加藤浩次、極楽とんぼ復活へ本気か…『スッキリ』打切の噂とNewsPicks出演の野望

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表舞台からは遠ざかった印象の山本圭壱(極楽とんぼ)だけど、自身のYouTubeチャンネル「けいちょんチャンネル」はチャンネル登録者数40万人超えで、結構ファンがついている様子。チャンネル名ははじめしゃちょーにつけてもらったそう。(画像は同チャンネルのトップページより)

新天地の開拓は、山本圭壱とともに極楽とんぼを再び浮上させるため?

 いずれにせよ業界内では、そう遠くない将来に『スッキリ』は終わるのでは……という気配が漂っているのだとか。その理由として、「加藤さんは、最後は芸人として終わりたいはずだから」と語るのは、ある放送作家だ。

「加藤さんももう52歳。テレビタレントとしては自他ともに認める成功者ですが、心残りはやはり、極楽とんぼのことだと思うんですよ。

 極楽とんぼは、誰にでも噛みつく“狂犬”加藤浩次さんと“動けるデブ”山本圭壱さんによる、現在の“芸人ありき”のテレビバラエティのまさに黎明期に大活躍したコンビ。東京芸人の兄貴分として多くの後輩から慕われ、本来ならコンビとしてもっと売れていてもおかしくない存在だったわけですが、2006年の山本さんの不祥事により、空白の10年が生まれてしまった。2016年に極楽とんぼとして再結成しても、当時の勢いを取り戻すことはできないまま今に至っています。現在、コンビでのレギュラー番組はABEMAで月イチの番組が1本と、BSの旅番組、そしてラジオが1本だけですから。

 いま、山本さんはYouTubeチャンネル(『極楽とんぼ山本圭壱 けいちょんチャンネル』)が大変好評で、往年の『めちゃイケ』(フジテレビ系)を彷彿とさせるような暴れん坊ぶりで一定の人気を獲得している。いま加藤さんが、テレビだけにとどまらない新天地へと活躍の場を広げようとしているのも、極楽とんぼが再び脚光を浴びるためにこそ……という思いもあるのではないでしょうかね」

 ちまたで噂される『スッキリ』打ち切りへのカウントダウン。もしかしてそれは、極楽とんぼ復活ののろしなのかもしれない。

(文=藤原三星)

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●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara