さんといち

さんといち

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私—斎藤美紀菜の隣の席の、天満月光くん。美形で、賢くて、さらには運動もできるすごい人。 そんなの学校の人気者にならないわけないじゃない!…と思いきや、天満月くんには人が寄りつかなかった。 それもそのはず、彼には感情が足りないの。棒読みで、魚みたいな目で、何を考えているのかわからない。 でもせっかく隣になったんだ、どうにかして表情を引き出したい! そう思っていた私は、天満月くんに“嘘の告白”をしてしまって——⁉
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文字数 28,805 最終更新日 2022.12.19 登録日 2022.11.28
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