受験孔明

受験孔明

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絵本 完結 ショートショート
元気いっぱいで、いつも走り回っているお兄ちゃん。 その一方で、妹はおとなしく、手のかからない子でした。 両親がお兄ちゃんを追いかけている間、妹に渡されたのは一冊の本。 でも、妹はまだ字が読めません。 それでも絵を眺め、読める言葉をつなぎ合わせ、想像しながらページをめくっていきます。 やがて絵本から文字の多い本へ。 読めない漢字があっても、前後の文章から意味を想像する。 知らない言葉を覚えるたび、妹の世界は少しずつ広がっていきました。 そして、いつしか本を読むスピードは驚くほど速くなり、図書館では十冊の本を借り、本屋さんでは立ち読みで何冊も読み終えてしまうほどに。 さらに、本から覚えた難しい言葉をそのまま日常会話で使うものだから、幼稚園の先生や友達はびっくり。 「その言葉、どこで覚えたの?」 「本です。」 本を読むことは、知識を増やすだけではありません。 静かな女の子は、本の中でたくさんの世界を旅し、自分だけの世界を作っていたのです。 ページを開けば、知らない国へも、遠い昔へも、宇宙の果てへも行ける。 子どもの「好き」が、その子だけの世界を育てていく――。 本が大好きな子にも、これから本と出会う子にも届けたい、読書と想像力をめぐる物語です。
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小説 230,085 位 / 230,085件 絵本 1,093 位 / 1,093件
文字数 1,656 最終更新日 2026.08.14 登録日 2026.08.14
絵本 完結 ショートショート
大阪と京都への家族旅行。 その前日、病院にいるおじいちゃんに会いに行った子どもたちは、昔話を聞きながら、楽しい時間を過ごします。 「楽しんでおいで。」 「お土産、買ってくるね。」 それが、おじいちゃんとの最後の会話になるとは、誰も知りませんでした。 旅行の途中、おじいちゃんの病状が急変。 家族が帰る前に、おじいちゃんは旅立ちました。 そして、お通夜の日。 旅行中に大阪城の前で撮った家族写真を見ていると、何枚もある同じ写真のうち、一枚だけ、大阪城の上に不思議な形の雲が写っていました。 その雲は、まるでおじいちゃんの顔のようでした。 偶然だったのかもしれません。 でも、もしかしたら―― おじいちゃんも、最後の旅行を一緒に楽しんでいたのかもしれません。 大切な人との別れと、心の中に残り続ける思い出。 「さようなら」ではなく、「またね」。 空を見上げるたび、大切な人を思い出せるような、家族の絆を描いた物語です。
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小説 230,085 位 / 230,085件 絵本 1,093 位 / 1,093件
文字数 1,159 最終更新日 2026.08.14 登録日 2026.08.14
絵本 完結 ショートショート
まだ、うまく言葉を話せなかった小さな男の子。 保育園の帰り道、お父さんの自転車の後ろで、道ばたの葉っぱを見つけるたびに「はっぱ、はっぱ」と嬉しそうに笑っていました。 そういえば、服も靴も、いつも緑。 「みどり」という言葉を知らないその子にとって、「はっぱ」は大好きな色を伝える言葉だったのかもしれません。 時が流れ、男の子は高校生になりました。 もう自転車の後ろには乗りません。 でも――選ぶ服も、履く靴も、やっぱり緑。 お父さんは、幼い日の小さな声を思い出します。 「ずっと、好きだったんだな。」 子どもの頃の「好き」は、いつの間にか大人になっても残っている。 親子の何気ない日常と、子どもの成長を描いた、ちょっと懐かしくて、心があたたかくなるお話です。
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小説 230,085 位 / 230,085件 絵本 1,093 位 / 1,093件
文字数 853 最終更新日 2026.08.14 登録日 2026.08.14
絵本 完結 ショートショート
