1
件
名前のない神の子と、居場所を失った旅人。
春の神の子として生まれた泡雪は、ある日人間界へ捨てられた。
名前も知らず、世界も知らず、それでも笑いながら旅を続ける不思議な少年。
一方、旅人の朔は、人を信じず、ただ生きるためだけに歩いていた。
そんな二人の出会いは偶然だった。
「名前ないの?」
「あるけど教える気はない」
噛み合わない会話から始まった旅。
神々の思惑、人間たちとの出会い、忘れられた約束。
旅の果てに二人が見つけるのは、帰る場所か、それとも――。
これは、春を知らない神の子と、冬のような旅人が紡ぐ物語。
文字数 2,678
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.06.01
1
件