谷星 ひかる

谷星 ひかる

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50年前、人間の世界へと降り立った神によって政治が行われていた日本。 その政治は見るに堪えるものではなく、世界各国から非難を浴びていた。 そんな中、国民が日本各地で反乱を起こしその政治の中心となっていた 一族を滅ぼし、現在では民主主義で政治を行っている。 しかし、人間たちは知らなかった。 神を殺したことがどれほど愚かで、危険な事かを... 人間たちは国の政治が良くなったことで生活に余裕が生まれ、 娯楽を楽しみ、仕事に精を注ぐ、そんな平和な日常が広がっていた。 あの事件が起こるまでは..... それは、すべての人間がいつも通りに過ごしていた日。 空に暗雲が立ち込め、落雷が起きた。 その落雷だけでも数万人が死んだ。 直後、巨大な嵐が巻き起こる、その嵐が止むとそこには一人の老父が立っていた。 その老父は名乗る 『我が名はゼウス』と。 人間たちはゼウスを退かせることが出来たが、今後このような事が起こらないとは限らないと思い、政府は国中で魔法に長けている者を集め、 『使徒聖』という部隊を編成した。 10年前、5歳という歴代最年少で使徒聖に就任した少年が居た。 その少年は他の使徒聖では成しえない、たった一人で神を神界へと退けさせるほどの実力の持ち主だった。 その少年が10年たった現代で、使徒聖の地位を退く..とはいかなかったものの、『特別任務以外は使徒聖に関与する必要はない』 といった条件のもと学校に通う事を許可された。 そんな最強少年が魔術高校で大暴れ、無双しまくる学園生活
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文字数 12,591 最終更新日 2021.08.03 登録日 2021.08.01
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