トンネルを見つけると、男の子はうれしそうに指をさします。 「あっ! だんにゅく!」 何度教えても、なぜか「トンネル」が「だんにゅく」になってしまう。 でも、その言い間違いが聞けるのは、きっと今だけ。 子どもが少しずつ言葉を覚えていく毎日の中には、いつの間にか消えてしまう、かわいい言葉がたくさんあります。 『だんにゅく』は、そんな小さな一瞬を描いた絵本です。 いつか「トンネル」とちゃんと言えるようになったとき、 きっと少しだけ、さみしくなる。 今しか出会えない「だんにゅく」を、一緒に楽しんでください。
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文字数 1,670 最終更新日 2026.08.10 登録日 2026.08.10
ファンタジー 連載中 長編
『憑いてる。』 あらすじ この世界では、強い人間ほど“何か”に憑かれている。 成績上位者、人気者、カリスマ、勝者。 人より抜きん出た者の背後には、普通の人間には見えない存在がいる。 それは、歴史上の英雄や偉人たちの「分霊」。 諸葛亮孔明、織田信長、石田三成――かつて強烈な意志を残した者たちの欠片が、現代の人間に憑き、その才能や野心を押し上げていた。 中学二年生の綾小路将太は、誰にも憑かれていない少年だった。 周囲の人間には次々と異形の影が見えるのに、自分の背後には何もいない。 彼は、強者たちの世界において“空席”と呼ばれる異常な存在だった。 そんな将太に近づいたのは、石田三成の分霊。 三成は最初、将太を自分と同じ「見届ける者」だと思う。 だが、やがて気づく。 将太はただ見えるだけの人間ではない。 憑かれていない空白そのものに、何かが集まり始めているのだと。 将太は、停止した時間の中へ足を踏み入れる。 そこでは街も人も動かず、ただ観測する者だけが歩くことを許される。 白い駅、東京駅に現れる巨大な影、観測地図、謎の足跡。 そして、「一人目」「二人目が近い」という不気味な言葉。 一方、周囲でも異変が起こり始める。 孔明に憑かれた少年、信長を宿す少年、影が薄くなっていく少女。 受験、模試、順位、学校生活という日常の裏で、見えない存在たちの戦いが進行していく。 憑く者。 憑かれる者。 観る者。 そして、誰にも憑かれていない“空席”。 将太は、自分がなぜ選ばれたのかを知らない。 三成も、まだ本当の答えには辿り着いていない。 だが世界は、すでに動き出していた。 これは、ただの異能ではない。 才能の裏側に潜むもの、勝者に取り憑くもの、敗者を見届けるもの、そして人間の空白に集まる何かを描く、現代ダークファンタジー。 『憑いてる。』 少年はまだ知らない。 自分の“空席”こそが、この世界で最も危険な席だということを。
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小説 230,085 位 / 230,085件 ファンタジー 53,825 位 / 53,825件
文字数 141,840 最終更新日 2026.08.04 登録日 2026.05.28
ファンタジー 連載中 長編
「三国志の軍師・諸葛亮孔明が現代の小学生に転生し、“偏差値”という数値戦争に挑む。しかしそこは、才能ではなく“環境と課金”が支配する戦場だった。」 最初に言っておく。 この話に“気持ちのいい成功”はない。 中学受験は、努力すれば報われる世界じゃない。 むしろ逆だ。 ・課金 ・環境 ・情報量 それらが、勝敗を決める。 そんな戦場に、ある日“軍師”が現れた。 偏差値を兵力と見なし、 問題を戦術で切り捨て、 再現性で勝ち続ける存在。 ――だが。 どれだけ戦略を極めても、 越えられない壁があった。 これは、 「勝てなかった物語」ではない。 “戦い方を知ってしまった者”の物語だ。
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小説 230,085 位 / 230,085件 ファンタジー 53,825 位 / 53,825件
文字数 165,368 最終更新日 2026.06.22 登録日 2026.05.26
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