白夜に支配された都では、怪異の血を引く者は“処刑”される。
怪異と人間の混血である僕も、本来なら死ぬはずだった。
子供を救ったその日、都を照らす“処刑の光”が僕を撃ち抜く。
――だが、死ななかった。
光に焼かれたのは僕ではない。
影に潜んでいた魍魎だった。
死を免れた僕は、世界の“境界”を引き直す神通力《一線》に目覚める。
光か、闇か。
排除か、共存か。
そのどちらにも属せない僕は、光統院が隠してきた白夜の都の真実を暴き始める。
そして――
処刑される側だった僕は、光に支配された世界を書き換える。
文字数 2,022
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.18