水瀬潤

水瀬潤

1
恋愛 完結 長編
色のない毎日を生きていた高校二年生・青柳 陽(あおやぎ はる)。 クラスの輪に溶け込めず、放課後は旧校舎でひとり過ごす彼の前に現れたのは、 眩しい笑顔を絶やさない少女――秋穂(あきほ)だった。 「私と一緒に、この屋上を塗り潰してくれない?」 彼女に導かれるように始まった、屋上への巨大な絵の制作。 筆を動かすたび、モノクロだった世界に色が差し、 凍りついていた心に、確かな温度が宿っていく。 しかし、秋穂が抱えていた“秘密”を知ったとき、 二人の時間は、静かに終わりへと向かい始める。 放課後のチャイム、夕立の匂い、そして屋上に広がる深い青。 限られた時間の中で「永遠」を描こうとした、 切なくも美しい純愛の物語。 ――これは、 さよならを、屋上の青に溶かした二人の記憶。  
24h.ポイント 420pt
小説 3,661 位 / 216,850件 恋愛 2,013 位 / 63,624件
文字数 5,451 最終更新日 2026.02.11 登録日 2026.02.11
1