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元刑事・小泉格之進が開いた探偵事務所に、いつの間にか居座っていた一匹の猫。その正体は、室町時代から生きる大妖怪の猫又・スケさんだった。「旦那、この事件、金の匂いがしやすぜ」——普段はただの拾い猫、謎を解く時だけ人の姿に化ける銭ゲバ妖怪と、怪異の視えない元刑事のコンビが、事件の裏に隠された真実を暴いていく。
文字数 63,008
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.09.06
「ログアウトって、どこにあるの?」
食堂の息子であり、駆け出しの調律師でもあるレオンは、街の広場で一人の女騎士にそう尋ねられた。
彼女の名はセラ。レオンの知らない「ゲーム」という世界から来たという、腕利きの冒険者だった。
その日を境に、レオンの暮らす街には、帰り方の分からない人々が次々と現れ始める。彼らはこの世界を知っているようで、知らない。高いレベルや強力な装備を持っていても、食事をし、眠り、怪我をすれば痛みを感じる。
レオンはセラを自宅の食堂「麦穂亭」へ案内したことをきっかけに、個性豊かな仲間たちと出会っていく。
文字数 55,204
最終更新日 2026.10.02
登録日 2026.09.21
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