある夜、蛹が「ぱちん」と弾けます。現れたのは、ただの蝶ではなく、月夜に銀の鎧を光らせて空を舞う「黒い竜」の姿でした。 身近な庭の草むらが、一瞬にして誰も知らない「秘密の世界」の入り口へと変わる、驚きに満ちたファンタジー。
文字数 1,989
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.07.06
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