スタバ紙袋の芸術的デザイン&フレキソ印刷技術に驚嘆…「あの印刷会社しか」

<クラフト紙にこの色を出すだけで驚異>

 そんなカップと同系のデザインが施されたテイクアウト用の紙袋がSNSで話題を呼んでいる。スターバックスで通常使われている紙袋は、茶色のクラフト地に緑の同チェーンのロゴがプリントされたものだが、時期によってさまざまなオリジナルデザインのものが使われている。いずれのデザインも凝ったものが多く、アマゾンやメルカリなどでは使用済みの紙袋が数枚セットで出品されているケースも目立つ。たとえばメルカリでは今回の“桜版”紙袋が5枚セットで700円で出品されており、人気の高さがうかがえる。ちなみに1枚あたり140円となるが、マクドナルドでは「プレミアムローストコーヒー(S)」が1杯120円で購入でき、「マックのコーヒー1杯よりスタバの紙袋1枚のほうが高い」ということになる。

 この紙袋の印刷技術の高さが注目をあつめており、SNS上に以下のような声が多数あがっている。

<この袋すごい このフレキソを拡大鏡で見たい。古巣の印刷会社も業界でもでかいクラスの工場に結構最新鋭の印刷機を持っているけど、この袋ができるとは思えない。日常の中の芸術だよこれは>

<スタバ紙袋のフレキソ印刷の技術の半端なさ。さらに進化してて目を見張ります!こんなに特色使って、乾燥時間とか想像するに気が遠くなる>

<フレキソ印刷でイメージしやすいのは段ボール箱に社名が入ってるアレ。通常ならゴム版1~2色くらいでないとズレが大変な印刷形式で網点も荒いのでデザインする時もグラデも選ばないんだけど、そのスタバのは果敢に挑んだ紙袋>

<フレキソ印刷、色毎の版を作って水性インクで印刷するアナログな印刷方法なんだけど濃い色と濃い色が重なると滲むし少しでもずれればはみでちゃう スタバのマークの縁がきもーち滲んでるから逆に「本当にフレキソだ!」とわかった>

<フレキソでこんな網点ちゃんと出んの?線数いくつだこれ 平台で職人とブランケット酷使しましたとかじゃなくて?>

<白ベタ印刷かけてからその上にフレキソしてるのヤバすぎる。本気で世界一手の込んだスタバ紙袋の可能性ありますね>

<食品関係でこの印刷技術のフレキソとなると、以前の仕事で何回かパッケージ印刷をお願いしてここは凄いと思ったあの大きな会社しか思い浮かばないが、違うかな?>

<水性フレキソ印刷だとしたら環境負荷を優先するスターバックスの姿勢とも合致する。とにかくすごいわこりゃ>

<ここのピンクなんかは下地の白印刷に赤色の網点でピンクを再現。あとフレキソでここまで綺麗なグラデーションは小規模の紙袋屋は機械がないので印刷できないです>

<白、ピンク、黄、水色、薄緑、濃緑、茶の7色刷り。フレキソ印刷のスクエアドットかな。すごく印刷がきれいで見当ずれもほぼ見当たらず。クラフト紙そのまま見えてるのが枝部分しかない。底に見きれてるドブ部分もかわいいわぁ>

<クラフト紙にこの色を出すだけで驚異。あ、最初に白刷ってんのか。それだけでも手間でコスト高>

<フレキソ印刷の線数(画像で言う解像度)がここまで細かく再現できる印刷機とそれを貼り合わせ箇所を正確に維持しつつ作る量産技術ですね。普通のオフ印刷と違って1色ずついわゆるゴム版で印刷してます(版画がずれやすい)高性能の機械と職人がいないと作れないです>

<これフレキソなの!?信じられない……こんな綺麗なグラデで、版ズレもほとんどないなんて……美しすぎる>

<紙袋や段ボールのフレキソ印刷は通常印刷より物凄く出来る事が限られる上、版ズレしやすいから余程チームになってやらないと無理な内容>