猫手水晶

猫手水晶

小説を執筆したり、小説の挿絵やイラストを描いています。
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SF 連載中 長編 R15
 惑星アケラは、大気汚染や森林伐採により、いずれ人類が住み続けることができなくなってしまう事がわかった。  惑星アケラに住む人類は絶滅を免れる為に、安全に生活を送れる場所を探す事が必要となった。  宇宙に人間が住める惑星を探そうという提案もあったが、惑星アケラの周りに人が住めるような環境の星はなく、見つける前に人類が絶滅してしまうだろうという理由で、現実性に欠けるものだった。  「人間が住めるような場所を自分で作ろう」という提案もあったが、資材や重力の方向の問題により、それも現実性に欠ける。  そこで科学者は「自分達で世界を構築するのなら、世界をそのまま宇宙に作るのではなく、自分達で『宇宙』にあたる空間を新たに作り出し、その空間で人間が生活できるようにすれば良いのではないか。」と。
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小説 184,054 位 / 184,054件 SF 5,105 位 / 5,105件
文字数 54,445 最終更新日 2024.04.14 登録日 2022.07.10
SF 連載中 長編
 この世は煙の世とよばれていた。  街道には灯篭が並んでおり、町屋が何層にも積まれているこの場所は、絶えず煙を吐き続けることから、化け物ともいえるようなものだった。  主人公は、その化け物の背を這う虫のように、歩き続けていた。  すると、鳥居があるのを見つけ、その向こうには、もう残されていないと思われていた竹林があった。  主人公は夢中になってその中に入ることにした...。
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小説 184,054 位 / 184,054件 SF 5,105 位 / 5,105件
文字数 2,297 最終更新日 2022.07.17 登録日 2022.07.16
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