おーたむ

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ファンタジー 連載中 長編
⸻ この世界は一つしかない。それでも人々は、それを上級界「アノファシス」と下級界「カトス」と呼び分けている。そこに本当の境界はなく、あるのはただ、そう見えてしまう認識の違いだけだった。神と呼ばれる存在「アークレイ」は世界の根源として在り、その魂を受け継いだ「ノミアン」が動き、見えない秩序を形作っている。 アノファシス側で生きる「レイ」は、理由も細かく知らされないまま、ある日『行く』とだけ告げられ、カトスと呼ばれる場所へ向かうことになる。 そこは上とも下とも言い切れない、ただ空気の質が違う場所だった。 そこでレイが出会ったのは、カトスに住む少年「ノア」。 交わした言葉は短く、出来事は小さい。それでもその出会いは、分けられているはずの世界に、わずかな綻びを生み始める。 名前とは何か。境界とは誰が決めたものなのか。 まだ答えのない問いだけが、静かに残っていく。 ⸻
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文字数 2,438 最終更新日 2026.05.24 登録日 2026.05.24
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