tatuya

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自分なりの現代ファンタジーの不思議な話を書いていきたいと思います。もしよろしければ読んでください。
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登校中に出会った幽霊はあまりにも、綺麗だった。そして、当たり前のように恋をしてしまった。 「あなた見えるの?」 そう言われて振り返ると、そこに居たのは、幼い子供のような可愛らしい子だった。 上門寺珠理という彼女は、霊媒師という聞きなれない職業をしている彼女に、幽霊保険という怪しいものを勧められた。彼女が言うには僕は霊に好かれやすいらしい。 確かに彼女に出会ってからというもの、幽霊によく襲われる気がする。 でも、彼女が言うには「幽霊なんて怖くない。こわいのは人だよ。」 そう言う彼女はいつも悲しそうだった。
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文字数 12,891 最終更新日 2018.09.30 登録日 2018.09.21
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