1
冒険者ギルド。古今東西あらゆる人々が金、地位、栄誉栄達を求めて依頼を受けては魔獣を狩っていく。そんなギルドには『調査官』と呼ばれる存在があった。 彼らは冒険者が命を落とさないように、現地の環境、魔獣の生態、種族について調べあげていた。 「ベオルフ!見てください!見たことない魔獣ですよ!これは絵を描かないと!」「ちょ、待てよお嬢!?」 調査官の中でも『特殊調査官』であるピカソ・アクリル。そして彼女の護衛である最高位クラスの冒険者ベオルフ・ヴァンデルンク。 この凹凸コンビは今日も走り回る。全ては魔獣を知り、冒険者に情報を届けるために。 ーーこれは英雄譚でも、奇譚でも、語り継がれる伝承でもない。ただただ一組のコンビが織りなす調査録である。 *この作品は「小説家になろう」でも公開しています。
24h.ポイント 0pt
小説 183,886 位 / 183,886件 ファンタジー 42,204 位 / 42,204件
文字数 39,896 最終更新日 2019.10.09 登録日 2019.10.01
1