少年トウヤ。
鬼に最愛の姉を殺された夜、彼は復讐を誓う。
だが彼自身もまた、鬼だった。
鬼王の血を引きながら、角を持たず生まれた“異端”。
鬼の里を捨て、人間界へと逃れた少年は、鬼を狩る者となる。
鬼でありながら鬼を斬る。
その正体が知られれば、討伐されるのは彼のほうだ。
それでも彼は刀を振るう。
姉を奪った鬼を、この手で滅ぼすために。
鬼を狩る者たちの中に、鬼がひとり。
これは復讐から始まる少年の物語。
そして――やがて“最後の鬼”になる少年の物語。
※毎日12時頃投稿
文字数 26,768
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.03.01