おいんく

おいんく

不穏な雰囲気のある話を書きます。小説の執筆は小さい頃からやっていました。人外やバトルシーンが好きです。
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ある日、突然に故郷の村がどこかへ消えてしまった。 途方に暮れていたところに現れたのは、ヨロイに亡霊が取りついたモンスターだった。 彼は人間の子どもに親しげに声をかけ、自身の夢であるという世界一周の旅に誘う。 この場でじっとしていても村が見つかるとは限らない。なら、このモンスターの仲間になるふりをして利用してやろう…と子どもは考えた。 モンスターは自身を「船長」と呼ばせた。子どもにも名乗るよう要求したが、人間にとってモンスターは敵だ。ほんとうの名を教えるわけにはいかなかった。 子どもは、新しい名を船長に考えてもらうことにした。船長は子どもに「ミナライ」と命名し、ふたりは旅に出るのだった。
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文字数 73,708 最終更新日 2024.04.01 登録日 2023.09.20
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