アカアシトカゲ

アカアシトカゲ

現役映像クリエイター。シネマティックBLジャンルの確立を目指して細々と活動する物書き一年生です。読んだ後映画一本見終わった気分になれる小説を目指して書いています。
1 件
BL 連載中 長編 R15
怪異より電気代が怖い金欠後輩に、一晩一万円で守ってもらうことになりました。 大学では容姿端麗、人当たりもよく、“王子様”扱いされている三年生・鮫島央。 しかし、その華やかな顔の裏には、誰にも踏み込ませない過去がある。 かつて父親から「二度と敷居を跨ぐな」と拒絶され、故郷と距離を置いていることだ。 夏休み初めのある日、そんな絶縁状態の父親の訃報が届いた。 そして、その翌朝から央の周りでは奇妙な現象が起こり始める。 助けを求めた霊媒師の五十嵐によれば、央自身に“あちら側”とこちら側を繋ぐ穴が開いているらしい。 五十嵐が解決に動く間、怪異を遠ざけるためには、強い「陽」の気質を持った人間のそばにいるしかないという。 そこで見つかった最強の「陽」は、サークルの後輩・宇佐見暁良だった。 無愛想。極度の倹約家。学費と生活費を稼ぐため、暇さえあればバイトを詰め込んでいる金欠大学生。 「一日一万円。用事がない時に俺の家で寝ててくれるだけでいい」 「やります。今日からやります」 こうして始まった、幽霊避けのための奇妙な雇用関係。 ただ同じ家で眠るだけだったはずが、いつしか一緒に飯を食い、互いの帰りを待ち、知らなかった顔を知っていく。 怪異には怯えないくせに水道代を気にする暁良と、彼が残した生活の痕跡に少しずつ安堵を覚える央。 けれど、央を狙う“何か”もまた、少しずつ距離を詰めてくる。 見る。 聞く。 訪ねてくる。 そして、やがて「中」へ――。 守銭奴不愛想後輩×怖がりなキャンパスの王子先輩。 誰を招き入れ、誰を拒むのか。いくつもの「敷居」をめぐる、大学生ホラーBL。
24h.ポイント 363pt
小説 3,705 位 / 235,125件 BL 845 位 / 32,770件
文字数 12,552 最終更新日 2026.10.30 登録日 2026.10.30
1 件